シーカーとその協力者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 10:22 UTC 版)
「ダンボール戦機」の記事における「シーカーとその協力者」の解説
シーカーに途中から加わった人物や、タイニーオービットの社員など関係の深い人物もここで述べる。 山野淳一郎(やまの じゅんいちろう) 声 - 小松史法LBX:ジ・エンプレス(ゲーム版のみ)、マスカレードJ(マスクドJとして)、アキレス・ディード(仮面の男として)、オーレギオン(ゲーム版のみ。裏ランキング2位として) 山野バンの父親でありLBXの発明者。44歳→45歳(W)。タイニーオービット社の研究開発室に勤務していた2042年にLBXを完成させ、天才的な工学博士、エンジニアとして名を馳せる。LBXの研究が本業だが、その研究過程でバンたちの戦いを助ける発明品も生み出す。イノベーターから身を潜めている間も、謎のLBXプレイヤー「マスクドJ」としてバンたちの前に現れ手助けをしている。科学者として「新たなテクノロジーに携わる者こそ人間の良心を忘れてはならない」との信念を持ち、LBXが兵器として扱われる現状に苦悩しながらも、バンに励まされて子供たちとLBXの未来を信じる。 『W』(アニメ版)において、アキレス・ディードを乗っ取り操っていた人物(第29話以降は青島カズヤ)であり、ブリントンでバンたちをサポートしつつ実際はディテクターの首領「仮面の男」として活動していた。ブレインジャックによるテロはパラダイスを利用して世界征服を企むオメガダインを攻撃し、同時にバン達にその実態と野望を知らせるためであり、ブレインジャックに使ったコンピューターはすべてパラダイスと何らかの関わりがあった。アルテミスのナズーの爆発は彼の狙撃によるものであり、バンにその事を聞かれた際には肯定している。 同じレベルファイブ作品である『妖怪学園Y 〜Nとの遭遇〜』第57話にも登場した。 宇崎拓也(うざき たくや) 声 - 中村悠一LBX:アキレス・ディード(『W』1話のみ。機体紹介として)、ホーネット、シャルナック 山野淳一郎の元助手で、シーカーの創始者。父はタイニーオービット社創業社長の宇崎彰一郎で、兄は同社二代目社長の宇崎悠介。LBXの軍事利用を断った父が、海道義光によって殺されたことを知り、シーカーを創設する。当初は海道に対する恨みが先行していたが、次第に考えを改めていく。シーカーでは指揮官としてさまざまな指示を出し、バンたちの活動をサポートする。最初は少年少女を軽んじていたものの、共に戦ううちに信頼を固めていった。本業はタイニーオービット社の開発部部長で、悠介の死後は社長に就任している。ディテクター事件の影響から社長を辞任した際はNICSに加入し、同事件の終結後は再び社長に復帰している。 宇崎悠介(うざき ゆうすけ) 声 - 四宮豪LBX:パンドラ LBXのトップメーカー「タイニーオービット」の二代目社長で、宇崎拓也の兄。謎の人物「J」こと山野淳一郎から、高性能な新型LBXの設計図を定期的に受け取り製造している。父・宇崎彰一郎が海道義光に殺されたことを知りながらも、穏便に行動しているように見えることから、海道に復讐すべきと主張する拓也と仲違いしている。しかし実際は、陰で海道を告発するための資料を集めたり、窮地に陥った山野バンたちを陰ながら支援していた。イノベーターによるタイニーオービット社襲撃の際に、イノベーターのトラックから霧島を庇い、帰らぬ人となる。 財前宗助(ざいぜん そうすけ) 声 - 中村悠一LBX:カンウ 新任の若き総理大臣。所信表明演説の言葉から、イノベーターにとっての脅威と判断され、命を狙われている。国会答弁では、尊敬する科学者の言葉として山野淳一郎を挙げている。娘のトウコがいる。 『イナズマイレブン』シリーズにも同名の人物が登場している。 石森里奈(いしもり りな) 声 - 広瀬有香 山野淳一郎の元助手の女性。タイニーオービット社研究開発室時代から山野の助手を務めており、山野、檜山蓮らと共にイノベーターに捕われ「白の部隊」に所属させられていた。檜山に続いてイノベーターの研究施設から脱走し、山野から託されて「AX-00」を山野バンに手渡した。イノベーターを脱走後も、妹・ルナ(声:中村知子)の病気治療に必要な人工臓器技術を海道義光に握られていたため、イノベーター側のスパイも務めていたが、妹の治療がなかなか進まないことを海道に抗議した際に、海道が既にアンドロイドにすり替わっていたことを知らないまま誤って「射殺」したことで、イノベーターにいられないと感じ完全に離反。それ以降はシーカーの活動に専念する。 八神英二(やがみ えいじ) 声 - 星野貴紀LBX:ジェネラル 警察官で、トキオブリッジ倒壊事故の遺族。監督官庁の大臣として謝罪の名目で接近してきた海道義光を当初は快く思わなかったが、海道の秘書となり活動を間近で見るうちに信用してしまい、さらにイノベーターに加入し諜報部隊「黒の部隊」の司令官となった。しかし、殺人まで行うようになったイノベーターを見限り、シーカー側に協力するようになる。その後、財前宗助から総理大臣直属の諜報員としてのスカウトを受け、表向きには「八神探偵社」を名乗り部下のエージェント3人組と共に活動する。セキュリティカードを兼ねた政府機関の身分証を所持している。エージェント - 真野晶子(まの しょうこ) / 細井将志(ほそい まさし) / 矢壁塀太(やかべ へいた) 声 - 岡村明美(真野晶子) / 徳山靖彦(細井将志) / 奈良徹(矢壁塀太)LBX:デクー → デクーエース(真野晶子) / デクー → デクー改(細井将志) / デクー → デクー改(矢壁塀太) 八神英二が率いる組織のメンバー。元々はイノベーターで八神が統括していた「黒の部隊」の構成員で、任務時は黒いスーツを着用し仮面で顔を隠していた。後に八神がイノベーターから離反する際に同行し、後に八神探偵社の所員となる。三人組のリーダー格である女性の晶子は元凄腕のハッカーで、将志は元凄腕のエースパイロット、塀太は元凄腕のエンジニアであり、三人共その腕は今でも健在。 霧島平治(きりしま へいじ) 声 - 星野充昭 アスカ工業の元社長で、強化ダンボールの発明者。自社がタイニーオービット社に吸収された後、神谷重工に偽りを吹き込まれてタイニーオービットを恨み、イノベーターの手先としてタイニーオービットへの襲撃に加わる。宇崎悠介の死後タイニーオービット社と和解し、シーカー・タイニーオービットの一員として、技術開発に協力するようになる。 西原誠司(さいばら せいじ) 声 - 櫻井トオルLBX:ムシャ、クノイチカスタム サイバーランス社開発部開発局長、次世代LBX研究室主任研究員。同業のタイニーオービット社をライバル視しているが、さまざまな事件を経るうちに、テロと戦うタイニーオービット社に協力することになる。 霧野紗枝(きりの さえ) 声 - 川瀬晶子LBX:さくら☆零号機、クイーンカスタム タイニーオービット社の社長秘書を務める女性。宇崎家と海道義光との因縁に詳しい。沢村宗人が社長に就いている間も社長秘書を続けているが、宇崎拓也たちシーカーへの内通者としても動いている。 結城研介(ゆうき けんすけ) 声 - 奈良徹LBX:ムシャ タイニーオービット社開発部の技術者。シーカーの技術開発にも協力している。 矢沢リコ(やざわ リコ) 声 - 真堂圭LBX:クイーン 四天王で、郷田ハンゾウが率いるゴウダ三人衆の1人。唯一の女性メンバー。背が低くて、注連縄で縛った長いポニーテールと長ランが特徴の典型的スケ番風の外見をしている。演歌が大好きで、いつも鼻歌で歌っている。 口ぐせは「演歌だねえ」。郷田に従いシーカーの一員となり、山野バンたちのことも仲間として認めるようになる。 鹿野ギンジ(しかの ギンジ) 声 - こぶしのぶゆきLBX:マッドドッグ 四天王で、郷田ハンゾウが率いるゴウダ三人衆の1人。舌が長く、顔色が悪くゾンビのような風貌をしており、「ウヘヘ」という笑い声から気味悪がられる事も多い。戦闘ではマッドドッグのステルス機能を最大限駆使して戦う。 郷田に従いシーカーの一員となり、山野バンたちのことも仲間として認めるようになる。 亀山テツオ(かめやま テツオ) 声 - 四宮豪LBX:ナズー 四天王で、郷田ハンゾウが率いるゴウダ三人衆の1人。人一倍大柄な体に反してちょっとお惚けなところもあるが、LBXに関しては恐ろしく詳しい。丸まったおちょぼ口で「ごわす」と語尾につけて喋るのが口癖である。郷田に従いシーカーの一員となり、山野バンたちのことも仲間として認めるようになる。 三影ミカ(みかげ ミカ) 声 - 渡辺明乃LBX:アマゾネス 山野バンの同級生。13歳→14歳(W)。言葉を単語ごとに区切って片言で話す。ゲームでは序盤からバンとLBXバトルをするが、アニメではシーカーに入るまでバンたちにLBXを所持していたことを知られていない。 大口寺リュウ(だいこうじ リュウ) 声 - 千葉進歩LBX:ブルド → ブルド改 山野バンの同級生。13歳→14歳(W)。重機マニアでパンツァーフレーム機体に愛着を持っており、「チーム・アーミーチャリオット」の大ファン。小心者でLBX操作の腕も良くないが、シーカーでは知識面を買われている。
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