アームド・アーマーとは? わかりやすく解説

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アームド・アーマー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/07 01:26 UTC 版)

ユニコーンガンダム」の記事における「アームド・アーマー」の解説

RX-0シリーズ用の増加装備サイコフレーム同士共鳴性に着目した技術者によって試験的に開発され増加サイコフレーム兵装で、ユニコーンモードでもすべての機能使用可能とされるいずれも装備する機体合わせて塗装されサイコフレーム機体と同じ色に発光する原作小説版には登場しない装備であり(追補小説には登場)、アニメ版UC』の設定創作担当した関西リョウジによればストーリー後半で昔のMSだけでなく映像オリジナルMSでのインパクトが必要と考え単純に新規武装終わらないRX-0専用作られ継続性のある装備としてアームド・アーマーが設定されたという。さらに、バンシィがアームド・アーマーをエピソードごとに各部位装着し最終的にそれらすべてを1号機装着するという「パーフェクト・ユニコーンガンダム」ともいうべき計画もあったが、アニメでは実現しなかった(のちにゲームフルアーマー・ユニコーンガンダム・プランBとして結実)。脚部装備するパーツ登場していないが、ある程度方向性模索されていたとのこと。 ハイパー・ビーム・ジャベリン / アームド・アーマーHJ プラモデルマスターグレード フルアーマーユニコーンガンダム Ver.ka』に付属したのが初出福井からのイメージ『機動戦士ガンダム』放送当時クローバー発売した玩具ガンダム DX合体セット』に付属した武器の「ソードジャベリン」をもとにしている)を受けてカトキデザインした。「アームド・アーマーHJ」の名称はユニコーンガンダムPFD設定付けられ、"HJ" は "Hyperbeam-Javelin" の略である。 アームド・アーマー・シリーズのプロトタイプ。斧と機能合わせたハルバード類する武装であり、MS頭頂高ほどある長い柄をもつが、柄から伸びるグリップを握る形となっている。先端にはジャベリン型とアックス型の2種ビーム刃を発生させるビーム発振部をそれぞれ備え、これらにはサイコフレーム内蔵されており、展開時にはスライドして一部露出する発振されるビーム刃は大型だが、出力はバンシィ・ノルンのビーム・ジュッテと互角に切り結ぶ程度となっている。柄を折り畳むことで収納形態になるが、2つ折りのショート・ジャベリン形態シールド取り付けることも可能。ジャベリン型のビーム発振部は取り外して柄尻部分移動させたり、ビーム・マグナムへの取り付けも可能。 小説版およびアニメ版本編1号機装備しないが(テレビ版『Re:0096』のオープニング映像ではフルアーマー・ユニコーンガンダムが装備)、アニメ版ではネェル・アーガマ搬入されていた1基(ビーム発振部は1号機合わせた白でサイコフレームは赤、柄はグレー)が柄を切り詰め、クシャトリヤ・リペアードの失われた左前腕部代わりに接合され戦場投入された。その後、バンシィ・ノルンとの戦闘軽くなされたあとに叩き折られ役割終える。 漫画版バンデシネ』では、バンシィ・ノルンが装備している。第14巻表紙によれば、柄の部分含め機体色に合わせた黒で塗装されている。 アームド・アーマーBS バンシィ(アニメ版)が右腕装備する射撃武装。"BS" は "Beam-Smartgun"(ビーム・スマートガン)の略。カトキの「もっと凶暴なキャラクター性出したい」との提案から、Vダッシュガンダムビーム・スマートガンνガンダムフィン・ファンネル参考にしている。 通常前腕部甲に2つ折り畳まれており、この状態でも内蔵されているセンサー・ユニットからサイコミュ随時データパイロットに伝達することでセンサー能力大きく向上する射撃時には手を覆うように展開し、センサー・ユニットから得られ空間データ伝達し、その感応波をインテンション・オートマチック・システムを介してフィン状のビーム偏光器連動させることで高精度の「予測照準」を可能とする。νガンダムフィン・ファンネルと同じ開放式バレル採用しており、ビーム・マグナムより威力は低いが、必要十分上の性能をもち、照射時間長いまた、ビーム歪曲して射出も可能。 アームド・アーマーVN バンシィ(アニメ版)が左腕に、バンシィ(U.C.0095ver.)が右腕装備する近接格闘武装。"VN" は "Vibro-Nail"(ヴァイブロ・ネイル)の略。 パイロット感応波を受信した際のサイコフレーム大幅な強度向上、すなわち「強靭性」のみに注目して開発されるBS異なり通常時から手を覆うように装備されているが、外装コーティングほどこされているため通常のシールド変わらないビーム性能をもち、サイコフレーム強靭さを利用した質量兵器としても極めて秀である。展開時にはの爪を模した4本のクローとなり、いわゆる超振動破砕兵器として内部構造粉々に破壊することが可能。ビーム・サーベルより場所を選ばない強力な近接兵器である。なお、装備時もビーム・トンファーの展開は阻害されない。 『UC』の総作監督メカニカルデザイン担当した玄馬宣彦によればシールドでも防げない最強クラス近接兵器(だと思う)とされ、1号機でも当たった危険だっただろうとのこと。 アームド・アーマーDE 漫画版機動戦士ガンダムUC バンデシネ』で1号機単体装備したのが初出で、その後バンシィ・ノルンやフェネクスにも装備された。"DE" は "Defense-Extension"(ディフェンス・エクステンション)の略。 RX-0シリーズシールド機能拡張主目的とする、最初期開発されたアームド・アーマー。シールド増設する形で、宇宙空間での機動力強化のためのスラスターと、先端部(腕部シールド装備したの上部)に広域攻撃手段のためのメガ・キャノン内蔵する。デストロイモードでは本装備形状大きく変え、デストロイモードの機動をさらに鋭くし、メガ・キャノン狙撃性能正確さを増す。スラスター上部に4基、下部に2基、いずれもウィング状に展開する部分にあり、背部装備した状態では可変MS並みの大推力を得、行動範囲拡大貢献している。先端には蓋付きグリップがあり、取り回しやすくなっている。 『バンデシネ』では、ネェル・アーガマ搬入されいたものの、1号機開発関与したアーロン・テルジェフでさえアームド・アーマーの存在知らなかったため検証作業時間がかかり、旧首相官邸ラプラス調査の際にに装備して初出撃。デストロイモードに変身し、本装備推力加えて推力クラーケ・ズール追い付きビーム・トンファー切り刻む。ガランシェールに収容されての地球降下後ダカール戦闘で本装備は一旦外されシールドにビーム・ガトリングガンを装備して戦闘参加その後連邦軍トリントン基地およびラー・カイラム潜入したスベロア・ジンネマンたちがビスト財団コンテナから発見して奪取し、ふたたび1号機シールド装備するまた、同作品のフルアーマー・ユニコーンガンダムは3基のシールドすべてに本装備増設している。 アニメ版UC』では1号機装備しない。バンシィ・ノルンの本装備はクシャトリヤ・リペアードのファンネル・ミサイル防御した際に破壊される(この時点ではシールド自体は無事)。 フェネクスは、本装備2基を「ブレード・ルート・フレーム」を介してバックパック接続しており、爆発的な加速力発揮するシールドサイコフレーム推進機関なしに遠隔誘導できることから、漫画『ラスト・サン』では背部から前腕部に誘導させてメガ・キャノン発射体制をとっている。劇場アニメNT』ではファンネルのように自在に誘導しているが、メガ・キャノン使用せず打突攻撃をおこなっている。 ユニコーンガンダム ペルフェクティビリティは『NT』のフェネクスのようにシールド・ファンネルとして扱い、更にメガ・キャノン照射することで、ネオ・ジオング射撃戦を展開している。しかしその途中ネオ・ジオング大型ファンネル・ビットに取り付かれ上でジャック受けて暴走最終的に自爆させられてしまった。 アームド・アーマーXC バンシィ・ノルンがバックパック装備し、デストロイモード時には上方展開してのような態となる。"XC" は "Xeno-Connect"(ゼノ・コネクト)の略。漫画機動戦士ガンダム U.C.0096 ラスト・サン』では、フェネクスにも一時的に装備される後期開発されたアームド・アーマーで、ジェネレーター出力強化加え頭部ブレード・アンテナと連動する拡張機能をもち、パイロット常時接続おこないつつ、敵性サイコミュ搭載MS発する感応波の受信能力、および本機パイロット感応波の送信能力増幅させることでNT-D発動条件緩和し発動後もパイロットサイコミュのより高い親和性維持する。これにより、ニュータイプ以外がパイロットでもデストロイモードでの高い戦闘能力発揮することが可能となっている。だが同機運用データによれば、リディ・マーセナスは自身の「力」だけでNT-D発動させていたとされている。中央にはマウント・ラッチがあり、本装備状態でも背部シールドマウント可能。 本装備開発には、かつて存在した忌むべき技術」が少なからず関係しているとされる漫画『ラスト・サン』では、本装備一般人ニュータイプ的な能力与え代わりに強化人間化させてゆく「ナイトロシステム研究施設開発されており、フェネクスというRX-0の「実機」を入手したことで要求スペック満たすフェネクス装備されるとともにアルベルト・ビストにも渡されるが、後者ナイトロ関連匂わせない「余所(よそ)行き」のものとされるアニメ版UC』では、バンシィ・ノルンの本装備ネオ・ジオングとの戦闘にて、サイコシャードによって引き起こされ武装破壊現象仕掛けられた際、直接的な武器ではない本装備自壊させられた。 『ラスト・サン』では、フェネクスの本装備はルガー・ルウのリバウビーム・サーベルによって破壊される

※この「アームド・アーマー」の解説は、「ユニコーンガンダム」の解説の一部です。
「アームド・アーマー」を含む「ユニコーンガンダム」の記事については、「ユニコーンガンダム」の概要を参照ください。

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