開放式
開放式(インキトレー方式)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/27 07:46 UTC 版)
「パッド印刷」の記事における「開放式(インキトレー方式)」の解説
インキトレー方式とは、パッド印刷の古い方法で、インク供給の方法として「インキトレー」と呼ばれるインク溜め部を印刷版の後ろに設置していた。ドクターブレード(ステンレス製の刃。シャープな印刷が得られるが、とても高価)やスキージ(ゴム製のへら)を使い、インキ溜め部のインクを印刷版上に押し出した後、印刷版の表面からインクを搔き取り、エッチング部にのみインクを残し、これをパッドに拾わせる。開放式はインクの溶剤が蒸発するので、インクの粘度が安定しないうえにとてもくさい。
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開放式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 07:40 UTC 版)
単に「石油ファンヒーター」と呼ぶ場合、通常はこの方式のみを指すことが多い。 燃焼用空気を室内から取り入れ、燃焼したガスを室内に排気する方式。燃焼の調節は供給する燃料の量を電子的に制御し、それに応じてファンモーターの出力を自動的に制御するようになっている。使用にあたっては定期的な換気が必要である(通常使用時は不完全燃焼や一酸化炭素中毒防止のため「電源入から3時間後に自動消火」する機能があり、継続使用する場合は1時間に1度以上部屋を換気し「延長」ボタンを押す)。室内に排気するので、一酸化炭素や臭いなどをなるべく出さぬよう燃料の量を正確に制御する技術が求められ、また点火時、消火時に石油臭を減らすために細かい制御が加えられている。そのため、普及においてはFF式の方が早かった。 開放式の石油ファンヒーターは1978年に三菱電機の群馬製作所が開発し、日本国産第1号機が発売された。商品名は「ダンファン(暖ファン)」と命名された。 なお交流100V電源を用いる開放式ストーブ(ブルーヒーター)は主に業務・店舗用のため、気密性の高い8畳以下の小さな部屋では使えない(不完全燃焼による一酸化炭素中毒の危険があるため)。また石油ファンヒーターは一酸化炭素中毒防止のため「点火後3時間経つと強制消火」するようになっており、オフタイマー動作直前にランプ点滅とブザーにて告知する。継続使用する場合は部屋の換気をしたのち「延長」ボタンを押せば燃焼時間が3時間延長される。
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開放式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/19 10:21 UTC 版)
コンサベータと呼ばれる小タンクを本体タンク内上部に設けて、その中でシリカゲルなどの吸湿材入りの吸湿呼吸器を通じた呼吸作用を行わせる。
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開放式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/09 20:45 UTC 版)
高天井かつ大量の可燃物が存在する劇場の舞台等で設置される。感熱部の無い開放型スプリンクラーヘッドと配管を配置し、火災時に舞台袖に設けられた手動起動装置のバルブの操作や、防災センターからの電磁弁の操作により一斉開放弁を動作させ、一定の範囲のスプリンクラーヘッドから一斉に散水し消火を図る設備である。舞台上の散水区画は数箇所に分けている。各起動装置のバルブがどの位置に散水するバルブか判りやすいよう表示する必要がある。また通常複数区画同時の散水能力はなく、みだりに多数の区画を起動すると消火不能に陥る危険がある。
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開放式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 08:53 UTC 版)
開放式とは、列車内の便器の下から直に線路に開放されている方式をいう。俗に「垂れ流し式」ともいう。英語では "drop chute toilet"(落下式便所)または "hopper toilet" 。汚物は高速運転中であれば自然に線路上に飛散し、屋外環境において自然に風化・消滅することを期待されている。 列車便所ではもっとも原始的な方式であるが、日本の鉄道でも19世紀末から100年以上にわたり開放式が実用されていた。ヨーロッパでは高速列車以外では未だに多く残っている。開放式の場合、列車走行中でなければ汚物は自然飛散せずにそのまま直下に流下してしまうため、停車中には使用しないよう注意書きが掲示されることがある。またトンネルや地下線区間でも風化を期待できないため、使用が禁じられている事例がある。 線路等の鉄道設備への衛生上の影響や、沿線住宅地域への悪臭等の被害など「黄害」(おうがい、こうがい)と呼ばれる問題が生じた。
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開放式と同じ種類の言葉
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