印刷版
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/27 07:46 UTC 版)
印刷版(刷版、プレートともいう)は、印刷したい図像を保持するために使用されるもので、プレートの表面に図像がエッチングされている。その機能とは、印刷版のエッチングされた空隙にインクを流し込み、パッドがこれを図像の形のインク被膜として拾い上げ、それが被印刷物に転写されるようにすることである。 印刷版の材料としては、主に光硬化樹脂と鋼板(スチール)の2種類がある。樹脂版は使いやすいため、最も人気がある。これは通常、小ロット・中ロット印刷で使用される。スチール板には2つの形態がある。中ロット印刷・大ロット印刷の薄板と、さらに大規模な印刷用の厚鋼板である。どちらのタイプの鋼板も、特殊な装置を使用するため、通常、表面処理鋼板が使用される。
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「印刷版」の例文・使い方・用例・文例
- グラビアのプロセスに使われる印刷版
- 彫刻された印刷版から印刷する版画家
- 亜鉛凸版という印刷版
- 活版からとった紙型に鉛の合金を流し込んで作った印刷版
- 凹版印刷版
- 活字を組み合わせてつくった印刷版で印刷すること
- 金属平版という印刷版
- 彫刻凹版という印刷版
- 彫刻石版という印刷版
- 印刷版の様式
- 印刷版の表面
- 酸の腐食作用で作った腐食銅版を原版とする印刷版式
- 電気鋳造によって作られた印刷版
- 感光材料に印字して印刷版を作ること
- 活字版という印刷版
- 写真製版で造った印刷版
- 亜鉛という鉱物でできた印刷版
- 活字を組んで作った印刷版
印刷版と同じ種類の言葉
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