近接兵器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 14:37 UTC 版)
ドイツ軍から短機関銃のコンセプトを打診されたベルクマン武器製造社は短機関銃の開発を進め、テオドール・ベルグマンとルイス・シュマイザー及びオットー・ブラウスベッターが協力して短機関銃を試作し、翌1918年にはこれが制式化されてMP18と命名された。このMP18こそ、突撃歩兵の中核を担う武器であり、大戦の終結後も世界中に輸出され、ドイツ式の軍隊である国民党軍などでも使用された この短機関銃MP18は1918年時点で約3万挺供給されており、1917年から既に特攻隊の標準装備の一つとして使用されていた。塹壕での近接戦闘や白兵戦では、32発のスネイル型マガジンを装備したルガーP08が多用された。 1915年に採用された1915年型柄付き手榴弾は1916年のヴェルダンの戦い以降から突撃大隊の基本装備となった。特攻隊では通常の歩兵よりも多く携行するために両肩に下げた麻袋に手榴弾を装備していた。柄付き手榴弾の他に「1917年型卵型手榴弾(英語版) (Eierhandgranate)」も装備されていた。
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