インテンション・オートマチック・システム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 09:11 UTC 版)
「サイコミュ」の記事における「インテンション・オートマチック・システム」の解説
『機動戦士ガンダムUC』に登場するサイコミュ思考操縦システム。「UC計画」によって誕生したユニコーンガンダムやシナンジュに搭載された、機体の操縦にNTパイロットが思い描く操縦イメージを直接反映させる思考操縦システムであり、パイロットの思考が機体の動きにダイレクトに反映され、通常の手動のみの操縦を遥かに凌駕する反応速度と動作精度を誇る。このシステムとフル・サイコフレーム機を組み合わせることにより開発された、ユニコーンガンダムに搭載される特殊管制システム「NT-Dシステム(ニュータイプ・デストロイヤー・システム)」は、パイロットと機体の交感をインテンション・オートマチック・システムを介して極限にまで高め、その際のMSの機動性は、まるで瞬間移動をしているかのような機動が行われる。その動きは、対峙した相手がNTパイロットであっても容易には察知することができないほどの機動性を誇る。また、インテンション・オートマチック・システムによる機体とパイロットの交感状態が限界を超えた域にまで達すると、パイロットの思考のまま自身の身体のように機体を制御できるまでに到る。だがこの域まで達した状態で機体が損傷を受けると、その損傷のイメージまでパイロットにダイレクトにフィードバックされるようになってしまうという危険性もある。その機体制動の反動としてパイロットに掛かるG(重力加速度)の負荷も殺人的なレベルであり、パイロットの安全を考慮するとNT-D使用での最大機動は5分が限界と見られている。パイロットへのG負荷を緩和するために、専用のパイロットスーツには「DDS(ドラッグ・デリバリー・システム)」と呼ばれる対G負荷用薬剤投与システムが搭載されており、パイロットに薬剤を投与することで体内の血液循環を活性化して、Gによる循環の停滞を抑える役割を持っている。このシステムによる機体とパイロットとの同期性の向上のために、専用のパイロットスーツのヘルメットには、内部フレームにサイコフレームが採用されており、またΖガンダムのパイロットのヘルメットにも搭載されていたバイオセンサーシステムも組み込んでいる。このヘルメットの後頭部には「NT New type device」と記載され、専用の認識コードで管理されていた。 思考操縦システムとしての用途以外にも、ユニコーン1号機はフルアーマー装備で多数の銃火器を用いた際、サイコミュと連動した本システムがパイロットによる目標の探知と呼応し、ある程度は自動で照準を行ったり、サイコフレームが最大共振した際には、3枚のシールドを本システムを介してファンネルのように遠隔操作した。「袖付き」の巨大MAネオ・ジオングは、本システムを搭載するシナンジュをコア・ユニットとして中枢に据えることで、ネオ・ジオングが備える多数かつ大型のサイコミュ兵器の運用を、単独のパイロットによる操縦で実現している。
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インテンション・オートマチック・システム
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「サイコフレーム」の記事における「インテンション・オートマチック・システム」の解説
『機動戦士ガンダムUC』に登場するサイコミュ思考操縦システム。「UC計画」によって誕生したユニコーンガンダムやシナンジュに搭載された、機体の操縦にニュータイプ・パイロットが思い描く操縦イメージを直接反映させるサイコミュシステムであり、パイロットの思考が機体の動きにダイレクトに反映され、通常の手動のみの操縦を遥かに凌駕する反応速度と動作精度を誇る。この機体制動システムとフル・サイコフレーム機を組み合わせることにより開発された、ユニコーンガンダムに搭載される「NT-Dシステム(ニュータイプ・デストロイヤー・システム)」はMSの機動性を極限にまで高め、まるで瞬間移動をしているかのような機動が行われる。その動きは、対峙した相手がニュータイプのパイロットであっても容易には察知することができないほどの機動性を誇る。
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