アンヴァル所属
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「機動戦士ガンダム U.C.0096 ラスト・サン」の記事における「アンヴァル所属」の解説
アンヴァルは連邦地上軍所属である。 ジョリオン・デイ Joleon Day 本作の主人公の一人。28歳、階級は中尉。ガンダムGファーストのパイロット。 地上基地では最高のMS操縦技能評価を獲得する。しかし宇宙での操縦については自信がないとダンに抗議するものの聞き入れられず、さらに長髪であったのをアムロ・レイに似せた短めのパーマ・ヘアーにされる。宇宙での初陣では上下の感覚がなく戸惑うが、フェネクスに対し共闘するエミコの助言を受け慣れてゆく。 GファーストDXでのザナドゥとの戦闘の際、コックピットごとザナドゥに持ち去られる(実際は、GFタンク側に乗っていたサンを狙ったものであった)。その後ロックによりナイトロの検体として精神を侵され、ナイトロ搭載のアームド・アーマーXCを装備したフェネクスに搭乗し、決戦でガンズたちと敵対する。彼らを認識できず、興奮状態で息も荒い。ガンズと連携するルガーにアームド・アーマーXCを破壊され絶叫し気絶、コックピットから救出される。その後は回復したようで、宇宙世紀0105年の終戦25周年記念式典にも姿を現す。その際もパーマ・ヘアーで、無精髭を生やしている。 ゾーイ・ヤンソン Zoe Jansson キャノンガンのパイロット。女性。25歳、階級は中尉。 ジョリオンとは地上基地からの同僚。戦闘の際には防眩用の眼鏡をかける。冷静に戦況を判断し、歴戦の猛者であるスキニーを接近戦で行動不能にするなど、パイロットとしての技量は高い。時折、ジョリオンの言動に対し照れて顔を赤らめることがある。寝ぼけることが多く、衣服がはだけた格好で人前に現れることも。 決戦の際はGファーストDXのGFタンク側に搭乗、ジョリオンに代わってGファースト側に搭乗するガンズをサポートする。終戦25周年記念式典にもジョリオンとともに参加。 ダン・コルトン アンヴァルの艦長。52歳、階級は大佐。口髭を生やしている。 冷静に戦況を把握するが、フェネクス襲来の際には自らGFタンクに搭乗するなど行動派。また、子供たちの「勘」による進言を素直に聞き入れる度量ももつ。 決戦の際にはアンヴァルをランディに任せてメイルメルに乗艦。終戦25周年記念式典には姿が見えない。 ランディ・ホーキンス アンヴァルの副長。39歳、階級は少佐。眼鏡をかけている。 今は戦争でないため、戦う力さえ削げば命まで奪う必要はないとの考えをもち、勝敗の決したゾーイとスキニーの戦闘を中止させる。また、大胆な作戦を艦長に進言することもあり、艦長の信頼も厚い。 アンヴァルの地球帰還の際にはダンたちの武運を祈りつつ、艦長代理の責務を果たす。終戦25周年記念式典にも参加。 『機動戦士ガンダムF90 ファステストフォーミュラ』では、0115年に特殊部隊「ファステストフォーミュラ (FF)」の母艦であるスペース・アーク級巡洋艦「フェア・レディ」の艦長になっている。階級は大佐、59歳。旧ジオン系勢力に力を与えている何者かの存在に感づいており、FFはそれを断ち切ることができる力であると信じて指揮にあたっている。0116年には損傷したフェア・レディに代わってFFの母艦となるカイラム級戦艦「エイジャックス」の艦長も引き続き務める。 ワレリー・シュトロゼック アンヴァルの整備長。55歳、階級は曹長。 ダンとは敬語を使わずに会話し、常に彼の連絡を受ける前に命令を先回りでおこなう。ミノル・ポップは「俺の弟子みたいなもんだ」とのこと。最初の戦闘終了後ジョリオンに、実戦に巻き込まれた幼いサンに会いに行くよう促す。 シャングリラ入港直後以降は登場しないが、終戦25周年記念式典には参加している。
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