スペース・アーク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/09 23:56 UTC 版)
劇場アニメ『機動戦士ガンダムF91』に登場。小説版では「スペースアーク」と中黒なしで表記される。 老朽化したクラップ級を改装した練習艦。しかし、当時の新世代MSであるF91の性能試験の母艦としても運用するため、メンテナンス設備はかなり充実している。 艦体構造はクラップ級からそれほど変更されていないが、機関部周辺の形状は変更されており、両舷にあったエンジン・ブロックが一体化され、本体の推進機関が廃されたため計4基となっている。また放熱板も除去されている。ブリッジもクラップ級と同じ構造が採用されているが、戦闘時には前に倒れ込むようにして艦体に収納され、戦闘ブリッジのみが露出する。艦底部には、クラップ級には見られなかった着陸用のランディング・アームを計10基実装している。 主砲の2連装メガ粒子砲塔やミサイル発射管の配置はクラップ級から変更されていない。後部8連装ミサイル・ランチャーは廃され、対空機銃は6門と減ったものの連装砲となり、配置もやや下方に変更されている。 MSの搭載数は不明であるが、劇中では最大5機(F91、ヘビーガン、ダギ・イルス、ジェガンJ型2機)を収容している。また、ジョージ・アズマは「10機くらい」と述べている。
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