ジェガンJ型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/19 04:47 UTC 版)
劇場アニメ『機動戦士ガンダムF91』および漫画『機動戦士ガンダムF90』などに登場。 宇宙世紀0110年以降に運用が開始された機体。初期量産型からバックパック、ビーム・ライフルおよびシールドが変更されており(シールドはA2型と同型)、「ノーマルタイプ」とも呼ばれる。スペックが劇的に向上し、センサーや駆動系などにチューン・アップがなされているものの、クロスボーン・バンガード(C・V)侵攻の宇宙世紀0123年の時点で機体設計は30年が経っており、C・V軍の小型MS(第二期MS)にまったく対抗できない。改良によってジェネレーター出力が向上しており、ヘビーガンも同系統のジェネレーターを搭載しているといわれる。操縦方式は宇宙世紀0120年代においてはスティックタイプが主流となっているものの、本機では引き続きアーム・レイカー機構を採用しており、事実上本機構が採用された最後のMSと考えられる。本機をベースにしたバリエーション機も多い。フロンティア・サイドにおいては本機の配備数が圧倒的に多かった。 劇中での活躍 『F91』では、ヘビーガンやGキャノンとともに当時の主力機としてかなりの数が登場するが、C・V軍に一方的に撃破される。 同作の3年前を舞台とした『F90』では、第13独立機動艦隊所属機が火星独立ジオン軍「オールズモビル」の本拠地を叩くため、多数が火星に降下し戦闘をおこなっている。 『F91』の前年を舞台としたゲーム『機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122』では、ラー・カイラム級戦艦「エイブラム」やガルダ級超大型輸送機「ガーウィッシュ」に配備され、ゲーム中では友軍機(NPC)として登場する。 デザイン デザインはJ、M、R型ともに石垣純哉が担当した。F91のMSデザインを担当していた大河原邦男がオーバーワークだったことで、当時サンライズ企画室の若手だった石垣に依頼が来た経緯がある。『逆シャア』では滑らかだったディテールについて硬質感を出して仕上げ、大河原のタッチに寄せてリメイクした。
※この「ジェガンJ型」の解説は、「ジェガン」の解説の一部です。
「ジェガンJ型」を含む「ジェガン」の記事については、「ジェガン」の概要を参照ください。
- ジェガンJ型のページへのリンク