ジェガン重装型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/19 04:47 UTC 版)
プラモデル『1/144 ジェガン』付属説明書が初出で(名称は「ジェガン重装甲またはジェガン・キャノン」、「ジェガン重装改」)、その後『CCA-MSV』に分類された。 ジェガンの再設計機であるが、設計はジェダをベースとしており、型式番号も制式採用後のジェダと同じとなっている。ジェガンのムーバブルフレームを流用しているが、ジェネレーターの換装によって出力が大幅に向上している。両肩(バックパックではなく肩アーマー側面)にビーム・キャノンを装備し、腰部前面にアーマーが追加されている。宇宙戦にも対応できるが、陸戦を主眼に置いており、脚部は重力下用に換装・強化されている。メインカメラは固定式で、額に長距離レンジ用のセンサーを備えている。専用のバックパックは推力が強化されているが、運動性は重視されておらず、バーニア・アームは短くなっている。またバックパック下部には腰部後面のアーマーと側面に装備されるミサイル・ポッド(装弾数3発、使用後は排除可能)が一体になっている。試作機によってデータが収集され、量産の準備が進められているとされる。塗装はジム系に近い白と赤を基調に、腰部などがグレーで塗り分けられ、あたかも往年のジム・キャノンを彷彿させるカラーリングが施されている。 なお、漫画『機動戦士ガンダム ムーンクライシス』には、本機とは別の「ジェガンキャノン」が登場する。こちらは通常のジェガンの両肩にキャノン砲などを装備した機体で、海兵隊によって運用されている。
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