やつとは? わかりやすく解説

や‐つ【八つ】

読み方:やつ

数の名。はち。やっつ。

8歳

昔の時刻の名。今の午前2時および午後2時ごろ。やつどき。→お八つ

数が多いこと。や。「—裂き」「—当たり」

「八つ」に似た言葉

やつ【奴】

読み方:やつ

【一】[名]《「やっこ」の音変化という》

人を卑しめていう語。また、目下の者に親愛の意をこめていう語。「なんて—だ」「弟はいい—だ」

物事ぞんざいにさしていう語。「そっちの—をとってくれ」

形式名詞「こと」「もの」の意をくだけていう語。

真っ直東京へ入ればいい—を」〈万太郎末枯

鳥獣などを卑しめていう語。

はさこそは人をおびやかせど、事にもあらぬ—」〈源・手習

【二】[代]三人称人代名詞他人卑しめたり対等下の人くだけた態度親しみこめたりして用いる。あいつ。「—はまだ来ないか」


やつ【谷】

読み方:やつ

アイヌ語から出た語という》低湿地。たに。特に、関東地方用いる。やち。やと。

「ここの—、かしこの小路より」〈太平記三一


やつ

甲州弁意味用例
やつものほこのやつくりょお(そこのものください

やつ

大阪弁 訳語 解説
やつ ぶん、もの、こと 奴。残してたやつまだあるか。あのやつ取ってほしい。例のやつはどうなった、など。


やつ

  1. 谷(たに)をいふ、相摸国鎌倉辺の方言
  2. 谷のこと。〔相模方言
  3. 谷のこと。

分類 相摸国鎌倉辺、相模方言


やつ

  1. 八つ頭省略。〔業〕

分類


ヤツ

読み方:やつ

  1. 人ノコトヲ云フ。〔第六類 人身之部・福井県

分類 福井県

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野津

読み方
野津やつ

谷戸

(やつ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/22 00:24 UTC 版)

谷戸(やと)とは、丘陵地浸食されて形成された状の地形である。また、そのような地形を利用した農業とそれに付随する生態系を指すこともある。(や、やと)・谷津やつ)・谷地(やち)・谷那(やな)などとも呼ばれ、主に東日本関東地方東北地方)の丘陵地で多く見られる。なお、同じ地形について、中国九州などの西日本では迫・佐古(さこ)、岐阜県では(ほら)と呼ぶ[1][2]




「谷戸」の続きの解説一覧

やつ

出典:『Wiktionary』 (2021/10/14 05:57 UTC 版)

名詞・谷津

やつ

  1. 深く非常なだらかで、千葉県北部多く存在する特有地形

名詞・八つ

やつつ】

  1. 八つ」と同じ

関連語

名詞・奴

やつ

  1. (名詞)
    1. 人をぞんざい扱った見下したりしていう。ときに、目下のものに親しい気持ちこめていう語
    2. 物事無作法にいう語
    3. 形式名詞「こと」「もの」を砕けていう語
    4. などを見下していう語
  2. (代名詞)
    1. 三人称人代名詞で、他人見下したり、対等以下の者に親しみをこめて用いる

関連語

成句

名詞:谷

やつ

  1. 関東地方用いられ、低湿地

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