八つ口(やつくち)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/19 14:34 UTC 版)
脇の縫い合わさっていない部分、またはその寸法。身頃側を身八つ口、袖側を振八つ口(または単に振り)という。長着には首の部分・足の部分・右の袖口・左の袖口・右の振八つ口・左の振八つ口・右の身八つ口・左の身八つ口の8つの穴がある。日本語で穴のことを口と呼ぶことがあり、これが八つ口の語源になったといわれる。身八つ口と振八つ口は女性用の着物と子供用の着物にのみあり、女性用着物の身八つ口は主におはしょりを整えるために、子供用着物の身八つ口は主に紐を通すために利用される。
※この「八つ口(やつくち)」の解説は、「長着」の解説の一部です。
「八つ口(やつくち)」を含む「長着」の記事については、「長着」の概要を参照ください。
「八つ口」の例文・使い方・用例・文例
- 八つ口のページへのリンク