カンタータ【(イタリア)cantata】
カンタータ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/25 04:58 UTC 版)
カンタータ(伊: cantata、独: Kantate、仏: cantate、交声曲)とは、単声または多声のための器楽伴奏付の声楽作品をいう。元来は動詞「歌う(cantare)」の分詞形であり、「歌われるもの」を意味する。典型的なカンタータは、17世紀後半にイタリアで作曲された、レチタティーヴォとアリアからなる独唱と通奏低音のための歌曲であり、18世紀前半のドイツでは、コラールを取り入れた教会カンタータが、18世紀のフランスでは一人または数人の歌手と通奏低音のほか、しばしば小編成の器楽を伴う世俗カンタータが数多く作曲されている。一方、19世紀以降、カンタータは合唱と管弦楽のための多種多様な作品を表すものとなった。
カンタータ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/07 06:27 UTC 版)
HWV番号順HWV.作品タイトル作曲年代編成備考77 ああ、残念ながら本当だ 1706-07 S,BC 78 ああ、私を見捨てたつれない人 1708頃 S,2ob,弦楽,BC 79 女猟師ディアナ 1707 S,tp,BC 未完 80 私が別れを告げた時 1709 S,BC 81 アルプスの山よ 1706-07 S,2vn,BC 断片のみ? 82 麗しきアマリッリ 1708 S,A,2vn,BC 83 歩みを止めて(アミンタとフィッリデ) 1708 2S,3vn,va,BC 84 甘く喜ばしいそよ風よ 1707 S,BC 85 ヴィーナスとアドニス 1711頃 S,vn,BC 86 素敵だけれども内気 1710? S,BC 87 常に栄光を担い 1737 A,弦楽,BC HWV.89の改作 88 愛しい森、心地よい風よ 1707-09 S,BC 89 チェチーリアよ、眼差しを向けたまえ 1736 S,T,弦楽,BC 90 心の平和を奪ったのは誰 1706-07 S,BC 91a クローリー、私の目、私の喜び、私の苦しみ 1706-07 A,BC 第1稿 91b クローリー、私の目、私の喜び、私の苦しみ 1706-07 A,BC 第2稿 92 クローリー、私の美しいクローリー 1707-09 S,弦楽,BC 93 クローリー、あなたはどこに 1710以降 S,BC 94 私の愛するクローリーよ 1707-08 S,BC 偽作? 95 クローリー、愛しいクローリーよ 1708 S,BC 96 クローリーとティルシとフィレーノ 1707 2S,A,Orch 97 残酷な暴君、愛の神 1721 S,弦楽,BC 98 穹嶐のごとく天はおおい 1708 Bs,2vn,BC 99 あの宿命の日から(愛の妄想) 1706-07 S,Orch 100 激しく悩ましい渇きから 1709 S,BC 101a 運命の時から 1707-08 S,BC 第1稿 101b 運命の時から 1707-08 S,BC 第2稿 102a 愛の戦から逃れよ 1709 Br,BC 第1稿 102b 愛の戦から逃れよ 1709 Br,BC 第2稿 103 お願い、生かして逃がして 1710以降 Br,BC 104 私の美しい恋人の 1707 S,BC 105 儚い足跡を追って 1707 S,2vn,BC 『捨てられたアルミーダ』とも 106 私の心よ、言っておくれ 1707-09 S,BC 107 涙にくれる女たち、言っておくれ 1708 S,BC 108 やさしい私の恋人よ ? 独唱,BC 109a 愛の苦しみは甘くもある 1717-18 A,BC 第1稿 109b 愛の苦しみは甘くもある 1718 S,BC 第2稿 110 死に瀕するアグリッピーナ 1709 S,2vn,BC 『ほんとうだろう』とも 111a 私の命よ、逝ってしまうのか 1707-08 S,BC 第1稿 111b 私の命よ、逝ってしまうのか 1725-28 S,BC 第2稿 112 打ちひしがれた心の子ら 1707-09 A,BC 113 高い望みをかけられた子 1706-07 S,vn,BC 114 愛するいとしいフィッリよ 1709 S,BC 115 あのことを思う間に 1707-09 A,BC 116 多くの苦しみのうちに 1706-07 S,BC 117 ヘンデルよ、私ミューズは 1708? 独唱,BC 118 私も愛の神から逃れた 1720頃 A,BC 119 私は悩む 1710-12 5独唱,Orch 断片のみ 120a イレーネ、私の恋人よ 1707-09 A,BC 第1稿 120b イレーネ、私の恋人よ 1710 A,BC 第2稿 121a 心地よい風、清らかな流れ 1710以後 S,BC 第1稿、断片のみ 121b 心地よい風、清らかな流れ 1718 S,BC 第2稿 122 アポロとダフネ 1710 S,Br,Orch 『地は解き放たれた』とも 123 エルガストは魅惑的な唇に悩んでいた 1710頃 S,ob,vn,BC 124 見そなわせ給え、音楽の司なる聖人 1736頃 T,弦楽,BC 125a 私から離れて、むごい思いよ 1709 S,BC 第1稿 125b 私から離れて、むごい思いよ 1709 S,BC 第2稿 126a 思いの極みであるお前から離れると 1708 S,BC 第1稿 126b 思いの極みであるお前から離れると 1708 S,BC 第2稿 126c 思いの極みであるお前から離れると 1710 S,BC 第3稿 127a 私の美しい神と別れていると 1708 S,BC 第1稿 127b 私の美しい神と別れていると 1708 S,BC 第2稿 127c 私の美しい神と別れていると 1708 S,BC 第3稿 128 フィレーノは去ってしまった 1708 S,BC 129 お好きなだけ浮気を 1708 S,BC 130 すべてが熟している時に 1708 S,BC 131 偽りの希望 1707 S,BC 132a 私の胸は騒ぐ 1707-09 S,BC HWV.106の第2稿 132b 私の胸は騒ぐ 1718頃 S,ob,BC 第1稿 132c 私の胸は騒ぐ 1710以降 A,fl,BC 第2稿 132d 私の胸は騒ぐ 1711-12 独唱,ob,fl,BC 第3稿 133 おお、美しいクローリー、お前の眼の中に 1717 S,BC 134 フィッリの夜の思い - やさしい忘却の中で 1707-09 S,fl,BC 135a やさしい時に 1708以降 A,BC 135b やさしい時に 1710以降 独唱,BC 136a アフリカの森で 1708 Bs,BC 136b アフリカの森で 1710 独唱,BC 137 庭がすみれとバラで装われている時 1707 S,BC 138 ニーチェは何をしているの、何を考えているの? 1707-09 S,BC 139a 妖精と羊飼い 1709 S,BC 第1稿 139b 妖精と羊飼い 1710 独唱,BC 第2稿 139c 妖精と羊飼い 1725-28 独唱,BC 第3稿 140 決して心変わりしない 1707 S,g,BC 141 嘆かないで、泣かないで 1706-07 S,BC 142 ひっそりと静かな夜 1708 S,2vn,BC 143 おお、何と澄んで美しく 1708 2S,A,tp,2vn,BC 『オリュントス、テヴェレとグロリア』とも 144 おお、輝き澄んだ瞳 1707-09 S,BC 145 ルクレツィア - おお、永遠の神々よ 1706-07 S,BC 146 私の瞳よ、お前は何をした? 1707 S,BC 147 恋人は去った 1710以降 S,BC 148 愛を誓ったからは 1707 S,BC 149 何を思っているのかは分からない 1707-09 S,BC 疑作? 150 あなたに再びお会いしようとは、おお神よ 1707 S,2ob,弦楽,BC 151 つれないけれど、美しいドーリよ 1710頃 A,BC 152 悲嘆に暮れて目を閉じる時 1707 S,BC 153a おお心よ、いつ望んだのか 1708 S,BC 第1稿 153b おお心よ、いつ望んだのか 1708? A,BC 第2稿 154 夜明けに微笑むあの花を 1739頃 S,BC 155 それを思わないで 1707 独唱,BC 156 いずれ満足するだろう 1706-07 S,BC 157 私は十分幸福になる 1707 S,BC 158a もしお前の真心が同じなら 1708 S,BC 第1稿 158b もしお前の真心が同じなら 1708 S,BC 第2稿 158c もしお前の真心が同じなら 1708 S,BC 第3稿 159 もし運命の定めなら 1707 S,BC 160a 白いばら 1707 S,BC 『お前は美しく』とも。第1稿 160b 白いばら 1725-28 独唱,BC 第2稿 160c 白いばら 1738-41 独唱,BC 第3稿 161a 私は感じる 1708-09 2S,BC 第1稿 161b 私は感じる ? 独唱,BC 第2稿 161c 私は聞く 1725-28 S,BC HWV.161aの第3稿 162 汝らは露にぬれたばら 1710以降 A,BC 163 愛しい孤独、愛らしい自由よ 1710頃 S,BC 164a ジャスミンの花 1725-28 S,A,BC 164b ジャスミンの花 1717-18 独唱,BC 165 私の軽蔑するのは 1707-08 Bs,2vn,BC 166 暁よ、東方に輝け 1711-12 独唱,BC 断片のみ 167a 耐え忍んで疲れ 1707-08 S,A,BC 167b 耐え忍んで疲れ 1708 S,A,BC 168 星よ、不実な星よ(G.B.との別れ) 1708 S,A,BC 169 心に喜びはかえる 1707-09 S,BC 170 炎の間をお前は戯れに飛び交う 1707-08 S,Orch 171 お前は誠実か、お前は貞節か 1708? S,2vn,BC 172 私の忠告を聞いておくれ 1706-07 S,BC 173 恋する魂は 1707 S,vn,BC 174 死に行く者への溜め息 1706-07 S,BC 175 愛の神が見て 1707-09 A,BC 176 愛の神は望んだ 1707-09 A,BC 177 西風よ、吹くのはやめて 1709 S,BC
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カンタータ
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特に明記しないものは、全て器楽伴奏付きの4声で書かれている。 Confitebor tibi Domine (1686年) Danket dem Herrn (1687年) Danksaget dem Vater (1688年) Der Herr ist mein Licht, 2声 Dies ist der Tag (1687年) Dominus illuminatio mea, 1声 (1690年) Frohlocket Gott in allen Landen (1717年以前) Gelobet sey der Herr (1698年) Gott ist unser Zuversicht Halleluja, lobet den Herrn (1685年) Nun dancket alle Gott (1717年) Rühmet den Herrn Sulamith, auf, auf zum Waffen, 5声 (1717年) Zion jaucht mit Freuden, 1声
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