ザクIIとは? わかりやすく解説

ザクII

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/08 18:39 UTC 版)

ザクII (ZAKU II) は、「ガンダムシリーズ」に登場する架空の兵器。有人操縦式の人型機動兵器「モビルスーツ (MS)」のひとつ。初出は1979年放送のテレビアニメ機動戦士ガンダム』。


注釈

  1. ^ 安彦良和自身が「『ザク』がどういう経緯でデザインされたか僕は知らないんです」と発言している[15]
  2. ^ ただし、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場するザクウォーリアは左肩にシールドを装備している。
  3. ^ モノアイは、富野が描いたモビルスーツのイメージ・スケッチでも確認できる[26]
  4. ^ ただし、シャア専用ザクにツノ飾りが付いたのは大河原の発案ではなく、総監督の富野によるもの[27]
  5. ^ 後年の映像作品『機動戦士ガンダム MS IGLOO 1年戦争秘録』第2話では、連邦軍セモベンテ隊指揮官ツァリアーノ中佐が鹵獲した陸戦型ザクIIに搭乗し、ジオン軍のザクIを撃破している。時系列的にはUC0079年5月9日でガンダムの交戦より4か月前だが、特殊部隊の戦果であるために公式記録とはならなかった。
  6. ^ ザクIの開発時期に関しては、U.C.0075年8月とする資料も見られる[31]一方、『MS IGLOO -1年戦争秘録-』第3話、デュバル少佐との会話でマイ技術中尉はザクIが(0079年から)4年前に採用されたMSである旨を発言している。なお、ザクIはジェネレーター出力の低さなどの問題を抱えた機体であり、このザクIの構造を抜本的変更によって[32]性能をさらに向上させた後継機「ザクII」が開発された[33]とする媒体もみられる。
  7. ^ ヘリウムを冷却剤に使用し、推進時に廃棄するとした資料も見られる[40]
  8. ^ 一方で、流体内パルスモーター式アクチュエータを採用したとする資料も見られる[41]。また、日本サンライズより刊行された『機動戦士ガンダム記録全集2』に掲載されたザクII(シャア専用)の透視図においては、機体各部に電動モーターを内蔵したものも見られた[42]
  9. ^ 脱出機構を省略したとする資料も見られる[31]
  10. ^ 連邦軍MS、ジオン軍MSともに、発泡金属、カーボンセラミック、ボロン複合材等をサンドイッチ構造にした複合装甲を採用し、表面には臨界半透明体をコーティング。敵の攻撃を受けた際に衝撃を発泡金属のクラックによって吸収するとした資料も見られる[47]
  11. ^ 装甲材質は『第08MS小隊』の1/144HGキットの説明書では超高張力鋼となっている[48]この表記は1985年の月刊ニュータイプ付録にあったMSカタログが初出で、それまで「馬力」と表現されていた一年戦争時のMSの「出力」に関する数値設定も「kW」という単位で再創作された[要出典]これらはシリーズ第2作『機動戦士Ζガンダム』が長いブランクをおいて制作されたために、第1作の諸情報が失伝してしまっていたことによる(「ルナチタニウム」が「ガンダリウム合金」の前身、という後付け説明も同様の理由である)[要出典]
  12. ^ 雑誌企画『ガンダム・センチネル0079』でデザインの大幅なリファインが行われ[要出典]、現実世界のアサルトライフルであるCAR-15 XM-177英語版をモチーフにしたような形状となった。また、プラモデル「1/100 マスターグレード ザクII」商品化の際にもリファインが行われたが、この時は微妙な形状やパーツのレイアウトの変更に止まっている。のちにそれぞれMMP-78、ZMP-50、そして『機動戦士ガンダム』第1話からほぼ全編に渡って登場するオリジナルのものにM-120A1の型式番号が与えられ、すべて「ザクマシンガン」と呼ばれるが別形式であると設定された。これらの詳細は「U.C. ARMS GALLERY」商品化の際に追加されたものである。
  13. ^ テレビ版『機動戦士ガンダム』第1話、劇場版『機動戦士ガンダムI』でガンダムと対峙したジーンのセリフなど。
  14. ^ 劇中でもジオン兵からはライフルとも呼ばれている。[注 13]
  15. ^ パンマガジンでは、弾丸は円の中心部に向いた状態で収納されており、ザクマシンガンのも同様の形態。一方、ドラムマシンガンは弾丸は円の中心に対して垂直に立った状態で収納されている分、マガジンの厚みが大きい。
  16. ^ ザク・マシンガンがホワイトベースに損傷を与える威力を持っている一方、ガンダムには損傷を与えられないことを説明する後付け設定。
  17. ^ テレビ版第7話では、ザク・マシンガンを何発も同じ場所に被弾すればガンダムの装甲が破られかねない旨を、セイラ・マスが発言している。
  18. ^ 『MS IGLOO2重力戦線』第3話では、ルナチタニウム装甲の陸戦型ジムがザク・マシンガンで破壊されている。
  19. ^ コア・ファイターに対してはテレビ版第4話で。MSに対しては、テレビ版第3話のシャアが行なっているほか、第5話でジェイキュー機、第42話で登場の機体も行なっている。前者はバルカンで撃墜されたが、後者はジムのバイザーを砕いている。また、連邦軍特殊部隊セモベンテ隊ツァリアーノ中佐も、鹵獲ザクIIでジオン軍試作戦車ヒルドルブと交戦した際、ザク・マシンガンの台尻で格闘戦を挑んだ。
  20. ^ 『0083』第4話でコア・ファイターIIを迎撃した機体が用いている。
  21. ^ もっとも、斬撃対象の分子結合の切断でなく溶断を目的とするこの兵器ならば鋭利な刃は必ずしも必要ではなく、むしろ細身のアイロンのような形状が理想的とも思われ、その説に沿った設計図も描かれている[84]
  22. ^ 一方で、漫画『機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』では、当初はMS同士の格闘戦が考慮されていないため、A型がロールアウトした時点ではまだ開発が完了していなかったとされる[86]
  23. ^ テレビ版第4話、『0080』第6話など。ドムのヒートサーベルは第26話、第32話など。
  24. ^ ただし、これはSF設定の松崎健一が、「設定上の誤解や連絡ミス」の産物とテレビ版終了後に断言している[87]
  25. ^ テレビ版第5話、大気圏突入戦闘時のコムの発言。
  26. ^ テレビ版第22話。冒頭の第86ボーキサイト基地戦など。
  27. ^ テレビ版第5話、大気圏突入戦闘でのシャア専用ザクとガンダム戦。テレビ版第22話冒頭のグフ。
  28. ^ OVA機動戦士ガンダム MS IGLOO -1年戦争秘録-』第2話、連邦軍特殊部隊セモベンテ隊。
  29. ^ ほかに、設定画ではランドセルの形状がザクIに近いものとなっている。
  30. ^ A型の量産開始を0077年とする資料もある[122]
  31. ^ いずれも『ガシャポン戦士』の写真シールが初出で、後者は括弧書きで「新塗装」とされた。
  32. ^ OVA『MS IGLOO -1年戦争秘録-』では、宇宙世紀0079年1月15日に生起したルウム戦役に参加した機体は「MS-06F ザクIIF型」としている。ただし同海戦に参加した全てのザクIIがF型とする明確な描写はない。
  33. ^ 推進器の燃焼効率を向上させたとする資料もある[52]
  34. ^ 出典であるプラモデル『パーフェクトグレード (PG) ザクIIS型』は、脹脛部やランドセルのスラスター基部の装甲が膨らんだ形状になっている。これは『ファーストグレード (FG)』でも踏襲された。
  35. ^ 『センチュリー』ではロケット・エンジンの推力を130トンに強化[44]、『MSV』では推進エンジン出力を30パーセント向上させた[148]130トンクラスを2基搭載するとされた[158]。これは『MSV-R』でも踏襲された[165]
  36. ^ 劇中の3DCGはマスターグレードのプラモデルを踏襲しているが、脹脛部のスラスターは大型で突出したものが2基となっている(F型は小型のものが2基、S型は4基)。
  37. ^ アニメ版『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』に登場する本機も、「ファルメル隊」の指揮官機となってから "A12" の番号が記されている(ほかの所属機は "101" からの連番)。また、この "A12" をモチーフとして発売されたアパレルの商品名には「A12部隊」と表記しているものもある[172]
  38. ^ 同作品は『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』の世界観をもとにしているため、本項に記述する。
  39. ^ アニメ版ではマゼラン級戦艦5隻、サラミス級巡洋艦1隻を撃沈している。漫画版ではマゼラン級3隻、サラミス級2隻。
  40. ^ 第1巻で、薬莢の底に「140mm」と記されている。

出典

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ザクII

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/31 03:00 UTC 版)

機動戦士ガンダムALIVE」の記事における「ザクII」の解説

敵の主力量産機として「エピソード0」から登場歴代ガンダムシリーズMS続々登場するためか、原作異なり主力であり続ける事が出来ずエピソード7のイメージカットを最後に登場しなくなる。

※この「ザクII」の解説は、「機動戦士ガンダムALIVE」の解説の一部です。
「ザクII」を含む「機動戦士ガンダムALIVE」の記事については、「機動戦士ガンダムALIVE」の概要を参照ください。


ザクII(F2型)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/10 15:48 UTC 版)

「ザクII」の記事における「ザクII(F2型)」の解説

OVA『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』登場。「ザクII F2型」あるいは「ザクII後期型」とも呼ばれるが、単に「ザクII」とされることが多く、また「F2型」は「エフにがた」と発音するメカニックデザインカトキハジメで、ベースとなったのは雑誌企画ガンダム・センチネル』のラストとして1990年模型誌モデルグラフィックス』に掲載された「ガンダム・センチネル0079」でカトキリファインしたザクII (MS-06F) である。カトキによれば打ち合わせでは「FZ型にとらわれないザク」というコンセプトであったが、なぜか下半身FZ型に酷似してしまったという。F2型では、腰部スカート中心に一部ディテール省略されている。 機体軽量化ジェネレーター出力の向上を目的に、F型改修した後期生産型F型地球降下作戦以降実働データ反映されており、基本スペックを「対MS戦闘」まで引き上げることを目標にしていたともいわれるF型弱点であるコックピット・ハッチ周辺装甲脆弱性解消するために仕様変更され、胸部増加装甲取り付けられており、ほかの同系機との最大差異となっている。コックピットドムから採用されたダイレクト・イン方式改良型で、左右どちら側から搭乗可能となっている。推進器姿勢制御スラスター増設され、F型よりも推力出力アップしており、S型ほどではないが総合性能向上型としての側面ももつ。また、F型よりも重力戦闘への適応能力にすぐれ、ほぼ無改造標準的な軍事行動投入可能であるという。 当時新型機の開発などが急ピッチで進められており、生産ライン確保難航したともいわれるが、いくつかの生産拠点において製造されており、同時期に生産され連邦軍初期型ジムをしのぐ性能を誇る。統合整備計画実施以降生産され機体は「第2期生産型」と呼ばれコックピットや一部内装品、一部部材スペック異な仕様となっている。同機既存機体比較して操作簡便で、新兵学徒動員兵などにも歓迎されている。実際の運用に関しては、公国軍縦割り構造補給路の寸断などから思うようにいかず、陥落後のソロモン周辺域やアフリカ戦線などの一部地域宙域かたよった形でのみ配備されている。未納在庫としてバックヤード残されていた機体相当数にのぼり、一年戦争終結後公国軍残党戦力とされた事例多数報告されており、デラーズ紛争関連するほとんどの局面において本機関与するという事態も起きている。また、戦後多く機体連邦軍接収されそのまま使用されケースも多い。新兵にも扱いやすいことから、訓練演習アグレッサーとしても多用され本機一人前になったことを自認する連邦軍パイロット少なくない。なお、本機生産設備のほとんどは戦争によって失われている。また、連邦軍本機再考察することにより、のちにハイザック生み出すことになる。 デラーズ・フリートは、本機胴体部と腕部流用したドラッツェを製造している。 機体構造 頭部 基本的にF型同様の構造であるが、それまで量産や他機種開発によって得られノウハウ盛り込まれているため、信頼性性能向上している。受光部端末計測系のソフトなどの刷新や、赤外線センサー精度向上などもあり、対MS戦闘対応した動態センサーや、格闘時の状況把握能力向上しスペック的にはグフ匹敵する胴体部 主動力炉関連技術圧倒的な進歩によって冷却機構高効率化小型化達成し空冷機構と航宙用の構造単一コンポーネントで可能としている。ランドセルは、上下スラスター大きく飛び出している。スカート部もやや改修されており、装甲板継ぎ目に当たる部分補強されている。 腕部 さらなる生産効率化図った設計変更ほどこされている。F2型時点公国MSマニピュレーターはほぼ完成の域に達していたといわれ、統合整備計画による設計刷新においてもほぼそのまま構造規格満たしていたとされる第2期生産型からは、J型投入などで得られデータをもとに、基本構造ソフトに重力下の稼働対応したセッティングほどこされている。また、肘部装甲追加され大型化している。 脚部 F型J型機能あわせもつかつてはそれぞれ換装の必要があったが、各部品の機能向上小型化などによって可能となったものであり、環境適応能力向上している。また、機動性強化目的としてスラスター増設され、足底にもスラスター装備することで推力の向上に成功している。 劇中での活躍0083第1話初出連邦軍接収された3機が、トリントン基地パワード・ジムアグレッサーとして運用されるカラーリングは同基地所属ジム改同様のデザート・ピンクとダーク・ブルー基調とし、ランドセルシールド連邦軍章が描かれている。パイロットコウ・ウラキ少尉、チャック・キース少尉、ラバン・カークス少尉宇宙世紀008310月13日デラーズ・フリートによるガンダム試作2号機強奪およびトリントン基地襲撃の際にもウラキ以外の2機が出撃するが、カークス機はゲイリードム・トローペンヒート・サーベル両断される。第2話では、キース機は試作2号機捜索隊加わりアダムスキードム・トローペンに首を跳ねられながらもヒート・ホーク斬りつけ勝利する第4話では、アフリカキンバライド基地潜伏する公国軍残党所有する6機が登場カラーリングそれぞれライト・グリーンとサンド・ブラウンを基調とする2種類があるが(いずれも胴体部と頭部四肢の色が同じ)、一部物資不足による共食い整備のため脚部それ以外の色が異な機体もあり、携行装備する武装も各機異なる。また、一部機体頭部にアップリケ・アーマーや、ランドセルにラケーテン・ガルデン(ロケット・ブースター)を追加している。10月23日ドム・トローペン4機とともに連邦軍アルビオン隊と交戦、同基地司令であるノイエン・ビッター少将機体ライト・グリーンでブレード・アンテナ装備)はアルビオンブリッジ肉薄するもガンダム試作1号機狙撃によりコックピット撃ち抜かれ最終的に全機撃破される。 第7話では、ヴァル・ヴァロパイロットに予定されていたクルト口を滑らせたことで、ケリィ・レズナー同機無断搭乗して出撃したことに対する「落とし前」を付ける形で本機乗せられ交戦するクロー・アーム両断される。カラーリングF型標準塗装踏襲した濃淡グリーン基調としており、第9話以降同色機体デラーズ・フリート主力機として多数登場する漫画『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』では、ジオン公国軍残党拠点アムブロシア所属ムサイ級最終生産型「ヴィムメル」搭載の3機が登場パイロットのひとりはベルント曹長雑誌企画ADVANCE OF Ζ ティターンズの旗のもとに』では、ジオン残党部隊のカザック・ラーソンが搭乗シールドには "SIEK ZEON!" と書かれている。0085年8月コンペイトウ近海のルンガ沖でゲルググリック・ドムとともにティターンズのT3部隊交戦僚機戦闘不能おちいったため牽引して離脱する

※この「ザクII(F2型)」の解説は、「ザクII」の解説の一部です。
「ザクII(F2型)」を含む「ザクII」の記事については、「ザクII」の概要を参照ください。


ザクII(JC型)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 19:19 UTC 版)

陸戦型ザクII」の記事における「ザクII(JC型)」の解説

OVA機動戦士ガンダム 第08MS小隊08小隊)』に登場当初資料では "MS-06J" とされていたが、劇場版機動戦士ガンダム 第08MS小隊 ミラーズ・リポート』のパンフレットで「MS-06JCザク局地戦仕様」と紹介された。以降資料によってまちまちであるが、『08小隊公式サイトでは "MS-06JC" とされ解説でも「JC型」と呼ばれるメカニックデザイン大河原邦男で、先に発売されプラモデルマスターグレード (MG) MS-06F/J ザクII』用の画稿多少手を加えたのである戦争の長期化にともない、ザクIIの局地的な応能力が不十分となり、当初から陸戦型として再設計された機体各部陸戦特化した追加装備ほどこされているが、逆に本機から宇宙用に改装することも可能なようにも設計されている。 J型からさらにコックピット周り改良されている。当初高温多湿でのMS運用宇宙空間での気密性利用することが前提とされるが、かえって故障多発したため、胸部前面装甲をすべて開閉式とし、搭乗方式直接対面式変更されている。装甲上方跳ね上がり昇降用のホイストクレーン組み込まれている。また、F型J型ではコックピット右寄り配置されているが、本機では中央配置されている。コックピット内部ザク頭部モチーフデザインされているため半球になっており、作戦行動中のパイロットストレス感じない程度空間確保されている。操縦系統や一パーツなどは、統合整備計画による統一規格となっている。また、一部機体は左肩アーマーのほかに右肩シールドにもスパイク3本追加されている。武装F型J型同様だが、ザク・バズーカ弾倉式(バナナマガジン)のものを携行する劇中での活躍08小隊第3話では、ノリス・パッカード大佐搭乗シロー・アマダ少尉陸戦型ガンダム交戦して中破し、撤退する漫画機動戦士ガンダム第08MS小隊 U.C.0079』では、ノリス青く塗装され専用機搭乗する第8話では、腰部動力パイプが切れ、スパイク・アーマーと左腰部装甲破損欠落したデル機(マゼラトップ砲携行)と、右肩アーマーシールド、左膝アーマー欠落したアス機(ヒート・ホークジム用のシールド携行)が登場。両機ともサンド・カラーに塗装されている。アス機はゲリラロケット・ランチャー直撃コックピットに受け、デル機は陸戦型ガンダム狙撃により行動不能となる。

※この「ザクII(JC型)」の解説は、「陸戦型ザクII」の解説の一部です。
「ザクII(JC型)」を含む「陸戦型ザクII」の記事については、「陸戦型ザクII」の概要を参照ください。


ザクII(Je型)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 19:19 UTC 版)

陸戦型ザクII」の記事における「ザクII(Je型)」の解説

プラモデルU.C.ハードグラフ 1/35 ジオン公国軍 ランバ・ラル独立遊撃セット』で設定された。地上戦仕様後期生産型とされる頭部以外の詳細不明であるが、地上での天候に対応すべく、モノアイシールドにワイパー装備している。

※この「ザクII(Je型)」の解説は、「陸戦型ザクII」の解説の一部です。
「ザクII(Je型)」を含む「陸戦型ザクII」の記事については、「陸戦型ザクII」の概要を参照ください。


ザクII

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 09:02 UTC 版)

機動戦士ガンダム THE ORIGIN」の記事における「ザクII」の解説

MS-06としてルウム戦役では最新鋭機として猛威奮う当初主力携帯火器戦術核弾だった為、後のビームライフル攻撃にも比肩し得る攻撃力発揮し、その機動性相まって緒戦連邦軍優位覆してのけた。後の主力火器となるザクマシンガンドラムマガジンから給弾ベルト式に変更(ただし、オデッサ編からはドラムマガジン式も登場)。右胸にガトリング砲1門、左腕機関銃を2門装備全体的にがっちりした体型になっている。ブレードアンテナはシャア専用独自のものだったが、オデッサ以降通常機に見られる遠目からもその所在がわかる対人兵器存在原典アニメ版との最も明確な差異であり、「一つ目悪魔」として連邦軍恐れられた。

※この「ザクII」の解説は、「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」の解説の一部です。
「ザクII」を含む「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」の記事については、「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」の概要を参照ください。


ザクII

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/02 08:52 UTC 版)

機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079」の記事における「ザクII」の解説

白兵戦にはヒートホーク使用砲撃銃は以下の4種類確認されている。原作同様「ザク」としか呼ばれていない。

※この「ザクII」の解説は、「機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079」の解説の一部です。
「ザクII」を含む「機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079」の記事については、「機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079」の概要を参照ください。


ザクII

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/02 08:52 UTC 版)

機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079」の記事における「ザクII」の解説

第1部のものと特に変化は無い。ウルフ・ガー隊のものは耐久力が高い。

※この「ザクII」の解説は、「機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079」の解説の一部です。
「ザクII」を含む「機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079」の記事については、「機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079」の概要を参照ください。


ザクII(A型)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/10 15:48 UTC 版)

「ザクII」の記事における「ザクII(A型)」の解説

MSV』の文字設定初出外観は、『ガシャポン戦士』でSDとしてイラスト化・写真シール化(塩ビ人形改造)され、『MSV』の続編企画MSV-R』で大河原によって通常の頭身設定画が描かれた。名称は、『ガシャポン戦士』では「先行量産型ザク」、『MSV-R』では「ザクII初期生産型」あるいは単に「ザクII」、その後は「先行量産型ザクII」、「ザクII A型」と一定しない宇宙世紀00778月試作機ロールアウトC型以降異なりザクI同様のスパイクのない球状アーマー両肩装備しているのが特徴である。また、重力下での運用には対応していないとする資料もある。本来はザクIA型B型)に続く "MS-05C" として計画されといわれるが、新たな型式番号与えられている。これは、構造自体抜本的な変更以外にこれ以上性能向上は望めないためとされるが、一説には開発費高騰から別の兵器予算割譲されたためともいわれる。なお、型式番号末尾の "A" は開発当時にはなく、のちにバリエーション増えたために便宜上付けられたものである。 0078年1月からジオニック社のズム・シティ工廠製造開始パーツサイド3内に輸送してノックダウン生産量産開始される少数生産留まり生産ラインC型引き継がれている。ただし、C型本格的量産体制に移るまでの約半年量産続けられており、試作機を含む91機(84機とも)が生産されている。第1次第2次生産の計72機は完成同時に実戦配備され、開戦前までに両肩装備C型同様にレトロフィット、さらにFCSなどアビオニクス改修されていることから、外観運動性能からA型識別することは難しいとされるまた、これらはすべて実戦参加している。 コックピットザクIから大幅な変更点はなく、機種転換スムーズにおこなわれている。また、初期MSパイロット錬成における本機功績大きい。索敵から艦船などへの効率的な攻撃手順、また整備稼働機の確保など、錬成同時に問題点洗い出し教導機動大隊徹底的におこなわれている。中でもC3I活用不可能なミノフスキー粒子散布下において、あえて最前線指揮官を「選良」と位置付け、より多く責任と権限与えることにより、現場判断臨機応変意思決定迅速におこなわれるうになる開戦当初電撃作戦おこなったほとんどのパイロット本機操縦技術練度磨いており、前線指揮官として能力を身に着けている。本機その後機体の不足からC型F型改修されているが、最終的に同大隊に配備され機体のみが残されたというが、戦後にその姿を見ることは非常に稀である。 サイド3宙域本機使用してあらゆる運用試験おこなわれ、ザクIIの基本性能の高さが実証されることにより、汎用性活かした発展型の開発進められる。2機の試作機ジオニック社内発展型のテストベッドとして運用されそれぞれJ型S型試作型改造されている。 カラーリングは、月の裏側での試験運用時はデモンストレーション用ザクIに近い緑と青を基調としているが、実戦配備機はC型以降と同じ濃淡グリーン基調とする。また、教導機動大隊所属機(「サイド3宙域仕様」とも呼ばれる)は青と白基調に、胸部などが濃淡グレー塗り分けられている。 作中での活躍 漫画機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』では、外郭団体FSS保管されている教導機動大隊所属機登場同大隊に所属していたルーベンス当時階級少尉)が0090年にA型であることを確認する本機訓練受けたパイロットは、コクピットシートサインを残す慣習があったとされるまた、ルーベンスの夢および回想では同大隊での訓練様子描かれている。武装は、ザクI用のマシンガンバズーカ携行している。ルーベンスによればシャア・アズナブル黒い三連星同大隊の本機訓練受けたとされる

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ザクII(C型)

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「ザクII」の記事における「ザクII(C型)」の解説

ガンダムセンチュリー』の文字設定初出型式番号:MS-06C)。同書A型登場せず、本機が「初期生産型」とされた。外観は『ガシャポン戦士』でSDとして写真シール化されゲーム機動戦士ガンダム ギレンの野望シリーズ通常の頭身CG化されたが、いずれもF型変わらない。名称は『ガシャポン戦士』では「第1次量産型ザク」、『ギレンの野望』では「ザクII初期型」(A型登場しない)とこちらも一定しない。なお、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』に登場する機体後述A型量産はすぐに決定されるが、キシリア・ザビ大佐当時)から連邦軍MS開発した場合想定した装備見直し命じられ急遽量産一時中断して再設計おこなわれるその結果右肩スパイク・アーマー、左肩にシールド装備され外観はのちのF型同じになっている。また、コックピット開閉システムなど内部構造改善設計変更実働データフィードバックなどにより、工業製品としても高い完成度達成している。比較簡易な調整装備換装によって重力下での戦闘にも対応可能な高性能機であり、ザクが「名機」と呼ばれる所以となる。 バズーカによる核弾頭使用前提とされており、装甲核爆発放射線をほぼカットする3重複合装となっている。そのため、本体重量72トン達する。 A型ロールアウト翌月である00779月には先行量産開始本格的な量産A型と同じ0078年1月から生産拠点拡大しつつ、6月にはA型から完全に移行している。236機が生産され開戦時主力となっている。 劇中での活躍 『機動戦士ガンダム』第1話などの冒頭ナレーションで、コロニー落としなど一年戦争初期の戦闘参加する多数のザクIIが描かれるが、前述通り当時主力C型であるとされている。 パーソナルカスタム機 シャア・アズナブル専用機MSV』の文字設定初出シャア・アズナブル一週間戦争搭乗する機体ゲーム機動戦士ガンダム ギレンの野望』ではのちのザクII S型変わらない赤系の塗装で、頭部のブレードアンテナは付属しない。 ジョニー・ライデン専用機MSV』の文字設定初出ジョニー・ライデン曹長当時)が一週間戦争搭乗する機体漫画『機動戦士ガンダムMSV戦記 ジョニー・ライデン』では、本来は全身を赤で塗装する予定だったが塗料足りず右肩シールド、左肩のスパイクアーマー、コクピットハッチ、背部ランドセルのみが赤となっている。 黒い三連星専用機MSV』の文字設定初出黒い三連星ルウム戦役搭乗しレビル将軍捕虜にしている。 『ガシャポン戦士』のおまけシールでは、全身がライト・グレー、動力パイプがダーク・グレーに塗られている。 漫画『GUNDAM LEGACY』では、モノクロでしか確認できない一般塗装と同様と思われる。3機とも左肩アーマースパイク外されており、ザク・バズーカ携行する。なお当時メンバーの階級はA・ガイア中尉マッシュ少尉オルテガ少尉とされるレビル将軍座乗艦マゼラン級アナンケ」に対し、後に「ジェットストリームアタック」と呼ばれる戦法初め試し撃沈するランバ・ラル専用機 アクションフィギュアジオノグラフィー』#3003立体化された。ザクI ランバ・ラル専用機との部品差し替え式で、パーソナルカラーの青で塗装されている。 「ザクとは違うのだよ、ザクとは」という有名な台詞があるものの、ランバ・ラルがザクIIに搭乗したとされるのは今のところ製品だけである。書籍戦略戦術大図鑑』やゲームギレンの野望』のムービーでは一週間戦争専用ザクI確認でき、漫画虹霓シン・マツナガ』では、ルウム戦役以降ラルザクI搭乗し続けている。

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ザクII(FS型)

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「ザクII」の記事における「ザクII(FS型)」の解説

MSV』が初出であるが、それ以前大河原本機酷似したザクIIの頭部イラスト発表している(白を基調とする)。名称は「ザクII FS型」とされることもあるが、単に「ザクII(○○専用機)」と表記されることが多い。なお、書籍MS大全集シリーズでは型式番号長らく "MS-06S" とされていたが、2013年版修正された。 F型頭部30ミリ機関砲4門を増加装備し白兵戦における火力強化したマイナーチェンジ版。F型生産ラインから一定の割合改装されるが、「出来」の良い完成機を選り抜いてベース機とすることが多く生産数それほど多くないランドセルF型ベースに、S型に近い意匠盛り込まれている。別の機体のために開発され新型ロケット・モーター搭載した機体もあり、カタログスペック上はスラスター推力向上しているが、スペック自体に幅が設けられている。 S型登場するまでの間、上位機種ひとつとして部隊指揮官配備されており、通信機強化のためブレード・アンテナは標準装備となっている。また、地上での運用重点置かれており、防塵処理をはじめとして機体各所陸戦向けのカスタマイズほどこされている。そのため、S型配備が始まるとその能力活かした格闘機として、接近戦主任務とする部隊配備されている。ただし、実戦参加記録ほとんどない武装 30ミリ機関砲 頭部に4門装備効果期待されたほどではなく、門数が多いため近接戦闘における命中率はかなり高いものの威力低く威嚇牽制以外には効果が薄いとされる。さらに装弾数が少ないため、10程度撃ち尽くしてしまう。対地掃討用ともいわれる口径40ミリ40ミリガトリング砲とも)とする資料もあるが、実際にプランのみで終わっている。 パーソナルカスタム機 ガルマ・ザビ専用機MSV』に登場地球攻撃軍司令のガルマ・ザビ大佐地球侵攻作戦以前からの乗機で、F型先行量産機改修したとされ、パーソナルカラーである濃淡ブラウン通称「ガルマパターン」)で塗装されている。儀礼用の機体ともいわれるが、チューンナップにより全般的に性能向上している。第1次地球降下作戦の際にガルマ搭乗したとされるが、戦果などは不明漫画『機動戦士ガンダム オレら連邦愚連隊』では、一年戦争末期北米戦線において、戦死したはずのガルマ騙るタラ・I・キケロ搭乗しジオン軍兵士への扇動用いられるが、コルテス中尉搭乗するピクシーによって中破されている。 漫画機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』では、「ニューヤーク市解放10周年記念展」にグフ複合試験型と共に展示されている。 シン・マツナガ専用機MSV-R』に登場シン・マツナガ中尉時代搭乗機パーソナルカラーの白を基調塗装されているが、足の甲など一部に青が配されている。左肩には「」の漢字記されている。また、性能面ではマツナガ要望により数度チューンナップ施されており、機動性能はFS型の限界まで引き上げられている。マツナガ高機動型受領したあとの同機グラナダ基地守備隊への配備決定するが、ジオニック社からの要望により研究機体として再整備しない現状のままで送られている。 漫画MSV-R 虹霓シン・マツナガ』では、ルウム戦役F型機種転換した数日後には乗り換えている。ダイクン叛乱鎮圧の際には、大型ヒート・ホーク携行するその後突撃機動軍転属となった際も、異動先のグラナダ基地持ち込まれている。同年末、ドズル・ザビ中将密命によるデギン・ザビ公王へのソロモン増援要請任務の際にガガウル級「ペルル・ノワール」に係留されサイド3に向かうが、コレヒドール暗礁宙域で「キマイラ」隊の襲撃を受ける。大型ヒート・ホークとMMP-80ザク・マシンガン、および閃光弾2個を装備して出撃複数ゲルググ相手善戦するが、隊長ジョニー・ライデン少佐高機動型ゲルググ速攻により左腕を除く四肢頭部破壊され爆散マツナガ無事に脱出する捕縛されるエリック・マンスフィールド専用機MSV-R』に登場ジオン公国防空本部所属エリック・マンスフィールド少佐当時)が搭乗する機体。のちのR-1A型同様、パーソナルカラー濃淡グレー塗装されている(塗り分け異なる)。頭部機関砲のうち2門を閉鎖して弾丸搭載量増加改造施している。初期生産型であるためエンジントラブル多発代替機F型での出撃多く高機動型への早期機種転換要因となったともいわれるマイヤー専用機 漫画MSV-R 虹霓シン・マツナガ』に登場ドズル・ザビ親衛隊マツナガ小隊所属マイヤー少尉宇宙世紀00799月時点搭乗している。ブレード・アンテナは未装備F型マツナガ小隊機と同様に、左肩に「W02」の番号と左胸部ライン施されているが、ラインは白ではない。また左脚に番号ラインはない(シールド不明)。ソロモン撤退戦以降マイヤー通常のF型搭乗している。 ヴィッシュ・ドナヒュー専用機 才谷ウメタロウ漫画機動戦士ガンダム GROUND ZERO コロニーの落ちた地で -RISE FROM THE ASHES-』に登場。「荒野迅雷」と呼ばれるヴィッシュ・ドナヒュー中尉グフ前に搭乗する機体。得意の一撃離脱戦法特化するため、背部にラケーテン・ガルデンを装備両脚部もスラスターが2基ずつ増設されているのが確認できる両肩スパイク・アーマー装備しグフシールド携行する機体色は不明グフシールドには「隻眼髑髏」のパーソナル・エンブレムが描かれている。

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