モデルグラフィックス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 15:48 UTC 版)
『モデルグラフィックス』(Model Graphix)は、日本の月刊模型雑誌である。毎月25日発売。編集はアートボックス、発行は大日本絵画。略称は『MG誌』、『モデグラ』。
- 1 モデルグラフィックスとは
- 2 モデルグラフィックスの概要
- 3 アートボックス編集の他の模型誌
- 4 脚注
モデルグラフィックス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/20 05:38 UTC 版)
1984年に創刊した月刊模型雑誌『モデルグラフィックス』(編集:アートボックス、発行:大日本絵画。以下『MG』)では「艦船ちゃんいらっしゃい」という名称で、第二次世界大戦当時に運用された艦船などを可愛いものと見立て考察、解説する誌上企画が行われていたが、1995年中頃から該当する艦船の兵装の一部をまとった少女のイラストが「今月の大鑑巨砲少女」と題して実際に投稿されるようになる。もっとも、第一回である1995年6月号は『MG』に連載を持ち、つながりの深い岡部いさくの告知的なイラストであったため、実際に読者投稿としての艦船擬人化のファンアートが始まったのは次の1995年7月号以降である。この企画はおよそ7年にわたって続き、2002年8月号を最後にそれ以降は「今月の大鑑巨砲少女」ではなく基本的に巻末の総合イラストコーナーに統合されているが、「艦船ちゃんいらっしゃい」自体はその後も続いた。 『MG』はガンダムシリーズに注力してきた雑誌であり、ガンダムの萌え擬人化であるMS少女について「今月のMS少女」とする題名で1987年11月号より数年にわたりシリーズ化するなど、萌え擬人化自体にも積極的であった。MS少女の初出は雑誌Animec第25号(1982年7月)掲載の赤井孝美によるイラストとされている。この「今月のMS少女」を行っていた『MG』が、その関連として始めた企画が「今月の大鑑巨砲少女」であって、元々はMS少女の派生にその由来を求めることができ、現在当然のものとされている艦船が該当する船の兵装の一部をまとう少女といった表現もMS少女のそれを踏襲してきた経緯がある。もっとも「今月のMS少女」は明貴美加による固定連載だったのに対し「今月の大鑑巨砲少女」は、読者からファンアートと言う形でイラストを募集していたという違いはある。
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