公王
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 20:14 UTC 版)
「異世界はスマートフォンとともに。」の記事における「公王」の解説
望月 冬夜(もちづき とうや) 声 - 福原かつみ 本作の主人公。北国(太平洋側)生まれ。特技はピアノ。得意教科は歴史。また、頭の回転が早く、頭がいい。好きな音楽は、母方の祖父、じいちゃんの影響を受け、1980年代頃の洋楽が好み。 物語開始時点では15歳の男子高校生だったが、下校中に神様の手違いで神雷(じんらい)を落とされ死亡。非礼を詫びた神様によって本作の舞台である異世界に転生する。その際、所有していたスマートフォンを異世界でも使えるように頼む。また、「すぐ死んでしまっては生き返らせた意味がない」と身体能力などを底上げしてもらった結果、無尽蔵の魔力量、7属性魔法の全属性持ち、無属性魔法を使い放題というチート能力を持つことになる。さらに、慌てていた神様が彼の欠損部分を再生するときに元の世界ではなく神域の物質を使ったことで、世界神の眷属となり、神力にも目覚める。 基本的に物怖じせず、流れに身を任せるタイプ。それゆえに押しの強い人間にはつい従ってしまい、トラブルに巻き込まれることが多いが、その度に神様の手で神器化されたスマートフォンと、持ち前のチート能力を駆使して解決していく。 この世界では冒険者になった。レグルス帝国の反乱を鎮圧した後、ベルファスト王国とレグルス帝国より領土の一部を譲渡され、ブリュンヒルド公国を建国し公王に就任。同時に、冒険者ギルドで銀ランクに昇格、それから僅かの間に巨獣を討伐し、金ランクに昇格する。 普段は温厚でお人よしな性格だが、敵対者には容赦がなく(やりすぎて周りが引くほど)、害を成そうとした者達は、黒幕も含めて悲惨な末路を辿る。これは多忙な両親の代わりに面倒を見てくれた母方の祖父の影響を強く受けている。チート能力やフレームギアなど、個人が持つには強大過ぎる力を持つため、同盟を結んでいる国王達からは「野心家だったら、既に世界は征服されていた」、「その気になれば、国の一つや二つを簡単に滅ぼせる」と評されており、同時に「人が良い人間」であることを幸運と安堵されている。 自分に向けられた好意には非常に鈍く、ストレートに告白されるまで気付かない。一方で他人の色恋沙汰には鋭く、何組かカップルを成立させている。 武器は刀身部分が短剣から長剣に変形し、銃としても使える変形型銃剣・ブリュンヒルドで、もう一挺の銃と共に愛用しているほか、後に無属性魔法【グラビティ】を【プログラム】したミスリル製の大剣も作成・使用している。 冬夜専用のフレームギア・レギンレイヴは専用機の中で最も後に造られた万能型。それまでの専用機開発のノウハウが投入されており、冬夜の莫大で純粋な魔力にも対応している。
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