Caseに登場するサイコ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/13 02:46 UTC 版)
「デッドライジング2」の記事における「Caseに登場するサイコ」の解説
ストーリーを進めるには必ず倒さなくてはならないサイコ達。 ブランドン・ホイッタカー(Brandon Whittaker) ステイシーも所属する『CURE』のメンバー。22歳。思想が偏っており、今回のアウトブレイクの犯人とされるチャックを英雄視している。 「ゾンビの自由と解放」という思想に耽ってアメリカーナカジノのトイレで生存者の女性であるVikkiを拘束し、チャックに成り代わってその教えを広めようとしており、その生贄として女性をゾンビに襲わせようとしたが、チャックに止められたことでチャックに自分の目的をやり遂げる勇気がないと悟って襲い掛かる。 『オフ・ザ・レコード』では主要キャラクターの一人に昇格しており、ステイシー曰く『CUREに入会したばかりの新人』であるらしいが、TKとの裏取引によりアウトブレイクを起こした犯人である。再登場時はさすがにこうなるとは予想していなかったと発言するも、直後にその有様を肯定して一方的に捲し立てた後にVikkiをガラス片で殺害し、襲い掛かる。 ガラス片を武器にしており、切り刻んで攻撃してきたりする他、トイレの個室に逃げ込んでそこから奇襲をかける攻撃も仕掛けてくるが、『オフ・ザ・レコード』では耐久力が減った代わりに動きが早くなり、更にはトイレの個室に逃げ込んだ後に身代わりのゾンビを送り出すという新戦法を繰り出すようになる。 主人公に敗れるとトイレの個室に逃げ込むものの、自分が襲わせようとしていたゾンビに噛まれてしまい、最後はゾンビになることに絶望しながら自殺した。PP取得ポイントはガラス片で自分の首を掻っ切る挑発を行っている瞬間。 『2』ではサイドケースにのみ登場するが、『オフ・ザ・レコード』では主要キャラクターであるためにメインケースで必ず対峙することになる。余談だが『2』と『オフ・ザ・レコード』での日本語字幕における一人称が変わっている(『2』が「俺」で、『オフ・ザ・レコード』が「僕」)。 アンバー&クリスタル・ベイリー/ツインズ(Amber & Crystal Bailey/Twins) 双子の美しい姉妹で、黒髪がクリスタル、金髪がアンバー。25歳。『TiR』のホステスとして常にTKの傍らにおり、主人公(チャックかフランク)を男としての魅力に欠けていると見なして馬鹿にしている。物語中盤にはTKを追う主人公の前に立ちはだかり、高級クラブでレベッカを人質にして刀を手に襲い掛かるが、戦闘はどちらか片方を倒すだけで終了するために片割れを倒すと残された方は相方を殺された事で「私の…半身が…」と絶望し、主人公に「あなたはこの街で滅ぶのよ」と悪罵を吐き捨てた後に「私たちはずっと一緒」と言い残して自害する(どちらを倒しても喋るキャラが変わるだけで、セリフは変わらない)。PP取得ポイントは腰をくねらせて挑発する瞬間。 ヘリコプター サグ二人とTKが搭乗したヘリコプター。サグの内、一人がヘリを運転し、もう一人が備え付けられたミニガンで銃撃する。TK自身は何もしない。 主人公によってクレーンに固定されてしまったために行動範囲が限られているが、機体を主人公にぶつける攻撃も行う。 搭乗しているサグに直接銃撃してもダメージを与えられないが、プロペラにアイテムをぶつけることでダメージを与えられる。 サージェント・ドワイト・ボイキン(Dwight Boykin) アウトブレイク発生から3日後の9月28日午前9時にフォーチュン・シティへ生存者救助のために派遣された軍人。サージェント(Serg.)は階級の「軍曹」の意。35歳。スキンヘッドで、腕にタトゥーがあるという厳つい出で立ちだが、任務に忠実で、部下からも信頼されるなどの優秀且つ冷静沈着である。 フォーチュン・シティ到着後は最初は普通のゾンビを撃退するなどの優位だったが、突然変異したゾンビ(ガスゾンビ)の襲撃という予想外の展開で小隊が全滅したことにより正気を失う。その後、生存者や死者、ゾンビとの区別が付かなくなっており、部隊の掃討作戦の取材をしていたレベッカを拉致(ボーキン自身は保護しているつもりでいる)し、地下駐車場で部下の死体に話しかけながらもゾンビに応戦している姿が見られ、また動くものが全てゾンビだと思い込んで助けに来た主人公にも銃を向けて襲い掛かる。 LМGと手榴弾による攻撃がメインだが、肉弾戦も強力で、距離が近いと蹴りや銃による殴打でダウンさせて倒れた主人公目掛けて銃撃を行った上で弱った主人公を軽々と投げ飛ばしてしまう。 主人公に敗れると最後まで主人公をゾンビだと思い込んだまま噛まれてゾンビになることを恐れ、持っていた手榴弾で自ら命を絶った。PP取得ポイントはダウンした主人公への追い打ちと、立ち止まって銃を乱射する行動。 レイモンド・サリバン(Raymond Sullivan) 『2』では実はフェノトランス社の息が掛かった人物であり、チャックが事件の証拠を掴むと遂にその正体を現してレベッカを射殺し、全てのデータを持ってフォーチュン・シティから逃走を図るが、後を追って来たチャックに追いつかれたことでユカタンカジノの屋上で対峙する。 戦闘では距離が離れていると正確な銃撃を行い、サリバン本人がいる足場に上がると素早い動きで的確な回避行動を取る他、体術を得意としており、こちらが武器で攻撃しようとすると当て身のように捌いてしまうが、発煙筒で目印を付けて上空から攻撃機による援護射撃もさせる。チャックに敗れると上空からの支援砲火によって出来た隙に乗じて逃走に成功し掛けるもチャックの機転を利かせた攻撃により胴体を切断されて死亡した。 『オフ・ザ・レコード』では、事件の黒幕としての役割はステイシーが担っており、敵キャラクターとしては登場しない。 ステイシー・フォーサイズ/エージェントS(Stacy Forsythe) 『オフ・ザ・レコード』では顔立ちが変更され、ブランドンがアウトブレイクを起こしたためにサリバンから嫌疑をかけられ、真相究明のためにフランクに協力するが、後に正体がフェノトランス社のエージェントであることが明らかになる。その後はレベッカとサリバンを撃って逃走 し、フェノトランス社の保安警察を呼び寄せてクイーンの回収を指揮するが、追って来たフランクによって部隊を壊滅させられ、ウラヌスゾーンにあるマニピュレーターやミサイルを搭載するアトラクションに偽装されていた巨大ロボに搭乗し、サリバンの代わりに本編の最終ボスとして立ち塞がる。戦いが三段階に分かれており、第一や第二段階ではマニピュレーターやミサイル、第三段階では火炎放射や格闘などで攻撃してくる。フランクに敗れると最初は白兵戦で圧倒され搭乗席から転落しかけるが、勝ったと思いフランクが油断した隙にカメラを掴んで逆に転落させ、落下のダメージから回復していない彼を拳で滅多打ちにして逆に勝ち誇るも本社に連絡を取っている最中に脚部が壊れて倒れ込んできたロボットの下敷きとなって死亡した(フランクは咄嗟に回避した)。 タイロン・キング(Tyrone"TK"King) OVERTIMEではプレイヤーが無実を証明して生存者らを脱出させている間にケイティーとステイシー(『オフ・ザ・レコード』ではレベッカ)を拉致し、アリーナにて「最後のショー」と称して公開処刑を執り行おうとする。その後、チャック/フランクにいくつかの品物をアリーナに持ってくるように要求し、品物を持ってきたチャック/フランクを気絶させて全てのアイテムを奪い、『2』ではチャックをロープで縛って処刑を行おうとするが、チャックが体勢を立て直したために襲い掛かる。 『オフ・ザ・レコード』では気絶させたフランクをリングに放置し、レスラーゾンビとガスゾンビの大群に襲わせるが、レベッカの手助けでフランクが足場に登ってきたために襲いかかる。 主人公に敗れるとケイティーとステイシー/レベッカを助けようとしたチャック/フランクの隙を突いてアリーナに落とそうとするが、逆に投げ落とされた。 戦闘では特製マイクで殴打したり、高速タックルを仕掛けてくる。また、主人公が台の上に登るとマシンガンで銃撃してくる。さらに、この戦闘中は『2』では吊るされたケイティーとステイシーが徐々に降下していき、『オフ・ザ・レコード』では負傷しているレベッカの容態が悪化していく。ケイティーとステイシーが降下しきるとゾンビに食われて死に、レベッカを放置していると出血多量で死に、それぞれゲームオーバーになる。
※この「Caseに登場するサイコ」の解説は、「デッドライジング2」の解説の一部です。
「Caseに登場するサイコ」を含む「デッドライジング2」の記事については、「デッドライジング2」の概要を参照ください。
- Caseに登場するサイコのページへのリンク