Caseシリーズ
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「金田一少年の事件簿」の記事における「Caseシリーズ」の解説
1998年 - 2001年。FILEシリーズはコミック何冊にも分かれていたが、Caseシリーズ以降は読者が揃えやすいようにリニューアルされた。一つの事件を単行本1冊分または2冊分にまとめなければならないため、ストーリーの長さが単行本1冊におさまる中編か、2冊分使い切る大長編かのどちらかに制限されている。Case6についてのちに天樹征丸は『金田一少年の全事件簿』にて「もう少しページが欲しかった」と語っていた。 通算事件事件名連載期間収録巻回数怪人名あらすじ20 Case1魔犬の森の殺人 1998年1月29日 - 4月1日 Case1巻 全10話 「ケルベロス」 一と美雪は友人たちと山梨にキノコ狩りにやってくるが、ひょんなことから廃研究所を訪れ、そこに滞在中のオカルト研究会の大学生達と出会った。しかしそこで、魔犬「ケルベロス」の仕業かのような殺人が起きる。 21 Case2 銀幕の殺人鬼 1998年6月24日 - 8月26日 Case2巻 全9話 「スコーピオン」 不動芸術高校の映画研究部の映画製作に参加することになった一と美雪。しかしそこで、かつて映研部が制作したホラー映画「サソリ座の惨劇」に見立てて部員が殺されていく。 22 Case3 天草財宝伝説殺人事件 1998年10月14日 - 1999年1月29日 Case3上下巻 全13話 「白髪鬼」 いつきの依頼で、天草諸島に眠る天草四郎の財宝発掘ツアーに参加した一達。しかし行く先々で、島に伝わる殺人鬼「白髪鬼」によってツアーの参加者が次々と殺されていく。一は、事件の真相解明と天草財宝の在りかを示す暗号「ロザリオ秘文」の解読に挑む。 23 Case4 雪影村殺人事件 1999年4月21日 - 6月30日 Case4巻 全9話 なし かつての友人の訃報を受け、葬式に出席すべく秋田県の雪影村を訪れた一。一は懐かしい旧友達と再会するが、その友人の一人が殺害され、中学校のグランドで発見される。グランドは一面雪に覆われていて、死体の周りには被害者の足跡しか残されていなかった。 24 Case5 露西亜人形殺人事件 1999年10月20日 - 2000年2月16日 Case5上下巻 全15話 「コンダクター」 いつきの依頼で、死去した人気ミステリー作家の遺産を巡る暗号解読レースに関わることになった一と美雪。北海道にあるその作家の別荘「露西亜館」訪れるが、遺産相続候補者が暗号になぞらえて次々と殺されていく。しかも、露西亜館にはあの「天才犯罪者」の姿もあった・・・。 25 Case6 怪奇サーカスの殺人 2000年4月12日 - 6月21日 Case6巻 全9話 「MONSTER」 ミス研の合宿の下見のため孤島「茜島」にやってきた一たち。そこで怪物に扮装したサーカス団「ゴブリン・サーカス」のメンバー達と知り合う。しかし、そのサーカス団のピエロ達が、炎の巨人「MONSTER」の仕業のような状況で、次々と殺されていく。 26 Case7 金田一少年の決死行 2000年8月23日 - 2001年1月1日 Case7上下巻 全16話 「巌窟王」 「地獄の傀儡師」高遠遙一を追って香港に渡った一。しかし、高遠の罠で殺人容疑をかけられ、さらに美雪たちの目の前で明智警視を刺す姿を目撃される。一はホテルで知り合った幼いボーイ・龍道と共に逃亡しながらも、高遠が差し向けた真犯人「巌窟王」の正体を暴くべく、香港を駆け回る。
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