2018年の打ち上げとは? わかりやすく解説

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2018年の打ち上げ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 09:30 UTC 版)

ファルコン9打ち上げ一覧」の記事における「2018年の打ち上げ」の解説

Flight No.打上げ日時(UTC)形式射場搭載搭載物の重量目標軌道荷主打ち上げ結果着陸結果472018年1月8日01:00 Falcon 9 Block 4 B1043.1 CCAFS SLC-40 Zuma 機密 LEO ノースロップ・グラマン (政府機関の依頼) 成功 (※衛星分離後軌道乗らず) 成功 (陸上) フェアリング問題が見つかり、打ち上げが2ヵ月近く延期されていた。打ち上げには成功したが、衛星2段目から分離できなかったのではないかという噂があるが、スペースXロケット正常に動作した発表出した。この衛星軍事用思われ、その性質上正確な情報がほとんど発表されないため真相不明である。1段目のブースター17回目回収成功した。 482018年1月31日21:25 Falcon 9 Full Thrust♺ B1032.2 CCAFS SLC-40 GovSat-1 / SES-16 4,230kg GTO SES 成功 成功 (海へ着水) 2017年5月にNROL-76を打ち上げた1段目を再利用した。3機の主エンジン使用した海上着水実験成功したが、1段目は沈没せずにそのまま残ってしまったため、破壊して沈没させた。 FH 12018年2月6日20:45 Falcon Heavy coreB1033 KSC LC-39A SpaceXCEOテスラ・ロードスター(※電気自動車) 1,250kg 太陽周回軌道0.99–1.67AU (ほぼ火星遷移軌道) SpaceX 成功 失敗 (無人船) B1023.2 (side) ♺ 成功 (陸上) B1025.2 (side) ♺ 成功 (陸上) ファルコンヘビー初打ち上げ。Thaicom8およびCRS-9の打ち上げ回収した1段目をサイドブースターとして再使用した。打ち上げ成功し、サイドブースターは2本同時に着陸成功したが、中央コアドローン船への着陸はTEA-TEB化学点火装置使い果たされ2つの主エンジンの再点火失敗したため無人近く海上落下して失敗したその時無人船に損傷与えてしまった。今回打ち上げ試験目的のため衛星等は積み込まず積み荷スペースX社CEOであるイーロン・マスク保有するテスラ・ロードスターマスクテスラ社のCEOでもある)と、宇宙服着せた人形載せられた。打ち上げ前1月24日行われた発射台上でエンジン点火試験では、初めロケット3基分の27個のエンジン一斉に点火された。これは開発中止されたロシアN-1に迫る非常に多いエンジン数である。第二ステージの後、火星遷移軌道への最終燃焼行いイーロン・マスク3回目燃焼成功したツイートした。ペイロードヴァン・アレン帯の中を6時間かけて通過し火星向けて順調に飛行したインターネット上で生配信YouTube史上2番目に視聴され生配信となり、同時視聴数230以上に達した分離されテスラ・ロードスター搭載されカメラからは地球バック遠ざかる様子映し出された。 492018年2月22日14:17 Falcon 9 Full Thrust♺ B1038.2 VAFB SLC-4E Paz英語版) /Tintin 2,150kg SSO Hisdesat exactEarth SpaceX 成功 実施無し フル・スラスト(ブロック3)の最後打ち上げFormosat-5打ち上げ使用した1段目を再利用した。Pazスペイン語で平和)は、ドイツ衛星共同運営されるスペイン初の偵察衛星である。積み荷には副ペイロードとして、2台のSpaceX社の衛星通信ネットワーク試験衛星積まれており、これらは低軌道投入された。この1段目には着陸用の装備搭載されず、海上落下して消費された。また、フェアリング2つ600ドル相当)の回収試験されフェアリング2.0呼ばれる誘導システムスラスタパラフォイル装備したフェアリング搭載された。船の上に網を装備したMr. Steven号と呼ばれる有人船による回収試験されたが、船から数100m離れた位置へ軟着水したため回収成功した直接捕まえることはできなかった。 502018年3月6日05:33 Falcon 9 Block 4 B1044 CCAFS SLC-40 Hispasat 30W-6 6,092kg GTO HispasatNovaWurks 成功 実施無し 積み荷スペイン通信衛星SpaceXによって現在までに打ち上げられ最大衛星で、「ほぼバスサイズとされる。1段目は無人船への着陸計画されたが、気象条件が悪いため実施されなかった。打ち上げ日程遅延を防ぐためと、フェアリング内の加圧3月1日アトラスV によって打ち上げられたGOES-Sとの軌道競合に関する懸念があったことから、回収予定はないが着陸脚とチタン製のグリッドフィンは搭載されたまま打ち上げられた。 512018年3月30日14:14 Falcon 9 Block 4 ♺ B1041.2 VAFB SLC-4E Iridium NEXT 4150 9,600kg 極軌道LEO イリジウムコミュニケーションズ 成功 実施無し 5回目イリジウムNEXT打ち上げ3回目イリジウムNEXT打ち上げ使用した1段目を改装して使用した最新の再点火エンジン搭載し、より多く打ち上げで1段目を回収できるようにするための試験が行われた。また、海上でMr. Steven使ってフェアリング半分捕まえ2回目試験行ったが、パラフォイルねじれてしまい上手く捕まえることができなかった。 522018年4月2日20:30 Falcon 9 Block 4 ♺ B1039.2 CCAFS SLC-40 SpaceX CRS-14(Dragon C110.2 ♺) 2,647kg LEO (ISS) NASA 成功 実施無し この打上げでは、CRS-12で使用された1段目を改装したものと、CRS-8で使用されドラゴン改装したものを使用したドラゴン外部ペイロードにはISS使用する材料研究プラットフォームMISSE-FF、ロボット給油ミッションTSIS、ASIMヘリオフィジックスセンサー、宇宙ゴミ除去実験装置等が積まれた。1段目は使い捨てにされ、ドラゴン大気圏再突入では多くデータ収集したまた、コスタリカ初の衛星ProjectIrazúとケニア初の衛星1KUNS-PFも同時に打ち上げられた。 532018年4月18日22:51 Falcon 9 Block 4 B1045.1 CCAFS SLC-40 TESS 362kg HEO NASA 成功 成功(無人船) NASA重要な科学ミッション第一段TESS太陽系外惑星広域探索目的とした宇宙望遠鏡で、SpaceXにとっては地球観測目的としない科学衛星初めての打ち上げとなった2段目で衛星長楕円軌道投入されその後衛星自身ブースター加速して、月フライバイ等の複雑な制御行った後、2か月後には月と2:1の軌道共鳴に入る。2018年1月Falcon 9 Full Thrust今回のようなNASAの「中リスクミッション担当するために必要なLaunch Services Program Category 2認証」を取得していた。新造ブロック4最後打ち上げとなり、1段目は24回目回収成功したまた、フェアリング回収のための海上への着水実験が行われた。 542018年5月11日20:14 Falcon 9 Block 5 B1046.1 KSC LC-39A Bangabandhu-1 3,600kg GTO タレス・アレーニア・スペースバングラデシュ電気通信規制委員会(BTRC) 成功 成功(無人船) 最初ブロック5打ち上げ最初積み荷2017年12月アリアン5打ち上げ予定していた、タレス・アレーニア・スペース製のバングラデシュ初の商業衛星衛星通信サービス用)となった。1段目は25回目回収成功した。 552018年5月22日19:47 Falcon 9 Block 4 ♺ B1043.2 VAFB SLC-4E Iridium NEXT 5155 GRACE-FO 1, 2 6,460kg 極軌道LEO イリジウムコミュニケーションズGFZ • NASA 成功 実施無し 6回目イリジウムNEXT打ち上げZuma打ち上げた1段目を再使用した。1段目の再利用間隔4.5ヶ月新記録であった。GFZは、2015年にGRACE-FOのウクライナドニエプルよる打ち上げ契約解除された後、Falcon 9によるイリジウム打ち上げライドシェアをするように手配していた。イリジウムCEO Matt Deschは、2017年9月にGRACE-FOがこのミッション打ち上げられる発表していた。 562018年6月4日04:45 Falcon 9 Block 4 ♺ B1040.2 CCAFS SLC-40 SES-12 5,384 kg GTO SES 成功 実施無し SES-8と同じく中東アジア太平洋地域サービス提供する通信衛星打ち上げたSES最大衛星だった。第1段ロケットブロック4用いられたが、GTO衛星乗せるために第2段ロケットにはブロック5用いられた。 572018年6月29日09:42 Falcon 9 Block 4 ♺ B1045.2 CCAFS SLC-40 SpaceX CRS-15(Dragon C111.2 ♺) 2,697 kg LEO (ISS) NASA 成功 実施無し MISSE-FF 2、ECOSTRESS、Latching End Effector、Birds-2などをペイロードとしてISS輸送した使用されブースター4月TESS打ち上げ使用されてから2か月半しか経過しておらず、当時の記録であった4か月半を大幅に更新したブロック4ブースター今回最後使用となり、大西洋落下させて廃棄された。 582018年7月22日05:50 592018年7月25日11:39 602018年8月7日05:18

※この「2018年の打ち上げ」の解説は、「ファルコン9の打ち上げ一覧」の解説の一部です。
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