2次車3次車とは? わかりやすく解説

2次車・3次車(1990・1991年度製)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 17:14 UTC 版)

営団01系電車」の記事における「2次車・3次車(1990・1991年度製)」の解説

第24編成 - 第31編成該当する車体メーカー日本車輌製造制御メーカー日立製作所モータ三菱電機新製時より冷房装置客室暖房装置搭載銀座線では初めての冷暖房搭載車である。 冷房操作盤取り付けの関係で、北側の妻窓が消滅車内化粧板光沢のあるものに変更座席バケットシート窓枠FRP成形品に変更された。 自動放送装置新製時より設置した。これは1990年から1993年2000形全廃まで在来車にも設置されたが、放送起用されている声優内容東京メトロ移行時に変更された。 側引戸結露防止戸袋への引き込み防止のため複層ガラスとされた。 3次車からは新製時よりCS-ATC装置搭載した在来車も1991年度から1993年度にかけて搭載された。 ATC装置搭載合わせて常用減速度2次車までの3.5 km/h/sから丸ノ内線02系と同じ4.0 km/h/sに変更した車体構造一部変更されており、妻部の角の処理が丸み帯びたもの(ネジ留めあり)から直線的溶接処理)なものになっている03系1次車01系1次車と同じ処理になっている)。 また、30編成ラストラン使用され編成でもある。

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2次車・3次車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/10 03:47 UTC 版)

山陽電気鉄道2000系電車」の記事における「2次車・3次車」の解説

1957年昭和32年)に2次車として2000形6両(2002 - 2007)が、1959年昭和34年)に3次車として2000形2両(2008・2009)と2500形3両(2502 - 2504)がそれぞれ製造された。2000系唯一の量産グループで、窓配置d1 (1) D9D (1) 2(2000形)および2 (1) D10D (1) 2(2500形)である。 私鉄標準車体仕様書が関係各社賛同をほとんど得られないまま立消えになったことと、1958年完成向けて着々と工事進められていた日本国有鉄道国鉄山陽本線姫路電化備え陳腐化目立ち始めていた820・850形代わる本格的な特急用車両求められていたことから、側面窓配置内装大幅に変更し850形準じたシートピッチ910mmの転換クロスシートとそれに合せた800mm幅の狭窓となった前面1次車同一だが、前面窓最後まで原形保っていた2008・2009含め窓ガラス固定方法こそ途中で漏水対策としてHゴム支持変更されたものの、寸法はほとんど変更されずに終わっている。機器類の構成基本的に1次車同一だが、主電動機川崎製と同等性能備え三菱電機MB-3037-Aへ、制御器も改良型のKMC-102へ変更されている。また、台車はOK-15の実績を基に小改良したOK-15Aとなった長い折衝の末に監督官庁所轄警察署許認可得て懸案であった電鉄兵庫付近併用軌道上における3両編成での列車運行が可能となったことで、1959年追加製作され中間車である2500形計画通りT車とされた。その車両番号の下1同期製作で編成を組む電動車のうち、偶数番号車の下1半分の値を取って付番されたが、実際には必ずしも対応する電動車とのみ連結されていた訳ではなく時期によってはこのグループのものが1次車編成組み込まれていたケースや、このグループ電動車5次車アルミ中間車組み込まれケースもあるなど、検査などの都合合わせて弾力的な運用実施されていた。 こちらの台車はやはり軸式のOK-21で、OK-15系に比して揺れ枕吊り構造大幅に改良され揺れ枕部にオイルダンパボルスタアンカー追加され乗り心地改善図られている。 1959年昭和34年)に追加製作され2008-2009は、ラッシュ対策として扉間の両端各1列分をロングシートとしていた。さらにこの2両は翌年4次車電動車転換クロスシート仕様導入するにあたり混雑対応のため全ロングシート化された。その他の編成次第混雑時の乗降に耐えられなくなり、また複雑な制御器のメンテナンス手を焼いたこともあって、神戸高速鉄道開業後、3000系増備一段落した1969年昭和44年)より電動車電装解除運転台撤去と扉増設ロングシート化ブレーキHSC化、引き通し線の3000系仕様化、行先表示器等の追加設置などを実施した上で3000系3550形に編入された。この際発生したMB-3037系モーター3200形流用され、余すことなく有効活用された。このグループの3550形への改造後は、1986年昭和61年)に5000系登場するまで山陽電鉄クロスシート車は製造されなかった。 また、このグループから改造された3550形の多くは、2300系改造車(3560番台)に置き換えられ1998年平成10年)に廃車されている。 車両番号の対応は以下の通り旧車両番改造年月日 備考 3550 2503 1969/11/28 1990年救援車1500改造 3551 2004 1969/12/26 1989/7/31廃車 3552 2005 1969/12/8 1985/10/15廃車 3553 2502 1970/7/11 1998/6/5廃車 3554 2006 1970/7/11 1998/3/31廃車 3555 2007 1970/8/26 2003/2/28廃車 3556 2504 1970/12/12 2003/2/28廃車 3557 2002 1970/10/19 2001/11/20廃車 3558 2003 1970/12/12 1998/6/5廃車 改造されずに残った2000形2008・2009の2両は3550形に改造され僚車のように冷房装置搭載されることもなく、2扉ロングシートのまま6次車の2508を挟んで普通車として運用続けられたが、5000系増備に伴い1989年平成元年)に廃車された。ただし、当グループ電動車主電動機はいずれ最終的に3200形流用されており、2011年平成23年)現在も全数現役である。また、3550は狭幅に改造されていた貫通路広幅復元して両開き扉を設置するなどの改造施し塗色クリーム地に水色帯へ変更した上で救援車1500となった。 この1500通常東二見車両基地常駐しており、山陽在籍車で最後非冷房車であったが、2010年6月30日付で廃車された。

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