2次車(21104F - 21111F)・増結車(21701F - 21703F)
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「近鉄21000系電車」の記事における「2次車(21104F - 21111F)・増結車(21701F - 21703F)」の解説
1988年末から増備された2次車以降は、本系列使用列車の利用客が多いことにより4両以下での運行を想定しなくてもよくなったことから、運転台付の中間ユニットのモ21300形 - モ21400形を中間電動車に変更し、形式をモ21304形 (M) - モ21404形 (M) とした。 1990年に計11編成が出揃ったが、8両編成の需要も出てきたため、1次車3編成については、運転台付中間ユニット(編成記号UB)のモ21300形 - モ21400形の2両を、同年に製造されたモ21304形 - モ21404形(2代目モ21301 - モ21303、モ21401 - モ21403)に差し替え、捻出された中間ユニットは増結用としてモ21700形 - モ21800形(モ21701 - モ21703、モ21801 - モ21803)に改番した。なおモ21700形 - モ21800形を挿入の上8両に組成される編成は一定していない。また連結される位置はモ21404形とモ21500形との間となる。結果、本系列は6両編成11本と、増結用2両3本の72両となった。 2次車編成表(21104F - 21111F) 項目\運転区間 ← 近鉄難波・賢島 近鉄名古屋・近鉄奈良 → 号車6 (1) 5 (2) 4 (3) 3 (4) 2 (5) 1 (6) 形式モ21100形 (Mc1) モ21200形 (M') モ21304形 (M) モ21404形 (M') モ21500形 (M) モ21600形 (M'c1) 搭載機器◇,CON,◇ DC-DC,CP,BT ◇,CON,◇ DC-DC,CP,BT ◇,CON,◇ DC-DC,CP,BT 自重44.0 t 44.0 t 43.0 t 44.0 t 44.0 t 45.0 t 運転設備運転台 入換用運転台 入換用運転台 運転台 座席種別レギュラー レギュラー レギュラー レギュラー デラックス デラックス 定員56 56 60 56 42 42 車内設備 洗面室・トイレ 車内販売控室 洗面室トイレ 車内販売準備室 洗面室・トイレマガジンラック 公衆電話 増結車編成表(21701F - 21703F) 項目\運転区間 ← 近鉄難波 近鉄名古屋 → 号車4 (5) 3 (6) 形式モ21700形 (Mc1) モ21800形 (M'c1) 搭載機器◇,CON,◇ DC-DC,CP,BT 自重44.0 t 45.0 t 運転設備中間運転台 中間運転台 座席種別レギュラー レギュラー 定員56 56 車内設備洗面室トイレ 車内販売準備室 搭載機器欄のCONは制御装置、DC-DCは補助電源装置、CPは電動空気圧縮機、BTは蓄電池、◇はパンタグラフ搭載位置。 2003年3月までは近鉄難波(現在の大阪難波)ゆきが先頭車を6号車、近鉄名古屋ゆきも先頭車を6号車と表示した。( )が近鉄名古屋ゆきの号車番号。 8両編成の場合の編成定員は424名である。
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