標準車体
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/12 08:32 UTC 版)
「いすゞ・キュービック」の記事における「標準車体」の解説
いすゞバス架装指定メーカーの川重車体工業(後のアイ・ケイ・コーチ)が開発したキュービックボディは特徴的な外観を有する。 前面は特徴的な1枚窓で、左右には独特の三角固定窓を持ち運転席からの視野拡大を実現している。ワイパーはオーバーラップ式が標準であるが、降雪地域を主として国鉄バスや札幌市交通局では平行連動式を導入している。車体はスケルトン構造を採用しているが、外版の接合にリベットを使用している箇所も多い。当時のカタログには「リベットレス化を可能とするスケルトン構造と剛性に優れたモノコック構造の長所を生かした骨組み構造を採用」との記述がある。 日本車離れした前面のスタイルは、1971年の発表時に機能とデザインの調和が高い評価を受けた、フランスのベルリエ・PR100(現ルノートラック・PR100 (仏語版))の影響を受けた(あるいは参考にした)といわれる。 1984年の登場時はLVのみで、LTは少し遅れて1985年(昭和60年)から架装された。このため、LTの最初期に製造されたもので川重車体工業製の車体を架装した場合は、K-EDM430と同じモノコックボディーが架装された。 P-代のリア側P-LV314L 関東鉄道 U-代のリア側U-LV324L 関東鉄道 KC-代のリア側KC-LV380N 関越交通
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