とば・す【飛ばす】
読み方:とばす
[動サ五(四)]
1 空中を飛ぶようにする。「模型飛行機を—・す」「風船を—・す」
2 何かをめがけて、手元から勢いよく放つ。「ボールを—・す」「矢を—・す」
3 強く吹いて、空中に舞い上がらせる。「台風で屋根が—・される」「帽子を—・す」
4 空中に散るようにする。はね散らす。飛散させる。「自動車が泥水を—・して通る」
5 手や足で攻撃やわざをすばやくしかける。「内掛けを—・す」
6 乗り物を速く走らせる。また、スピードを出して速く進む。「時速一〇〇キロで—・す」「前半をハイペースで—・す」
7 勢いよく、また、遠慮なく言う。「やじを—・す」「皮肉を—・す」
8 命令などが早く伝わるようにする。うわさなどが広まるようにする。「檄(げき)を—・す」「デマを—・す」
11 中央から地方へ、または都会から辺地へ転任させる。左遷する。「地方の出張所へ—・された」
12 水分などを除く。「強火で鍋のアルコール分を—・す」「炊飯器の蓋を開けて余分な水分を—・す」
13 (動詞の連用形に付いて)その動詞の意味を強める。勢いよく…する。乱暴に…する。「しかり—・す」「売り—・す」「突き—・す」
[可能] とばせる
[下接句] 羽觴(うしょう)を飛ばす・檄(げき)を飛ばす・口角沫(あわ)を飛ばす・錫(しゃく)を飛ばす・魂を飛ばす・与太を飛ばす
飛ばす
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/25 05:39 UTC 版)
阪神タイガース色の統一はなく、カラフル。ただし読売ジャイアンツを連想させるオレンジ色は忌避するファンが多い。勝利時にも飛ばす(勝利時も同じくカラフル)。近年は公式販売されている風船は黄色の為、黄色が多くなってきている。 広島東洋カープ以前は統一せず、カラフルであった。後に基本は赤一色となり、鯉のマークが入っている。勝利時にも飛ばす(勝利時も同じく赤一色)。 横浜DeNAベイスターズ2013年シーズンから本拠地・横浜スタジアムで風船使用が解禁された。7回表終了後および勝利時に青色の風船を飛ばす(2014年まで勝利時には水色の風船を飛ばした)。 解禁される前は、2006年5月27日にスカイマークスタジアムでオリックスと対戦した際、スポンサーの神戸トヨペットが先着2万人に配った創立50周年記念のジェット風船は、横浜ファンも飛ばした。また、後述の2011年6月12日の札幌ドームの日本ハム戦において、横浜ファンも青色のジェット風船を飛ばした。 北海道日本ハムファイターズ2012年シーズンから本拠地・札幌ドームで先述の専用ポンプ或いはふくらましパーツの使用を条件として解禁された。7回表終了後に青色の風船を飛ばし、勝利時には白色の風船を飛ばす(以前は金色の風船が飛ばされていた)。2012年6月16・17日のヤクルト戦では「選手プロデュースデー」で、両日とも赤色の風船を飛ばした。また、道内の各地の球場(函館オーシャンスタジアム・旭川スタルヒン球場・帯広の森野球場)の試合でも風船の使用が解禁となった。但し、東京ドームでは引き続き全面使用禁止のままとしている。 解禁される前は、2007年9月28日に千葉マリンスタジアムでロッテと対戦し、勝利を収めリーグ優勝(2連覇)を決めた試合のラッキー7に日本ハムファンは赤色の風船を飛ばしていた。また、同球団の2軍での試合では緑色(2軍の同球団のチームカラー)の風船を飛ばすことがある。札幌ドームでは、2011年6月12日の横浜戦で使用可能となった(7回表終了後に青色の風船を飛ばした。試合は日本ハムが勝利し、試合終了後に白色の風船を飛ばした)。 このように解禁されてから歴史が浅いためか、飛ばすファンの割合は他の球団よりも比較的少ない方である。 東北楽天ゴールデンイーグルス基本は赤一色(イベントによっては例外あり)であり、勝利時には白色の風船を飛ばす。 埼玉西武ライオンズ基本は青一色である。以前は勝利時には白色の風船を飛ばしており、2008年より一時は青と白が分けられて販売されていたが、後に青い風船しか販売されなくなった(通常時。ビジターユニホーム着用時は青と赤の風船がセット販売される)。2010年のライオンズクラシックでは赤い風船、2012年の西武鉄道創立100周年シリーズでは水色と緑の風船が飛ばされた。更に、2016年のライオンズフェスティバル2016では緑、2017では赤、2018では白と青、2019では水色の風船が飛ばされた。 2019年8月21日は、「SAVE THE HOPE ライオンズオレンジリボン運動デー」と銘打たれ、オレンジ色の風船が飛ばされた。 千葉ロッテマリーンズ元々はカラフルだったが2000年代中期頃より基本は白一色となった。Marinesの球団ロゴと、球団スポンサー・ハートフォード生命保険のマークが入っていたが、2010年以降は無地。マリンフェスタの際は水色(2018年までは青)、ALL FOR CHIBAデーの際は赤色の風船を飛ばす。 オリックス・バファローズ7回表終了後に白色の風船を飛ばし、勝利時には青色の風船を飛ばす(このスタイルは2019年より。2014年から2018年までは7回は青、勝利時は金。2013年まで勝利時も色は7回攻撃前と同じだった)。 ただし球団の応援スタイルとしてタオルを掲げるものがあり、7回攻撃前もこのスタイルを踏襲するファンが多いことから飛ばす割合としては他球団より少ない傾向がある。 元々は赤と青のツートンだったが、ユニフォームが変更された2011年度からは青と金のツートンへと移行している(復刻ユニフォーム着用などのイベントによっては例外あり)。 大阪ドーム(京セラドーム大阪)では開場以来禁止されていたが、阪神戦を多く誘致したいドーム側の意向があり、2000年シーズン後から解禁された。 福岡ソフトバンクホークス基本は黄一色(イベントによって例外あり)。勝利時には白色の風船を飛ばす。ダイエー時代は統一せずにカラフルだったが、1990年代後半から緑とオレンジを販売開始した。なお2004年、2012年以後毎年実施されている、東京ドームでの主催試合においてはジェット風船は使用禁止のため、代わりとして1塁側応援団席の来場者全員に配られる小旗を振る。
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「飛ばす」の例文・使い方・用例・文例
- シャボン玉を飛ばす
- ジョークを飛ばす
- ダイナマイトで古い橋を吹っ飛ばす
- 火星に探査機を飛ばす
- 時速100マイルで飛ばす
- つばを飛ばす。
- 悩みを笑い飛ばすとはいかにも彼らしい。
- 凧を飛ばすのは危険になることがある。
- ライト兄弟はエンジンで動く飛行機を飛ばすことに成功した。
- ごめん!蹴飛ばすつもりじゃなかったんだ。
- ジョークを飛ばす.
- 猛烈なスピードで飛ばす車.
- いすをけ飛ばす.
- 人[物]をけ飛ばす.
- (場所柄も考えず)ジョークを飛ばす.
- ほこりをフッと吹き飛ばす.
- その事故で時速 80 マイルで車を飛ばすのは愚かなことだということがわかった.
- その事故で車を飛ばすことがいかに危険かということがわかった.
- 床に人を投げ飛ばす.
- 幹線道路をぶっ飛ばす.
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