親類・その他
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/01 07:21 UTC 版)
「もやしもんの登場キャラクター」の記事における「親類・その他」の解説
日吉 菊二(ひよし きくじ) 声 - 藤本譲 「日吉酒店」の隠居。菌に好かれており、外出する際には酒屋に棲みついている蔵つきの菌がくっついてくる。菌が見える沢木はその様子を「菌のオバケ」「巨大な粘菌」と例えた。どの学校の同期かは不明だが、作中には樹慶蔵と同期という下りがあり、醗酵蔵の面々を「樹慶蔵の子供たち」と呼んでいる。日本の政財界の大物が集まる「夜の日吉酒場」の主宰者。 日吉 友春(ひよし ともはる) 声 - 日野聡 「日吉酒店」の店主で、祖父曰く掃除が好き。タレントになりたいらしいが、現在日吉酒店に置く美味しい日本酒を探すことを蛍により強制的に担わされたため、全国を放浪中。日本酒を探しに行ったはずだが、最初に日吉酒店に送り込んできたのは「かのうファーム」の地ビールだった。ただ蛍からは「酒(の味)を見る目がある」と評価されている。 容姿はお笑い芸人のケンドーコバヤシに似ており、美里のようにモデルとしたことを認める形にはなっていないものの、「笑い飯全一冊」に掲載された漫画にて美里とともにネタにされた。「トモハル」という名前もコバヤシの本名「小林友治」と同じ読み方である。 沢木 惣右衛門 直継(さわき そうえもん ただつぐ) 直保の兄で沢木もやし店の本来の跡継ぎ。自分の欲望に忠実な性格で、沢木もやし店を継ぐのを嫌い、大学卒業後先の見通しもなく渡米(家族には勝手に就職したことになっており、渡米したことも直保以外の家族には秘密)。ニューオーリンズで路銀が尽きたため、現在はそこで生活している。蛍の事を気に入っているようで、女装した彼を「可愛い」と抱きついていた。また、第121話でかつて直保が語っていた「蛍の事を女みたいと言った相手の家の納屋に放火した白装束の女」は実は彼だという事が判明した。 結城のじいさん 樹教授から西野の酒蔵を再建する為に杜氏として紹介され、結城酒造の古参である徳さん伸さんを連れ西野の酒蔵入りする。女装姿の蛍を見た際は冷静な反応をしてると思われたが、樹教授に挨拶を済ませた途端に蛍の姿に対し延々とツッコみ続けた。西野の酒蔵を任された事により醗酵蔵の面々(特に蛍)に激しいライバル心を見せ、醗酵蔵の作る酒より美味い酒を作ると豪語した。が、双方の品評の際に醗酵蔵の荒くクセの強い酒に対し、当たり障りの無い無難な酒という評価を受けショックで尋常じゃない位取り乱す。 言動がかなりパワフルなご老人。 長谷川の父 声 - 柴田秀勝、演 - 団時朗 長谷川の父親で、相当な資産家。仕事上の関係から龍太の両親と仲が良く、龍太と遥を許嫁として結婚させようとしていた。遥を農の道にそそのかしたとして樹のことは快く思っていない。屁理屈で大学に残り続ける遥に業を煮やし、結婚させる目的を隠したまま遥を龍太との婚前旅行に連れ出し、その際学校に退学届を出すという強行手段に出る。旅先のフランスでの紆余曲折から婚約が破棄された後は、破棄は両人の意志であるにもかかわらず家族会議を開いたりしていたが、結局そのままで落ち着くことを認めた模様。 ホセ / カルロス 川浜の弟たち。ホセは次男で、川浜そっくりな顔に高身長・筋肉質な体格が特徴。カルロスは三男で、目鼻立ちのはっきりした顔立ちに中肉中背の体格と色黒の肌が特徴。このように明らかな違いがあるが、沢木と蛍以外の人間には区別がつかないという不思議な現象が起きている。メキシコ在住だが、アメリカに来た川浜に会うためにニューオーリンズまでやってきた。 単行本10巻で初登場するより前に、5巻の段階で欄外の川浜の紹介に名前だけ出ているが、ここではカルロスが次男、ホセが三男、と説明されている。また、9巻で名前が登場するシーンでも、カルロスの方がホセより上であるような書かれ方をしていた。 小坂 太郎 / 美智子(こさか たろう / みちこ) 小坂伽沙凜の両親。娘を溺愛している。ふたりとも娘とは全く似ていない。娘がミス農大落としに出場するということで、その晴れ姿を見るため、遠路はるばる訪れた。当時出産が始まっていた農大の牛(キャサリン号)が自分の娘と同じ名前だったため、その話題が流れたとき、動揺し娘に詰め寄ったことが原因で、小坂の下の名前がばれてしまう結果となった。 西野の父 造り酒屋を営む。 円が生まれたとき、それを記念して日本酒を作る。酒に関してはかなりプライドを持っている。 円のことは信頼していて、行動は自主性にまかせている。 マリー 声 - 沢城みゆき、演 - 岡本あずさ フランス人の少女。日本語が堪能で、髪や目の色以外の容姿は女装の蛍そっくり(通称:3人目)。白いロリータ調の服装が主。通称白ゴス。ブルゴーニュのワイナリーの娘で、祖父に仕込まれたためワイン作りの知識は一流。語学、料理の腕もかなりのもの。仏ワインを取り巻く状況を快く思っていない。 長谷川を追ってフランスにやって来た沢木達を誤って車で轢いてしまい、その弱みでガイド兼通訳をする羽目になる。父との間に溝があったが、沢木らの行動をきっかけにして溝を埋め、本意の道を選ぶ。 長谷川に会うために来日するついでにニューヨークを観光していた際、エンパイアステートビルでひどい目に遭い、長谷川に助けを求めた。その後、彼女の要請を受けて迎えにいった長谷川達と、その彼らを追っていった蛍と樹教授と合流し、散々遊んだあと満足して日本に行くことなくフランスに帰国した。蛍と初めて対面した時、気恥ずかしさからゴスロリ服ではない格好を見せるが、蛍との相思相愛に気づくと、一瞬にして白いゴスロリ服に戻り、その後は蛍と意気投合している。 ドラマ版では最終回のラストカットにのみ登場している。 加納はな(かのう はな) 身長148cmのメガネっ娘。小柄で童顔のため幼く見えるが、実年齢は27歳(長谷川より年上)。地ビール生産を行っているかのうファームの醸造責任者。小さな牧場の中で経営しているため、醸造は基本的に1人で行っている。美味しい日本酒を探す旅に出ていた日吉友春の紹介で、日吉酒店を訪ねる。 武藤が地ビールに対して偏見を持っていたため彼女とは初対面で険悪になってしまったが、その後すぐに両者の仲は修復され、武藤が地ビールに対する意識改革を行う際にはお互い協力し合う仲になり、農大でのオクトーバーフェストへのきっかけを作った。武藤によれば、抱き枕としてちょうどいい大きさらしい。 「もやしもん リターンズ」では最終回のラストで(顔出しではないものの)僅かに登場している。 バーテンくん 声 - 松本忍 本名不明。亜矢と同じ店で働く男性。酔客に対して角を立てないようにあしらう高度な話術を持つ一方で、やや子供っぽい部分も併せ持つ。 龍太(りゅうた) 声 - 大川透、慶長佑香(少年時代) 長谷川の幼馴染であるとともに、親同士が勝手に決めた長谷川の許嫁。小太りで眼鏡をかけた男性。自惚れと自己愛が強い性格の俗物。長谷川曰く、長谷川と年齢が近い(20代半ば〜後半)。 フランス編では、ワインを飲んだ長谷川の「甘え癖」に恐怖の一夜を過ごした。その後は牡蠣を食べてノロウイルスに当たって倒れ、長谷川に看病されながら、虚勢を捨てて本心を吐露、婚約を破棄した。 田中 恭子(たなか きょうこ) 声 - 菊地亜美(アイドリング!!!)、演 - 板野友美(AKB48) 某農大の収穫祭に呼ばれたアイドル。ファンからの愛称は「キョコタン」ないし「タナキョー」。 ドラマ版ではアニメ版のオープニングテーマをカバーした。
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