耶麻臺国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/26 12:44 UTC 版)
天目が手に入れた新天地。耶麻台共和国と共闘し狗根国撃退を狙う。
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耶麻台国
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耶麻台国
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伊雅 【小説版】 もと耶麻台国の副王。将軍気質で義理堅く人が良い。九峪が初めてあった耶麻台国の人間でもある。神の遣いである九峪に会ったときから忠誠を誓っている頼れる男。九峪が活躍し出してからは、信頼というよりも尊敬をもって接するようになった。戦うことが本業であり、考えるのは苦手である。その辺は九峪や亜衣に任せている。清瑞の父であるが、本人には己が親だと明かしていない。 【アニメ版】 耶麻台国の武将。耶麻台国陥落の後は、反乱軍の副将として星華を手助けしてきた。清瑞が娘という設定はこちらにはなく、単に隠密部隊に所属する部下となっている。 清瑞(きよみず) 声:芝原チヤコ 【小説版】 伊雅と共に九峪に初めてあった人物。乱波であり、危険な任務もそつなくこなす。性格は武人気質で若干短絡的。黒髪のキツく冷たい目(釣り目)をした女性。 初めは九峪のことを胡散臭いやつと思っており、そのことを隠そうともしなかったが、九峪の司令官としての優秀さを認め、少しずつ九峪に対して信頼を寄せていく。九峪の護衛をしている。 普段は、冷静で上から物見るような言い方をするが、九峪に虐められて泣き出したり、船で酔って、九峪にすがり吐いたりと情けない姿を見せることも。 九峪も彼女に好意を持っている。しかしキスを最後に行方不明になってしまった。また伊雅の実子であるが彼女はそれを知らない。 【アニメ版】 アニメ版の清瑞は、「夜追いの邪鬼」という役柄。任務的には乱破と大差ない。 夜追いの邪鬼とは、耶麻台国のために隠密裏に働く者達の総称で、特に伊雅だけに仕えている、というわけではない。川を流された伊雅を気遣って声をかけたのが、アニメの初登場(声だけ)だが、伊雅は清瑞のことを知らなかった。 その後、狗根国に襲撃された隠れ里から、九峪と日魅子を逃がすために、影で案内役を務めた時、九峪の墨火の力を目の当たりにした。 伊万里(いまり) 声:水谷優子 【小説版】 たくましい肉体と精神を持つ、心優しき山人出身の娘。耶麻大国の王族の血縁で火魅子候補者の一人であるが、九峪と会うまでは全くそれを知らなかった。火魅子の血が流れていることに戸惑いを持っている。狗根国の左道士に蟲を入れられ操られたことがあり、九峪を襲ったことがあるが記憶には残っていないようだ。上乃と仁清は、古くからの知り合いで家族も同然の仲である。 【アニメ版】 アニメ版には「火魅子」はいないので、「耶麻台国女王」候補となっている。17歳。 星華の元で耶麻台国復興の戦いを続けていた折、伊雅と一緒に征西都督府の地下神殿に忍び込んだ時に、九峪と日魅子が召喚されてきた場面に出くわす。その時の騒ぎの中で、伊雅と日魅子と離れ離れになってしまい、星華の元へたどり着くべく、しばらく九峪と共に行動することになる。 性格はかなり荒っぽく、短気。「じゃねえか」といった男言葉を使い、バカだのアホだの、九峪に対しても容赦ない物言いをする。年齢が19歳から17歳に改められたことも含めて、ゲーム版とは別人とも言える。 墨火の力を刀に宿し、帖佐や天目と渡り合うことから、技量はかなりのもの。 九峪のことは、色々からかったりしながらも、好意をもっていた様子。 星華(せいか) 声:高田由美 【小説版】 火魅子の血を引く巫女で、宗像神社で育った方術使い。火魅子の資質を持っており、自分が火魅子にふさわしいと思っている。派手な服装を好み、性格はやや乱暴で子供っぽく我侭。だが、自分と兵との距離を縮める努力をするなど、心優しい一面も持っている。当初は火魅子になるため、神の遣いの九峪にアプローチ(亜衣のすすめもあり)をしてきたが、後には個人的にアプローチをするようになるなど、大胆な一面も見せる。 宗像の三姉妹を配下においており信頼を寄せている。ただよく痴話喧嘩をすることがあり、作戦本部の恒例行事と化している。 【アニメ版】 女王候補の一人。水晶珠に墨火の力を宿している。17歳。 その墨火の力を使って結界を作り出し、隠れ里が狗根国や怪物達の目に触れるのを防いでいた。実質的な耶麻台国軍の総大将で、裏切り者・藤那の真意を知っていたのは彼女だけである。 また占術が使えるので、九峪と日魅子が征西都督府の地下神殿に現れるのを予見して、伊万里達を向かわせたり、九峪の墨火の力の性質を見抜いたりもした。 星華の父親は耶麻台国の神官長だったが、闇の泉が湧き出した時に生きたまま放り込まれ、蛇渇となっていた。 藤那(ふじな) 声:田中敦子 【小説版】 仙族の血を引く方術使いで、火魅子の資質を持っている。見たとおりのクールビューティーで、若干サディスティック(というよりはいじめっ子)なところがある。火魅子候補の中でも飛びぬけて火魅子に執着しており、また火魅子としての振る舞いを常に考えている。やや大雑把で、猪突猛進、大酒飲。配下に閑谷、志野、忌瀬がいる。閑谷のことを少なからず気に入っているが、それを表に出そうとはしない。だが彼女と閑谷の喧嘩はじゃれ合いにしか見えず、よく仲間に「夫婦喧嘩」と称されている。 【アニメ版】 アニメ版では、最初、狗根国側に寝返った「裏切り者の女王候補」ということで登場する。20歳。 星華にだけ打ち明けていたが、彼女は狗根国の中からその情報を教える役目を、自ら引き受けた。耶麻台国の残党が住む村の位置などを狗根国に教え、潰しているとして事情を知らない伊万里や志野からは命を狙われ、狗根国の四天王達には元女王候補ということで疎まれながらも、色々裏で画策していた。 平八郎の罠にかかりそのことがバレて、処刑されかけたところを救われ、以後は九峪や星華達と行動を共にするようになる。 酒好きなのは同じで、杯に墨火の力を宿している。しかしそれで酔った姿をみせることはない。 香蘭(こうらん) 声:氷上恭子 【小説版】 大陸のほうから、母親である紅玉と共にやってきた拳法使い。鬼神のごとき強さを持ち、飛んできた矢を手で掴んだり、低位の魔人となら渡り合えるほどの実力者。また、火魅子の資質を持っている。が、いかんせん日本語が不自由なため、彼女のトンチンカンな一言で場が混乱に陥ることも(そのたびに母親である紅玉に叩かれる)多い。後に、九峪の親衛隊の隊長を務め、九峪を守るため、たった一人で高位の魔人に立ち向かったこともある。復興軍屈指の巨乳である。 【アニメ版】 女王候補。腕輪に墨火の力を宿し、自分の拳を武器に戦う。17歳。 只深と一緒に大陸に渡り、耶麻台国軍のために最強の武器を調達してくる役目を帯びていた。 アニメの香蘭は、倭国暮らしが長いためか、倭国語も普通にしゃべれる。楽観的で前向きな性格。 耶麻台国に戻った後も、しばらく伊万里たちを探すのに手間取っていたが、枇杷島戦では伊万里たちに合流した。 志野(しの) 声:平松晶子 【小説版】 旅芸人の一座の座長を務めていた踊り子。剣の腕は一流、頭も切れる。火魅子の資質を持っているが、本人は全くそのことを知らなかった。後にそれを九峪とキョウから知らされたが、火魅子候補として振舞わないことを選択した。 実務的な能力を持っており、九峪にあてにされることも多い。配下に珠洲や旅芸人の仲間である織部がいる。珠洲とは姉妹のような関係である。 九峪にそれなりの好意を抱いている。自分は旅をしているのが性にあっていると思っておりこの戦いが終われば忌瀬みたいに各地を放浪したいと考えている。 【アニメ版】 女王候補の一人で、かんざしに墨火の力を宿している。17歳。 伊万里・星華・伊雅の3人が中心となって組織する軍と連携を取りながら、彼女自身は旅芸人一座の座長として色々な街に入り込み、武器の調達や情報収集などを行う。 只深(ただみ) 声:小桜エツ子 【小説版】 関西弁らしき言葉で喋りまくる商人の娘。火魅子の資質を持っているが、本人は全くそのことを知らなかった。後にそれを九峪とキョウから知らされたが、志野と同じく火魅子として振舞わないことを選択した。背が低く、貧乳であることを気にしている。服装はセーラー服に眼鏡。九峪の要望で復興軍に軍資金や武器を貸している。仲間に伊部がいる。 【アニメ版】 女王候補の1人として、香蘭と一緒に最強の武器を探す役目を負っていた。17歳。 香蘭がツッコミ役で、只深がボケ役。メガネに墨火の力を宿しており、遠くの出来事を見通す能力を持っている。 養親は健在で商人という設定は変わらず、金銭感覚もしっかりしているはずだが、その割には「最強の武器」がどういうものか、中身を確認せずに、軍資金はたいて買って、後で泣きを見るという、商人にあるまじき失敗をしている。 「うちは世が世なら耶麻台国の女王になったかもしれん、只深様や」というのが口癖だが、誰にも信じてもらえない。 戦闘力はないようだが、一応役に立ちそうな武器を手に入れて、耶麻台国軍に戻ってからは、遠見の力で日魅子の位置を探すなど、補佐的活躍をしていた。
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