天目
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/24 07:11 UTC 版)
![]() | この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。(2016年5月) |
天目(てんもく、建長7年〈1256年〉- 延元2年4月26日〈1337年5月26日〉)は、鎌倉時代の日蓮宗の僧。中老僧の一人。美濃阿闍梨と号する。日盛・上法房とも称する。
略歴
伊豆国波多野の住人とされ、有力な檀越・熱原神四郎の外孫とされる。弘安5年(1282年)、日蓮から曼荼羅を授与される。日蓮没後、日蓮遺文の蒐集の必要性や本迹勝劣の是非を巡って、同じく本迹勝劣を奉じる日弁とともに日昭・日朗・日興・日向ら六老僧と争った。その教義は、日弁の系統に引き継がれたとされている。その後、若田辺光益の庇護を受ける。鎌倉本興寺・品川妙国寺・佐野妙顕寺・小勝本門寺などを創建した。常陸国笠間にて亡くなり小勝本門寺に葬られた。没年については、延慶元年(1308年)説もある。著書に『円極実義抄』・『本迹問答七重義』などがある。
関連項目
「天目」の例文・使い方・用例・文例
天目と同じ種類の言葉
- >> 「天目」を含む用語の索引
- 天目のページへのリンク