耶馬溪火砕流とは? わかりやすく解説

耶馬溪火砕流

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/30 23:22 UTC 版)

猪牟田カルデラ」の記事における「耶馬溪火砕流」の解説

耶馬溪火砕流(やばけいかさいりゅう)は、約100万年前猪牟田カルデラから噴出した推定体積約110km3の大規模な火砕流である。その堆積物は、大部分耶馬溪溶結凝灰岩呼ばれる溶結凝灰岩からなる九州中部広く分布し火砕流台地形成している。名勝耶馬渓はこの台地浸食され形成されたものであり、このため火砕流は耶馬溪火砕流と呼ばれている。 近年の研究により、大阪層群含まれるピンク火山灰層の噴出源であることが明らかになった。同様の堆積層は、関東地方新潟でも確認されている。

※この「耶馬溪火砕流」の解説は、「猪牟田カルデラ」の解説の一部です。
「耶馬溪火砕流」を含む「猪牟田カルデラ」の記事については、「猪牟田カルデラ」の概要を参照ください。

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