燃えろ!!プロ野球シリーズ
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「燃えろ!!プロ野球」の記事における「燃えろ!!プロ野球シリーズ」の解説
この節では、タイトルに「燃えろ」ないしは「燃え」が入る作品も扱う。 燃えろ!!プロ野球(ファミコン) - 1987年 燃えろ!!プロ野球 ホームラン競争(アーケード) - 1987年 燃えろ!!熱闘野球'88(MSX2) - 1988年 燃えろ!!プロ野球'88 決定版(ファミコン) - 1988年 毎日変動する選手のバイオリズム制度が導入された(レギュラー打者と先発投手のバイオリズムは試合終了後でないと見ることができないが、控えの打者・投手は選手交代のところで見ることができるので、レギュラー打者のバイオリズムを見たいときはオーダー変更で控えにすると選手交代のところで見ることができる)。これにより、選手に好不調の概念が出来た。1Pでは、大西洋リーグ(セ・リーグ)と太平洋リーグ(パ・リーグ)の2リーグ制で130試合を戦い75勝するとリーグ優勝。日本シリーズで4勝すると日本一となる(『新・燃えろ!!プロ野球』も同じ)。前作では無かったコールドゲームが採用されている。5回以降で9点以上開くと成立する。2Pでは、バイオリズム制度があるため日付設定(S63〜S67と01月01日〜12月31日)から始まり、全チーム選択できる。操作方法によってはスローカーブやホップする球といった特殊な変化球が投げられる。打者はダウンスイングやアッパースイングを使い分けられる。今作から守備、走塁画面が右打者は一塁内野席、左打者は三塁内野席側から見下ろした画面となった。 新・燃えろ!!プロ野球(ファミコン) - 1989年 前作の守備、走塁画面の仕様を引き継ぎ、プレイ画面が斜めという珍しい内容。球場が3種類に増え、イニングの合間にはセ・パ双方のフランチャイズ球場(11球場)のバックスクリーンが表示される。クロスプレー時には画面一杯にズームアップ画面が表示される。半面、本塁打が出た時のビジュアルシーンは大幅に簡素化された(選手交代時のビジュアルシーンはなし)。前作に引き続き選手の好不調を表すバイオリズムが採用されている。 燃えプロ!'90 感動編(ファミコン) - 1990年 前作の斜め画面が不評で従来の燃えプロの形に戻し、COMと対戦する1Pではペナントモードを廃止し、試合終了後にプレーを評価される得点制度を導入。レベル1から始まり、レベル5で100点を取るとエンディング(最短2試合でエンディングが見られる)。そのほか2P、自分で選手名・データを作成できるエディットモード(シリーズ初、データ入力の上限がない)COM同士の対戦が見られるWATCHモードを導入。試合をする球場は3球場(TKドーム・KOSIEN・SaveST)の中から選択できる。パスワードがなくなったため、続きからのプレーはできない。チームの選手は、当時の現役選手のほかに引退した選手も含まれている(巨人:わん、みすたあ、えかわなど)。また、守備走塁は今作からセンターバックスクリーン視点(従来の野球ゲームと正反対の向き)の仕様となった。 燃えプロ!最強編(ファミコン) - 1991年 試合中は星マークで評価が付き(テクニカルポイント→試合中にマズいプレー<エラーや三振、失点>をするとポイントが下がり、打者ならばヒットを打てる確率が下がる。投手ならば球威が落ちる。逆にファインプレーをしたり三振を奪うとポイントアップ)、エラー、ファインプレー、失点時にはアニメーションで紹介される(失点時には画面の色が点滅するので注意が必要)。シリーズで初めてチーム名、選手名が実名で登場。球場選択はできなくなったが、後攻チームの球場でプレーできる(巨人:ドーム、阪神:甲子園など)。また、ペナントモードが復活(ただし、パスワードコンティニューすると毎試合同じ先発投手と対戦することになる)。70勝するとリーグ優勝となり、日本シリーズとなる。2P、WATCHモードのほか、1試合のみのオープン戦モードも加わった。 スーパー燃えろ!!プロ野球(スーパーファミコン、本作以前に別タイトルで出していたこともある。後述参照) - 1994年 スーパーファミコンの4つのボタン(A、B、X、Yボタン)にそれぞれ変化球を割り当て、投げる前にはキャッチャーの構える位置を十字キーで指定できるなど、投手重視の設定。半面、打撃に関してはライナー性の打球が多くなかなかヒットが出辛く、いわば投高打低の設定。試合終了後には試合結果が新聞形式で表示される。 燃えろ!!プロ野球'95 ダブルヘッダー(PlayStation、セガサターン) - 1995年 シリーズ初のCD-ROMメディアによる作品。CD-ROMの容量を活かして実写のOPムービーが使用されている。元ニッポン放送のアナウンサー(クレジット上は「ニッポン放送専属アナウンサー」)深澤弘が実況を担当。選手の特徴はモーションピクチャーによって再現されている。エディット機能もある。ゲームバランスが厳しく、なかなかヒットが出にくい。2機種の違いは、PS版のみシナリオモードが存在することと、横浜ベイスターズの控え野手が一人分違うこと。 燃えろ!!プロ野球 ルーキーズ(ワンダースワン) - 2000年 シリーズ初の携帯ゲーム機による発売となった。ペナントモード以外に、新人選手に新人王を獲らせる活躍をさせるストーリーモード「新人王で燃えろ!」モードが新たに追加された。 燃えろ!!バントホームラン(i-mode バントホームランをネタにしたオリジナルミニゲーム) - 2002年 燃えろ!!完全試合(i-mode ファウルの後はストライクをネタにしたオリジナルミニゲーム) - 2002年 燃えろ!!プロ野球(Yahoo!ケータイ、i-mode、EZweb) - 2004年 バントホームランが再現されている。『'88決定版』の選手データを使用している。グラフィック的にはスーパーファミコンのスーパープロフェッショナルベースボールに近い。 燃えろ!!ジャレココレクション (ゲームボーイアドバンス) - 2004年 初代や'88に加え、野球以外の4つの燃えろシリーズ作品が収録されている。ただし選手名はすべて変更されている。ゲームボーイアドバンス用のファミリーコンピュータエミュレータである"PocketNES"を用いたもので、その制限上、音声合成がカットされている。 燃えろ!!プロ野球(Android・au スマートパス) - 2015年5月21日 ジャレコゲームの知的財産権を保有する株式会社シティコネクションからの発売。開発はメビウス。画面構成やドットのグラフィックはファミコン時代のものを「完全再現」している。 燃えろ!!プロ野球 ホームラン競争SP(Android・iOSアプリ) - 2015年7月11日 2014年、都内のゲームセンターにて行なわれた「燃えろ!!プロ野球 ホームラン競争」が端緒となるブームを受けて、Androidアプリゲーム化(無料配信)。2015年8月28日にiOS版も配信が開始された。配信・開発は有限会社マインドウェア。 燃えろ!!プロ野球2016(PlayStation 4・ニンテンドー3DS) - 2016年4月8日 au スマートパス版に続きメビウスが開発し、販売も手がける。ジャレコ作品のキャラクターで結成されたチームの追加などの新規要素が加えられている。画面比率は16:9で制作。 「バントでホームラン」、「ファウルなのにランナーはホームイン」などの燃えプロ独自のルールはオプションでON/OFFを切り替えできる。プロモーションムービーには「ゲーム中のルールは実際の野球ルールと異なる箇所がありますので予めご了承ください。」と注意書が添えられている。 同年11月にはニンテンドー3DSダウンロードソフトとして移植された。
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