スローカーブ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 07:25 UTC 版)
カーブの中でも特に球速が遅く、なおかつ大きく曲がるものを、通常のカーブとは区別してスローカーブ(英: Slow Curve)と称する。速球との球速差・変化量が共に激しく、タイミング・ミートポイントを合わせづらい。 場合によっては速球との球速差が40~50km/h以上にもなり、打者から見ればタイミングを合わせにくい。さらに、上から落ちてくるような軌道でストライクゾーンに入り込んでくるため、非常にミートがしづらい。 直球が速いほど球速差が大きくなって効果的なため、使い手としては金田正一、堀内恒夫、今中慎二、岸孝之などの本格派が多い。 逆に直球の遅い投手が緩急をつける目的で多投することもあり、星野伸之、山本昌、石川雅規などがその典型である。
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