流通形態
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 14:18 UTC 版)
食肉の流通形態は、大きく屠体、枝肉、部分肉、精肉に分けられる。また、加工品として流通する場合もある。 屠体 屠畜、屠鳥した動物の体を屠体(とたい)と呼ぶ。内臓などを除く前、除いた後のいずれとも屠体と呼ぶ。 枝肉 肉畜において、屠体から内臓や原皮など、畜産副生物に相当する部位を除去したものを枝肉と呼び、多くの場合枝肉は正中線で左右に切断される。日本では、枝肉の段階で格付やせりが行われる。ウシの枝肉では、腎臓および周囲脂肪をつけたままにしておくかどうか、国ごとに慣行が異なり、日本では腎臓と周囲脂肪をつけたままにしておくのが一般的である。 部分肉 枝肉を、さらに部位ごとに切断し、余計な脂肪や骨を除去するなどしたものを部分肉と呼ぶ。ウシやブタなどの畜種ごとに部分肉の取引規格が存在し、その規格に基づいて調製される。部分肉の規格は、カットの位置や呼称が国ごとに異なり、国ごとの歴史的な商慣行に基づき規格化されている。 精肉 部分肉を、小売などに適するよう、スライスや角切り、細切れ、挽肉などに調製したものを精肉と呼ぶ。 加工品 食肉をハム・ソーセージなどに加工したり、精肉を惣菜などに加工した状態で流通および小売されることも多い。
※この「流通形態」の解説は、「食肉」の解説の一部です。
「流通形態」を含む「食肉」の記事については、「食肉」の概要を参照ください。
流通形態
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 14:07 UTC 版)
日本においては、1976年にナイアガラ・レーベルから大瀧詠一プロデュースによる布谷文夫のシングル「ナイアガラ音頭」のB面としてオフヴォーカルの「あなたが唄うナイアガラ音頭」が収録されたものがリリースされた。その後、1990年頃から他のレーベルからもオフヴォーカルの入ったシングルCDが現れた(詳細後述)。呼び名は当初は「オリジナル・カラオケ」が多かったが、現在では「instrumental(インストルメンタル)」や「inst.(インスト)」との表記が主流である(山下達郎や宇多田ヒカル、竹内電気は現在でも基本的に「Original Karaoke」)。なお「オリジナル・カラオケ」とは、歌手が録音に使用したカラオケ音源を指す用語である。 また、近年はボカロP等がYoutubeの概要欄やニコニコ動画の説明欄にオフボーカル音源のダウンロードURLを掲載している事も多く、歌い手やVtuber、それぞれ楽器を演奏するアーティストに使用されておりOff Vo's等のまとめサイトも存在している。 他にも以下の例がある。 「Backing Track」 - 鈴木雅之、 槇原敬之(1997年「素直」以降)やJUDY AND MARY、オーガスタのアーティスト 「Less Vocal」 - Defstarのアーティスト、小田和正 「Off Vocal」 - ランティスのアーティスト 「TV Mix」 - 中島みゆき、甲斐バンド、globeなど 「Instrumental Version」 - Mr.Children(以前)、aiko(以前) 「Voiceless Version」 - hyde、L'Arc〜en〜Ciel「hydeless version」(ヴォーカルのhydeがいないという意味) - L'Arc〜en〜Ciel(途中から) 「No Vocal Edition」 - 徳永英明(以前) 「Music Track」 - 19、SMAP 「お稽古用」 - Jungle Smile 「あれ!?ミッチーがいないぞ」 - 及川光博 「for SING」 - 少年カミカゼ(「WINDER 〜ボクハココニイル〜」以降) 「YUKIいないversion」 - YUKI 「TV-STYLE」 - B'z 「Air Vocal」 - BABYMETAL 「not sing」 - 安室奈美恵 「-one version」 - ワーナー系のアーティスト(以前) 「without ***」 - ビクター所属のアニメ系アーティスト 「歌ぬき」 - KAN 「マイナスリードヴォーカル・カラオケ」 - 光GENJI 「音を楽しもうVer.」- フレンズ 「お歌の練習用」 - KAB. 2枚組アルバムの2枚目を1枚目収録曲のオフヴォーカルとすること(槇原敬之の「SMILING GOLD」、キリンジの「スウィートソウルe.p.」、竹内まりやの「Expressions」など)や、accessのように次作シングルに前作1曲目のオフヴォーカルを収録している(11枚目の「TEAR'S LIBERATION」まで、及び24枚目の「Vertical Innocence」以降)という例もある。 シングルの場合、シングルCDに完全に移行した1990年に、旧来のシングルレコードからの伝統により、A面とB面に対応する2曲を含み、それらのオフヴォーカルをあわせて4曲を収録する形が多い。これは、日本以外ではCDのシングルが8cmから12cm(マキシシングル)に移行し、時間的な余裕が大きくなったことにも対応している。ただし、移行する前からもこのような形態になりつつあった。現在では演歌・歌謡曲に限って流通しているシングル・カセットも同じような措置だが、曲順がCDと異なり、それぞれの面の2曲目に同じ曲のオフヴォーカルが入っている。 オフヴォーカルのみを(メディアによっては映像とともに)収録したCD、ビデオCD、LD、コンパクトカセットなどもある。しかし、主に日本国内では業務用であり、業務用ソフトは通信カラオケの普及により近年は少なくなっている。 音楽配信もされる。通常の音楽配信会社以外に通信カラオケ会社も参入している。
※この「流通形態」の解説は、「オフヴォーカル」の解説の一部です。
「流通形態」を含む「オフヴォーカル」の記事については、「オフヴォーカル」の概要を参照ください。
流通形態
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/24 23:13 UTC 版)
「アニメ (日本のアニメーション作品)」の記事における「流通形態」の解説
テレビアニメ地上波放送局、BS局・CSチャンネルなどでのテレビ放送用に制作される作品で、さらに特殊ジャンル分けとして深夜番組の深夜アニメや、全国独立放送協議会加盟局主体で放送のUHFアニメ(アナログテレビ放送当時、特に日本の三大都市圏でのUHF局は独立局が主体だったことから)などの分類もされる。 ネット配信は基本的に配信開始から1週間以内は無料配信、或いは特定配信サイト独占契約などによる有料配信の形態が主流となっている。 海外向けではCrunchyrollなどが著作権者の承諾を得て、台本を翻訳、字幕を付けて世界中に配信している。これらのサービスは基本的には日本国内からのアクセスは不可能となっている。 パッケージ販売の頭打ちから、国内外問わずネット配信による事業収益に活路を見出す動きが活発となり、テレビアニメ配信を重視するネット配信業者も相次いで誕生している。作品に関しては、『日本のテレビアニメ作品一覧』を参照。 アニメーション映画映画館などでの上映用に制作される作品。劇場用アニメーション映画、アニメ映画、劇場版アニメなどと呼ばれる。作品に関しては、『日本のアニメ映画作品一覧』を参照。 OVA(オリジナルビデオアニメーション)店舗販売とレンタルビデオ向けに制作される作品。各種媒体(VHS、LD、DVD、Blu-rayなど)で提供される。近年では漫画ないしライトノベル単行本の初回特典として同梱される事例も増えている(講談社では独自に「OAD、ODA」と呼んでいる)。作品に関しては、『日本のOVA作品一覧』を参照。 Webアニメインターネット配信用に制作される作品。国外では「Original Net Animation」(ONA)と呼ばれる。近年ではネット配信会社の伸長とともに増え、テレビ局のネット参入もみられる。作品に関しては、『Webアニメ#Webアニメ作品一覧』を参照。 CM近年では企業が宣伝のためにアニメーションを活用する事例が増えている。
※この「流通形態」の解説は、「アニメ (日本のアニメーション作品)」の解説の一部です。
「流通形態」を含む「アニメ (日本のアニメーション作品)」の記事については、「アニメ (日本のアニメーション作品)」の概要を参照ください。
- 流通形態のページへのリンク