日本以外とは? わかりやすく解説

日本以外(16-19世紀)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/22 14:32 UTC 版)

ノストラダムス関連人物の一覧」の記事における「日本以外(16-19世紀)」の解説

ノストラダムスの予言解釈を行う信奉者は現在では膨大な数にのぼるが、19世紀末までは各世紀ごとに数人程度と、非常に限られた数にすぎなかった(以下のリストでは匿名の薄いパンフレット類を除いている)。そして、通説伝説大半はそれらの注釈者たちによって形成されのである

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日本以外(20世紀-)

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ノストラダムス関連人物の一覧」の記事における「日本以外(20世紀-)」の解説

クリスティアン・ヴェルナーChristian Wöllner) 『ノストラダムス神秘』。「恐怖の大王」は、日食意味する当時慣用表現であると主張した。この見解はアレクサンダー・チェントゥリオやクルト・アルガイヤーといった後続ドイツ人解釈者たちに踏襲された。 カール・エルンスト・クラフトKarl Ernst Krafft) 占星術師1900年-1945年ナチス協力しノストラダムス利用したプロパガンダ文書作成した他方で、1568年予言集の影印本なども出版したジェイムズ・レイヴァーJames Laver小説家学芸員服飾史家1899年 - 1975年多岐にわたる著作があるが、日本語訳された著書には『西洋服装史』(洋販出版1973年/2000年)がある。 1942年初版出され1952年改訂され著書預言者ノストラダムス・あらかじめ語られ未来』(日本語書名原題もほぼ同じ)は、信奉者の側のオーソドックス解釈がまとめられたものであり、エリカ・チータムら後続英語圏解釈者に影響与えたジャン=シャルル・ド・フォンブリュヌ(Jean-Charles de Fontbrune) 製薬会社管理職1982年)。1935年生まれ。父マックス・ド・フォンブリュヌのノストラダムス解釈踏襲した1980年刊行された『歴史家にして予言者ノストラダムス』は大きな反響呼びアメリカ、イギリスドイツスペインカナダブラジルトルコ日本(『新釈ノストラダムス講談社)などでも相次いで出版された。その恣意的な解釈には批判寄せられ日本では五島勉批判展開した(これについては人のことを言えいとする意見もある)。 セルジュ・ユタンSerge Hutin文学者秘教研究者1929年 - 1997年高等研究実習院宗教史専攻し文学博士号を取得したCNRS研究員だったこともあった。日本語訳された著書には『英米哲学入門』『錬金術』『秘密結社』(いずれも白水社クセジュ文庫)がある。 シャルル・レノー=プランス1939年にまとめた原文を基に、自身解釈加えた主著ノストラダムスの予言集』は、1962年初版以来多くの版を重ねており、ユタン死後もボードワン・ボンセルジャンが補注を施す形で再版された。 ヴライク・イオネスク(Vlaicu Ionescu哲学者美学者1922年4月1日 - 2002年2月22日ブカレスト大学哲学博士号取得したのち、アメリカ亡命した亡命後パリ出版者から1976年に『プロレタリア時代に関するノストラダムスメッセージ』(Le Message de Nostradamus sur lre prolétaire, Ed. de l'auteur)を出版しそのなかでソ連崩壊時期1991年6月としていたことから、1990年代初頭話題になった日本では竹本忠雄による抄訳1991年出版された(『ノストラダムス・メッセージ』角川書店)。信奉者の間では比較評価が高いが、他方山本弘からは解釈手法一部川尻徹大差ない評された。

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