ノストラダムスの予言
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『ノストラダムスの予言』(ノストラダムスのよげん、Vaticinia Nostradami)、正確には『息子セザールに宛てた未来のキリストの代理者に関するミシェル・ノストラダムスの予言』(むすこセザールにあてたみらいのキリストのだいりしゃにかんするミシェル・ノストラダムスのよげん、Vaticinia Michaelis Nostradami de Futuri Christi Vicarii ad Cesarem Filium)は、16世紀の占星術師ノストラダムスが書き残したとされる古写本の一種で、約80枚の水彩画がまとめられている。1982年にイタリア人ジャーナリストエンツァ・マッサ(Enza Massa)とロベルト・ピノッティ(Roberto Pinotti)がローマの国立中央図書館で発見した。蔵書番号は、「ヴィットーリオ・エマヌエーレ文庫307番」(Fondo Vittorio Emanuele 307)である。
- ^ Lemesurier (2010) p.44
- ^ a b c 山津 (2012) p.95
- ^ Leroy (1993) pp.146-147
- ^ Brind'Amour (1993) p.255
- ^ パリ第10大学公式サイト(2008年7月24日アクセス)による
- ^ 北周一郎「予言の謎を解く3つの鍵」(『ムー』1999年8月号、p.16)
- ^ Ruzo (1997) p.332
- ^ 例としては『週刊世界百不思議』 no.16(講談社、2008年)、並木伸一郎 『人類への警告 !! 最後の審判は2012年からはじまる』(竹書房、2010年)、南山宏監修 『恐怖の大予言ミステリー99』(双葉社、2010年)など。
- ^ 山津 (2012) p.97
- ^ a b 山津 (2012) pp.95-97
- ^ ラモッティ (1999) p.71
- ^ クレムスミュンスター修道院付属図書館所蔵写本の第25図。なお、各図の名前は Millet (2004) に依拠している。
- ^ Millet (2004) p.211
- ^ リーヴス (2006) p.510
- ^ ラモッティ (1999) pp.69-74
- ^ クレムスミュンスター修道院付属図書館所蔵写本の第26図
- ^ リーヴス (2006) p.511
- ^ ラモッティ (1999) pp.50-52
- ^ クレムスミュンスター修道院付属図書館所蔵写本の第15図
- ^ リーヴス (2006) p.266
- ^ Millet (2004) p.27
- ^ ラモッティ (1999) p.56
- ^ クレムスミュンスター修道院付属図書館所蔵写本の第19図
- ^ ラモッティ (1999) p.52
- ^ クレムスミュンスター修道院付属図書館所蔵写本の第20図
- ^ リーヴス (2006) p.510
- ^ 岡部 (2000) p.214
- 1 ノストラダムスの予言とは
- 2 ノストラダムスの予言の概要
- 3 参考文献
- 4 関連項目
ノストラダムスの予言
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「ヴァン・アレン帯」の記事における「ノストラダムスの予言」の解説
ノストラダムスの予言にからみ、一部の者は「1999年8月18日のグランドクロスでは、太陽系の惑星の引力が地球に集中してヴァン・アレン帯が壊れ、宇宙線が地球に降り注ぐ。しかし、精神文明を有する日本だけは助かる」と主張していた。しかし、1999年以前の段階で、天文学者により「グランドクロスは、ほとんど無視できる影響しか及ぼさない」という反論が出されており、実際にグランドクロスの際には特別な現象は何も起きなかった。
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ノストラダムスの予言
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「ガブリエル・ド・ロルジュ」の記事における「ノストラダムスの予言」の解説
現在、モンゴムリ伯の名は、ノストラダムスの予言解釈で引き合いに出されることが多い。これは『百詩篇集』第1巻35番にアンリ2世の死が予言されている、という話が有名なためである(この話は山川出版社刊『詳説世界史研究』のような通史的概説書のコラムでも取り上げられており、後掲の伝記もその詩の引用から本編を書き始めている)。的中例としての紹介は実に17世紀にまで遡るが、一部が省略されたり、詩句が改竄される形で喧伝されており、以下が正確な日本語訳である。 若き獅子が老いたるを乗り越えるだろう、 一騎討ちの戦場で。 黄金の籠の中の双眼を彼は引き裂くだろう。 二艦隊の一つ、そして死ぬ。酷き死。 信奉者はこの「若き獅子」をモンゴムリ伯、「老いたる」をアンリ2世と解釈している。しかし当時29歳から33歳であったモンゴムリ伯に対しアンリ2世も40歳でしかなく、「若い」「老いた」の対比は適切ではない。また2人と獅子との関係といえばモンゴムリ伯の元々の出身であるスコットランド王国が獅子の紋章を採用している程度であるが、彼個人はフランス王国の貴族・軍人として出処進退を行っていることは経歴からも明らかである。アンリ2世の兜は黄金製ではなかったし、貫かれたのは片目である。4行目の「艦隊」など何の関係もない。このように結果から類推することを避ければ、詩句には史実と食い違う点が多々あることが分かる(これらの点は19世紀半ばに書誌学者フランソワ・ビュジェが指摘している)。
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