ノストラダムスの予言集解釈
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「池田邦吉」の記事における「ノストラダムスの予言集解釈」の解説
ノストラダムスを研究しはじめたのは1987年から。1993年になって預言詩の中に自分の誕生日でもある「2月6日生まれ」の者が世紀末近くに『預言書』を解くだろうとあるのを発見し、解読に没頭することになる。来日したミシェル・ショマラ(ノストラダムス協会会長)から贈られたノストラダムスの『予言集』の復刻版を使って解釈を行い、自説の正しさを強調していた(ショマラは信奉者ではなく、池田の解釈を支持していたわけでもない)。1995年以降、次々と著書を刊行し、「ビートたけしのTVタックル」などにも出演した。(ビートたけしの禁断の大暴露!!超常現象(秘)Xファイル) 1995年に刊行した『ノストラダムスの預言書解読I』の公称発行部数は7万部。 池田の解釈によると、有名な『百詩篇集』第10巻72番の詩の冒頭の「1999年、7か月」は黄道十二星座で7番目の星座、天秤座の時期(9月23日から10月23日)のことであるとされ、他の詩と読み合わせることで、1999年9月27日にベスビオ火山が噴火する予言としていたが、実際には該当日の噴火はなかった。 1999年には結局何も起こらず、ノストラダムスの予言解釈本の出版が激減する中、池田は2000年以降も継続してノストラダムス解釈本を刊行していたが、2007年9月の出版を最後に研究を終了した。 2017年のインタビューでは「ノストラダムスの予言書はすでに役割を終えて、私も研究をやめた」と明言した。
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