殺人捜査課
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/21 09:56 UTC 版)
「ホミサイド/殺人捜査課」の記事における「殺人捜査課」の解説
アル・ジャデーロ 演:ヤフェット・コットー、日本語吹替:亀井三郎 イタリア系の黒人男性。そのルーツはシチリアにあるらしい。 警部補にして、殺人課の責任者。個性派揃いの部下にいつも手を焼いているが、部下のためならば上層部に食ってかかる事も厭わない。部下や同僚ばかりでなく、警察官全体に対して強い仲間意識がある。 中間管理職ゆえに、事件現場への出動は滅多にないものの、それでも常日頃からスニーカーを着用している。背広にスニーカーの着用は服装規定違反であるものの、本人は全く意に介していない。 熱血漢である一方、急激な変化を嫌う保守的一面がある。妻とは7年前(シーズン1時点)に死別。現在2人の女友達がいるものの再婚の意思はないらしい。 好物はパスタなどのイタリア料理だが、最近はコレステロール値の上昇に悩まされている。 ティム・ベイリス 演:カイル・セコー、日本語吹替:川中子雅人 地元ボルチモア出身の白人男性。 SWAT隊員から、2年間の市長警護を経て殺人課に配属となった新人刑事。拳銃ではなく頭脳がものを言う殺人課での仕事にかねてより憧れていた。 配属当初は、手引書を参照して事件捜査にあたっていた。その上感傷が過ぎるなど、“坊ちゃん”と揶揄される事も多かったが、捜査活動における着眼点の鋭さで徐々に一目置かれる存在となっていく。 一種、潔癖ともいえる正義感の持主であるが、人間である以上、負の側面は必ず存在する。刑事として成長する過程で、ベイリスはそうした真実の自分と向き合っていく事となる。 本作は、ベイリスの殺人課配属に始まって、辞職に終わる。その点において、ベイリスは本作の主人公ともいえる。 ジョン・マンチ 演:リチャード・ベルザー、日本語吹替:田原アルノ ユダヤ系の白人男性。眼鏡が特徴。 勤続10年の中年刑事。元ヒッピーで、大麻の知識が豊富である。 性格は偏屈。持前の長口舌で、周囲の人間を辟易させる事も珍しくない。その一方で、憎みきれない愛嬌がある。行きつけのバーがカラオケを導入した際には怒り心頭であったものの、気がつけば熱唱していた。 2度の離婚経験者。現在はフェリシアという女性と交際しているものの、諍いが絶えない。 愛称は、“マンチッチ(原語版においては、“en:munchkin”。『オズの魔法使い』に由来する)”。嫌いなものはカントリー・ミュージック。 メルドリック・ルイス 演:クラーク・ジョンソン、日本語吹替:大黒和広 黒人男性。口とあごにひげを蓄えている。 事件捜査においては、まず犯行動機に着目する事を旨としている。 気さくな人柄で、バプテスト教会を信仰している。趣味は自動車の組立。 フランク・ペンブルトン 演:アンドレ・ブラウワー、日本語吹替:青山穣 登場:シーズン1 - 6、ホミサイド/ザ・ムービー アフリカ系の黒人男性。 抜群の事件解決率を誇る優秀な刑事。常日頃から犯罪者の視点に立って物事を見るよう心がけている。 硬軟織り交ぜた巧みな取り調べで、被疑者の自供を見事に引き出す。本人はその手練手管をセールスに例える。 ニュー・ヨーク出身。ニューヨーカーらしく、身だしなみには人一倍のこだわりをもち、たとえ冷房の故障した熱帯夜であろうとも、ネクタイを緩めようともしない。 一度こうと決めると、梃子でも動かない頑固な性格ゆえに、しばらくは相棒を持たず単身事件捜査にあたっていた。ジャデーロの指示で渋々新米のベイリスとコンビを組む事となる。 あやとりを、手慰みにしている。 ケイ・ハワード 演:メリッサ・レオ、日本語吹替:紗ゆり 登場:シーズン1 - 5、ホミサイド/ザ・ムービー 白人女性。 事件捜査においては、理屈よりも直感を重視している。納得のいかない事柄はたとえ事件解決後であろうと突き詰める。 男勝りで勝気な性格。その一方で女性らしい繊細さも持ち合わせている。仕事柄、男性の暴力性ばかりを目のあたりにしている事が、私生活での恋愛に少なからぬ影響を及ぼしている。 大の男に劣らぬ、健啖家。実家は漁業を営んでおり、キャリーという妹がいる。 スタンリー・ボランダー 演:ネッド・ビーティ、日本語吹替:茶風林 登場:シーズン1 - 3、ホミサイド/ザ・ムービー 白人男性。白髪と巨体が、特徴。 48歳(シーズン1時点)の熟練刑事。多様化する現代犯罪についていけない事もある。 偏屈なマンチを相棒にしてからというものの、事件解決率が低下傾向にある事を気に病んでいる。マンチに対しては、事あるごとに元相棒のミッチの名前を引き合いに出し、発破をかける毎日であり、不仲のように見られるが、心底においては強固な信頼関係で結ばれている。 喜怒哀楽がはっきりとした人柄。その言動で機嫌を容易に看破できる。 私生活では23年間連れ添った妻・マージと、つい1ヶ月前(シーズン1時点)に離婚したばかりである。離婚後は女性遍歴を重ねるものの、それでもなお結婚指輪を外せずにいる。 趣味はチェロの演奏だが、必ずしも名手ではない。好きなミュージシャンは、エルヴィス・プレスリー。 ボー・フェルトン 演:ダニエル・ボールドウィン、日本語吹替:塩屋翼 登場:シーズン1 - 3、ホミサイド/ザ・ムービー アングロ・サクソン系の白人男性。 犯行の動機よりも、手口に着目するのが持前の犯罪手法。自身が「敏腕刑事」ではない事を自認しており、最終手段としてタロット・カードに頼る事もある。 ハワードの相棒であるものの、恋愛感情はない。そのパートナーシップにおいては、公私混同をせぬよう、暗黙の了解が存在している。一時は、ペンブルトンの相棒であったものの、反りが合わず、今日に至る。 ひょうきんな性格で、殺人課唯一の妻子持ちだが妻との関係は芳しくなく、夫婦カウンセリングを受けている。 スティーヴ・クロセッティ 演:ジョン・ポリト、日本語吹替:稲葉実 登場:シーズン1 - 2、ホミサイド/ザ・ムービー イタリア系の白人男性。禿頭と口ひげが特徴。 3度もの銃撃を受けた過去を持つ中年刑事。その古傷は現在もなお脚、肩、腹部に残っている。 父親も25年勤め上げた刑事であった。米国への移民後、精肉店の経営を経て警察官に転身した経歴から、“サラミ頭”とからかわれる事もある。 エイブラハム・リンカーンの暗殺事件について、独自の見解を有している。事あるごとにその陰謀説を披露しては相棒のルイスをうんざりさせている。 友人思いの性格で、カトリック教会を信仰している。私生活においては、元妻との間にベアトリスという年頃の愛娘がおりその養育に四苦八苦している。 好きな音楽はジャズ。 メーガン・ラッサート 演:イザベラ・ホフマン、日本語吹替:西川美也子 登場:シーズン3 - 5、ホミサイド/ザ・ムービー 本来、レギュラー陣とは別シフトの警部補だったが、バンファーザーの昇進に合わせて警部に昇進する。しかし、ある事件の責任をとらされ平刑事に降格される。 「ミート・ザ・プレス」のキャスターであるティム・ラッサートとはいとこと言う設定である。 妻子あるフェルトンと、不倫関係に陥ってしまい、苦悩する事となる。 J・H・ブロディ 演:マックス・パーリッチ、日本語吹替:椿基之 登場:シーズン4 - 5、ホミサイド/ザ・ムービー 以前はテレビ局のカメラマンだったが、殺人課と契約して事件現場を撮影し映像を証拠として保存する仕事をしている。刑事達からはよくからかわれている。常に帽子をかぶっているが・・・ マイク・ケラマン 演:リード・ダイヤモンド(英語版)、日本語吹替:田坂秀樹 登場:シーズン4 - 6、ホミサイド/ザ・ムービー もともと放火課に所属していたがある事件を契機に殺人課と関わるようになり、ジャデーロによって殺人課に引き抜かれる。ルイスとは名コンビを組むが放火課時代の汚職事件に巻き込まれ、さらにルーサー・マホーニーとの確執により次第に生活が破綻していく。 テリー・スタイバース 演:トニー・ルイス、日本語吹替:小川里永子 登場:シーズン5 - 7、ホミサイド/ザ・ムービー スチュアート・ガーティー 演:ピーター・ゲレッティ、日本語吹替:塩屋翼 登場:シーズン5 - 7、ホミサイド/ザ・ムービー ポール・ファルゾン 演:ジョン・セダ、日本語吹替:吉田裕秋 登場:シーズン6 - 7、ホミサイド/ザ・ムービー 元ボクサー。 ローラ・バラード 演:キャリー・ソーン、日本語吹替:たまきまゆ 登場:シーズン6 - 7、ホミサイド/ザ・ムービー レネ・シェパード 演:マイケル・ミシェル、日本語吹替:岡本章子 登場:シーズン7、ホミサイド/ザ・ムービー
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