殺人容疑者とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 製品 > 芸術・創作物 > 映画 > 映画作品 > 殺人容疑者の意味・解説 

殺人容疑者

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/28 13:45 UTC 版)

殺人容疑者
監督 鈴木英夫
船橋比呂志
脚本 船橋比呂志
原案 高峯秀雄
製作 大條敬三
出演者 丹波正三郎
石島房太郎
小林昭二
土屋嘉男
音楽 齊藤一郎
撮影 植松永吉
製作会社 電通DF=新東宝
配給 新東宝
公開 1952年8月21日
上映時間 80分
製作国 日本
言語 日本語
テンプレートを表示

殺人容疑者』(さつじんようぎしゃ)は1952年8月21日に新東宝が配給した日本の半ドキュメンタリードラマ映画。鈴木英夫監督が途中から不在となり、撮り残した部分を船橋比呂志が監督を務め完成させた作品である[1]

概要

警視庁、科学捜査研究所の協力のもと、セットを組まず、実物の警察署、拳銃や牢獄が使用された[1]。またこの作品が製作された時点では新劇出身の無名に近い俳優のみが起用された[2][3]。電通DFプロの製作、配給は新東宝。1959年には改題縮尺版が『殺人犯 絶体絶命』と題して上映された[4]

丹波哲郎の俳優デビュー作品[5][6]、丹波正三郎名義で出演した。また当時は俳優座の研究生であった土屋嘉男[1]小林昭二もこの作品で映画デビューを果たしている[2]

丹波が演じる役柄は山形勲で決定していたが、病気を理由に山形が出演出来ず、たまたまその旨を伝えに来た丹波が抜擢された[1][7]

ストーリー

キャスト

出典

  1. ^ a b c d 鈴木英夫〈その11〉 インタビュー:土屋嘉男”. 映画の國. 2022年7月10日閲覧。
  2. ^ a b 小林昭二 略歴”. 映画DB. 2022年7月10日閲覧。
  3. ^ 殺人容疑者”. Movie Walker. 2022年7月10日閲覧。
  4. ^ 殺人容疑者”. 新東宝データベース. 2022年7月10日閲覧。
  5. ^ デジタル版 日本人名大辞典+Plus「丹波哲郎」の解説”. KOTOBANK. 2022年7月10日閲覧。
  6. ^ 丹波哲郎生誕100年 10作品上映”. 朝日新聞. 2022年7月10日閲覧。
  7. ^ 『大俳優 丹波哲郎』ワイズ出版 2004年5月 p.82-83 ISBN 978-4898301708

外部リンク


殺人容疑者

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/04 21:19 UTC 版)

ジョック・ブロートン (第11代準男爵)」の記事における「殺人容疑者」の解説

1940年11月若妻ダイアナと共にイギリス植民地ケニア英語版)へ移住。マセジア・カントリー・クラブの社交界ダイアナは第22エロル伯爵ジョスリン・ヘイと恋に落ちた。ブロートンには妻に毎年5000ポンド与えるほどの財力残されていなかったうえ、高齢になって二人目の妻を手放して孤独になりたくなかったという。しかし前述約束があったので外見的に平静にこれを受け入れた1941年1月23日エロル伯ダイアナとブロートンでお別れパーティー催された。この場でブロートンは「幸せカップルに」乾杯している。その後エロル伯ダイアナダンスへ出かけたが、この時にブロートンは午前三時までには妻を帰宅させてくれとエロル伯頼んだエロル伯はこの約束守り午前二時半にダイアナをブロートンの邸宅送り届けその後自身自動車帰宅した。 この半時間後、ブロートン邸から五キロ離れていない場所で、二人黒人片輪排水溝落ちた自動車発見車内にはエロル伯遺体残されていた。死体安置所運ばれた後、左耳の傷を洗浄した際に銃痕が発見され事故死ではなく殺人であることが判明した事件担当したアーサー・ポピー警視はブロートンの知り合いだったが、ブロートンを容疑者として疑った。ブロートンが近く農場射撃練習しているという情報掴み弾丸使用済み薬莢捜索させた。その結果エロル伯の脳に残され弾丸自動車残され弾丸と同じ32口径弾丸発見された。ブロートンはエロル伯殺害事件三日前に32口径のコルト・リボルバーの盗難届を出していた。さらにエロル伯殺害事件翌朝、ブロートンが庭のゴミ処理場ゴミ石油焼いているのが目撃されている。そのゴミ処理場からはゴルフ・ストッキングの燃え残り発見されたが、それには血痕付着していた。さらにジム・シューズの燃えカス発見され犯行現場使用され物のように思われた。ポピー次のように推理した。ブロートンはエロル伯ダイアナ別れ告げている間にこっそりと家を出てエロル伯の車の中に隠れエロル伯が車のスピード落としたのを見計らって、彼を射殺自動車衝突して溝に落ちた。ブロートンは歩いて自宅戻り、窓から部屋戻ったということである。これに対してブロートンはその晩ずっとベッドにいたと主張した1941年3月10日逮捕され5月26日から公判始まったが、検察主張はすぐに行き詰ったエロル伯殺害した銃弾には五本の右向きの溝があったが、盗難届け出られたコルトでは六本の溝ができるはずだった。射的場発見され銃弾検察主張裏付けるものではなかったことから結局無罪となった。 しかし妻ダイアナはブロートンがエロル伯殺害した疑い二人の関係悪化して離婚至った。ブロートンは1942年イギリス戻った後、保険会社詐欺容疑逮捕された。彼は1938年疑問点が多い二件の窃盗事件遭い一件目はダイアナへのプレゼント真珠盗まれ、二件目は押し込み強盗三点高価な品が奪われていた)、多額保険金受けていた。この件については後年にブロートンの友人ヒュー・ディキンソンがブロートンに頼まれ盗難仕組んだことを認めている。しかしこの時には警察嫌疑立証できず、証拠不十分ですぐに釈放となった。 ブロートンはうつ病深刻になり、1942年12月2日自殺した準男爵位息子のイヴリン・ブロートンが継承した

※この「殺人容疑者」の解説は、「ジョック・ブロートン (第11代準男爵)」の解説の一部です。
「殺人容疑者」を含む「ジョック・ブロートン (第11代準男爵)」の記事については、「ジョック・ブロートン (第11代準男爵)」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「殺人容疑者」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「殺人容疑者」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「殺人容疑者」の関連用語

殺人容疑者のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



殺人容疑者のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの殺人容疑者 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのジョック・ブロートン (第11代準男爵) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS