新型コロナウイルスの集団感染
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/27 17:11 UTC 版)
「グランド・プリンセス」の記事における「新型コロナウイルスの集団感染」の解説
詳細は「クルーズ客船における2019年コロナウイルス感染症の流行状況#グランド・プリンセス船内における集団感染」を参照 2020年2月、同月11日から21日にかけて本クルーズ船に乗船した乗客のうち、2人から2019新型コロナウイルスが検出され、うち一人が死亡したことが明らかとなった。このことが明らかとなったのは、本船が2500人の乗客を乗せてサンフランシスコに到着したときのことであり、検疫や乗員乗客複数人に対するPCR検査を実施するため、3月6日現在、本船は入港せず沖合に停泊させられている。 なお、同じプリンセス・クルーズによって運航されているダイヤモンド・プリンセスからも新型コロナウイルス感染者が見つかり、日本の横浜市で1か月近くにわたって検疫が行われ、複数の乗客が死亡している。
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新型コロナウイルスの集団感染
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/11 06:59 UTC 版)
「玉ノ井部屋」の記事における「新型コロナウイルスの集団感染」の解説
2020年9月10日、日本相撲協会は玉ノ井部屋で所属力士28人中、十両の富士東と幕下以下の力士17名が2019新型コロナウイルスに感染したことが分かったと発表した。同月5日に部屋所属の幕下以下の力士1名の感染が判明し、濃厚接触者・部屋関係者がPCR検査か抗原検査を受けて判明したという。9日に芝田山広報部長は新たな感染者の存在に言及し、複数であることを示唆していた。軽症の12人が医療機関に入院し、無症状の7人は部屋施設内で隔離されていたが、その後、同月10日のうちに更に3人が、翌11日に残る4人も入院し、感染が確認された19人全員が入院した。一ヵ所でなく、振り分けられての入院となったという。 このため、玉ノ井部屋所属の力士全員と師匠の玉ノ井は9月場所を全休することとなり、指定期間の外出禁止となった。裏方(行司、呼び出し、床山、世話人)については部屋に全く行っていなかったため、感染症の専門家が出場には問題ないと判断したという。また休場する力士たちの成績について芝田山広報部長は「それは審判部が場所後の編成会議で決めること」としながらも「何かしらの形でとらないといけない。感染が悪いわけではないので」と救済措置の検討を示唆した。 15日に相撲協会は当初の検査で陰性だった9人の力士のうち、5人の感染が確認されたことを発表した。この9人は部屋で隔離中であり、13日から念のためにPCR検査を受けて感染が判明。師匠の玉ノ井と十両の東龍は陰性であった。5人は無症状ではあるが、これから手続きの後に入院を予定している。既に入院している力士のなかに症状がある者・重症者はこの時点では無いという。 足立区はこの集団感染をクラスターとして公表しており、9月場所の初日恒例の協会挨拶中に八角理事長がこのことについて謝罪した。 25日の電話取材で芝田山広報部長は入院していた力士について、再検査で陰性となって許可が出た者から随時退院しており、26日で全員退院となることを明かした。 9月場所を全休する玉ノ井に代わり、審判の職務は若藤が代行している。 9月場所千秋楽の27日、打ち出し後に玉ノ井部屋は公式Instagramを更新。師匠玉ノ井の名前で感染者の治療にあたった医療関係者への謝意を表すとともに、感染者全員の退院、保健所・感染症専門家の指導のもと部屋関係者の自宅待機の期間の終了、部屋内の消毒の完了の報告が行われた。 30日、相撲協会は11月場所の番付編成会議で玉ノ井部屋力士全員について9月場所と同じ番付に据え置くことを決定した。伊勢ヶ濱審判部長が電話取材に応じ、「それ以上やれることが無い。本人たちも休みたくて休んでいる訳では無い。コロナという特殊なことがあったのでそういう判断となった」「インフルエンザは薬もあるし、予防接種も受けられる」と番付に影響するインフルエンザでの休場との違いも併せて説明した。
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新型コロナウイルスの集団感染
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/03 14:18 UTC 版)
「ダイヤモンド・プリンセス (客船)」の記事における「新型コロナウイルスの集団感染」の解説
詳細は「クルーズ客船における2019年コロナウイルス感染症の流行状況#ダイヤモンド・プリンセス船内における集団感染」を参照 2020年1月20日に横浜を出発するクルーズ M003 (PDF) に参加し、1月25日に香港で下船した乗客が、COVID-19 (SARS-CoV-2)に感染していることが判明した。2月3日に横浜港大黒埠頭に移動し長期の検疫体制に入ると、他の乗客の感染が相次いで判明し、各国メディアが大々的に報じる事態となった。 当船は、2020年1月20日に横浜港を出発後、1月22日に鹿児島港に寄港、1月25日に香港に到着。その後、ベトナムや台湾を巡り、2月1日に那覇港を経て、2月4日に横浜港へ帰港する行程だった。 横浜から乗船した香港国籍の男性乗客は、1月25日に香港で下船したが、乗船中の1月23日から咳の症状があり、下船後の1月30日に発熱、2月1日に新型コロナウイルス陽性が確認された。 当船は香港出発後、那覇への寄港を2月1日に終え、次の寄港地の東京エリアに向かっていたため、関東域で検疫の体制に入ることになった。行程を早めて2月3日に横浜に戻り、2月4日に横浜港沖にて273名に再検疫を行った。2月5日には、検査結果が判明した31名のうち、10名に陽性反応が確認され、神奈川県の医療機関へ救急搬送された。2月5日早朝まで船内での行動は制限されておらず、ショーなどのイベントは通常通り開催されていた。2月5日早朝以降、症状が発生していない乗員・乗客合わせて約3,700人は14日間、船内で待機することとなった。 乗客のうち330人のアメリカ人については、当初は日本国政府が早期下船と帰国を提案したものの、アメリカ政府が船内に留めることを要請し、2月15日になってアメリカ政府が帰国方針に変えたことが明らかになっている。 乗客は基本的に船室待機で、2月6日より7階や15階のデッキ左舷側に1時間ほど交代で出られるようになった。[要出典]2月9日、運航会社プリンセス・クルーズは、全乗客の旅行代金を払い戻し、無料とするプレスリリースを発表した。 法的には、多国間を移動する船舶の船上は、各寄港地の「国内」とは見なされず、世界保健機関はダイヤモンド・プリンセス船内で発生した感染者について、日本で発生した感染者として計上していない。日本国政府もWHOの方針に沿って、日本で発生した感染者として計上していない。 当初乗船していた約3700人は、船長を含めて全員が3月1日までに下船した。この時点での乗客・乗員の感染者数はのべ706人、うち4人が死亡している。 3月15日、船籍の置かれているイギリスのボリス・ジョンソン首相が、日本の安倍晋三総理大臣との電話会談の際、日本の支援に対する謝意を示した。 3月18日、ベルフォア社が船内の除染作業を開始。翌日から日本の特殊清掃業者が合流。この除染作業は、世界保健機関 (WHO)とアメリカ疾病予防管理センター (CDC)、日本の国立感染症研究所の指示のもとで策定され、厚生労働省の承認を受けた方法(加速化過酸化水素による清拭)によって実施された。 3月25日午後、除染を終えて横浜港を出港し、改修のために本牧埠頭にある工場に向かった。この際、船は船室の照明を利用して「#ARIGATO JAPAN♡」のイルミネーションを点灯している。4月3日、駐日アメリカ合衆国大使館のジョセフ・ヤング駐日臨時代理特命全権大使は「ダイヤモンド・プリンセス号の米国人乗客は最高のケアを受けました」「これは優秀な地域医療だけでなく日本の素晴らしい“おもてなし”の心を映し出すものです」と謝意を述べている。 2020年5月16日午後、横浜港を出港しマレーシアへ向かった。運行会社によると、COVID-19次第ではあるが、2020年10月1日からの日本発着クルーズより、再度日本投入予定である。
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新型コロナウイルスの集団感染
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/16 14:31 UTC 版)
「コスタ・アトランチカ」の記事における「新型コロナウイルスの集団感染」の解説
同船は、2020年1月29日に長崎港に入港、翌日にドックに入り、3月25日まで船の修繕を行った。その後4月20日に長崎県と長崎市は、乗組員1人の新型コロナウイルス(COVID-19)感染が確認されたことを発表した。その後、世界的な検疫強化の影響を受けて出航が困難となり停泊を続けた。5月28日時点で船内の陽性者はいなくなり、31日にはフィリピン・マニラに向け出航した。 4月21日~5月31日までに、計502人が、帰国(491人)或いは入院(11人(退院後帰船してから帰国した1人含む))のため下船し、出港時の乗員数は126人であった(乗船した医療従事者4人含む)。乗員のほとんどは外国籍であり、国籍はフィリピン、インド、インドネシア、中国の順に多かった。 クルーズ船は当初、中国で修繕工事をする予定だったが、各地での感染拡大を受け長崎市に入港した経緯がある。 インターネット上に同船の除染作業員を募集するデマが広がった。 感染発生時の清掃にはオキシライトPRO(加速化過酸化水素)が使用された。
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