入港拒否されるリスクと国連海洋法条約の不備とは? わかりやすく解説

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入港拒否されるリスクと国連海洋法条約の不備

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 07:10 UTC 版)

クルーズ客船」の記事における「入港拒否されるリスクと国連海洋法条約の不備」の解説

2020年1月以降発生クルーズ客船での新型コロナウイルスの集団感染判明、たとえばダイヤモンド・プリンセス号で感染者出て乗客東京・横浜長期検疫状態になり下船できなくなり他にも感染者だと判明した人数増え続けたことや、ウエステルダム号が各国入港拒否され 海洋さまよう事態になり、その後も他のクルーズ船でも入港拒否される事態続出受けて神戸大教授若林伸和(航海システム学)は「豪華客船数千人の乗客乗員がいる。食料1週間10日間でなくなり燃料補給しないといけない。通常寄港先で調達するのだが」と述べた外国からの船の入港には検疫出入国港湾管理で、3つの役所関わる入港拒否港湾所管する国土交通省国交省制度上の入港拒否権はなく、海事局外航課の長井総和課長は「船に入港しないよう要請するとともに実際に港湾管理している自治体入港認めないよう頼んでる」と語った厚生労働省結核感染症課の加藤拓課長補佐は、ダイヤモンド・プリンセス号の扱いは「検疫法に基づく検疫続いているという整理乗客留め置いている」と述べた若林伸和は「海上さまざまな権益取り決める国連海洋法条約では、今回のような(入港拒否による)寄港先が決まらないという事態は想定されていなかった。どの国が船に対して責任を持つのか、早急に議論して国際ルール作るべきだ」と警鐘鳴らした

※この「入港拒否されるリスクと国連海洋法条約の不備」の解説は、「クルーズ客船」の解説の一部です。
「入港拒否されるリスクと国連海洋法条約の不備」を含む「クルーズ客船」の記事については、「クルーズ客船」の概要を参照ください。

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