教職に関する科目(一次試験のみ)
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「教員資格認定試験」の記事における「教職に関する科目(一次試験のみ)」の解説
前年度の一次試験に合格していれば免除される。したがって、前年度一次試験合格者は二次試験からの受験でよい。
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教職に関する科目
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/17 09:49 UTC 版)
教科等に関係なく、同一校種等(幼稚園、小学校、中学校、高等学校、養護教諭、栄養教諭)について共通した必修科目である。ただし、修得すべき科目は、同一校種等、免許状の区分により一部異なる。また「教育実習」は、免許状の授与を受けようとする学校の段階により実習の期間や単位数が異なる。 「教職に関する科目」の、単位の履修方法については教育職員免許法5条別表第1-2.2では教職課程によって授与を受けたい同一学校種及び同一教科の課程のある大学で修得しなければならない。したがって、中学校の課程認定しか受けていない大学であれば、その単位を高等学校の授与を受ける場合に申請することができない。また、高等学校の地理歴史の課程認定しか受けていない大学であれば、その単位を高等学校の公民の授与を受ける場合に申請することができない。ただし、教育職員免許法施行規則第6条備考には、すでに他学校種の教員免許を所持している者を対象とする修得済み教職単位の振り替えに関する特例規定がある。その他、2校種以上あるいは、2教科以上の課程認定を受けている場合であれば、例えば中学校社会、高等学校地理歴史、高等学校公民で共通の科目としているところもある。その場合は1つの授業科目を履修し単位を修得すれば、どの校種や教科にも授与申請ができる。また、学力に関する証明書は校種・教科等ごとに発行される。 道徳教育に関する科目については、中学校・高校双方あるいは幼稚園・小学校双方のいずれかあるいは両方の課程認定を受けている大学で履修した場合、「教職に関する科目」としては、高校及び幼稚園側の単位に加えることができない(ただし、教科又は教職に関する科目(高校・幼稚園側で「大学が加える教職に関する科目に準ずる科目」として課程認定を受けている場合)としては、この限りではない)。ただし、旧法で教職に関する科目として当該科目を履修した場合はこの限りではなく、新法への読み替えの場合に、高校や幼稚園側でも教職に関する科目としてクレジットされる場合と、「大学が加える教職に関する科目に準ずる科目」にクレジットされて、教科または教職に関する科目となる場合とがある。 2009年以前の大学入学者については、「教職実践演習」相当の科目が法定されていないため、既習得単位を流用する場合に、「総合演習」相当の科目では読替できないと判定される場合もあるため、新たに履修する必要が発生する場合もある。また「教職実践演習」の受講には、文部科学省からの指導により、入学年度に関わらず、「履修カルテ」を作成することを義務付けられている(ただし、教職実践演習の受講にあたり、他大学で修得した教育実習の単位を認定した場合は、カルテの作成上の問題から受講不可とする大学もある。また、教育実習と同様の理由により、科目等履修生では受講不可とする場合もある)。 幼稚園一種の免許状には35単位以上、小学校一種の免許状には45単位以上、中学校一種の免許状には31単位以上、高等学校一種の免許状には23単位以上(法定単位上は)必要であり、超過した単位は「教科又は教職に関する科目」として流用することができる。 以下は、2000年度以降に大学入学したものに適用される、1998年改正法に基づいた科目である(ただし、2008年の施行規則一部改正により、2010年度入学者より「総合演習」が削除され、「教職実践演習」が追加されている。万が一、2009年度以前の入学者で総合演習が未履修・単位未習得となった場合は、原則、2013年度以降は再履修できず、教職実践演習を履修する必要がある)。なお、学力に関する証明書上は、通常、「教育実習」の欄(旧・第六欄→新・第五欄)の次に「教職実践演習」の欄(新・第六欄)が差し込まれ、「総合演習」の欄(旧・第五欄)は、単位修得の有無にかかわらず残したまま発行される(他大学で、別校種の免許状の単位を修得する際、施行規則66条の6に定める科目の修得状況に加え、「総合演習」ないしは「教職実践演習」のいずれかを修得しているか、いずれも修得していないかという判断が必要なため、両方の欄が、各大学が発行するフォーマットに残されることが要求される)。 教職に関する科目(第一欄)内容に含めることが必要な事項授業科目の名称の例教職の意義等に関する科目(第二欄) 教職の意義及び教員の役割 教員の職務内容(研修、服務及び身分保障等を含む) 進路選択に資する各種の機会の提供等 教職論 教職入門 教職概論 教育職の研究 教職原論 教育職業論 教師形成論 教職の役割 教師論 教師入門セミナー 教職の理解 教職教育学 教育の基礎理論に関する科目(第三欄) 教育の理念並びに教育に関する歴史及び思想 教育原理 教育原理(教育行政学を含む) 学校と教育の歴史 教育史 教育基礎論 教育人間学 発達教育学 教育環境学 教育の原理 教育原論 教育哲学 教育史 幼児、児童及び生徒の心身の発達及び学習の過程(障害のある幼児、児童及び生徒の心身の発達及び学習の過程を含む) 教育心理学 心身の発達と学習 学習心理学 障害児心理学 認知発達心理学 学校教育心理学 学習・発達論 幼児教育心理学 青年心理学 特別支援教育心理学 教育心理学(障害児の心理を含む) 人間の発達と学習 児童心理学 発達心理学 保育学 発達心理学I 教育に関する社会的、制度的又は経営的事項 教育原理(教育行政学含む) 教育行政学 学校の制度 教育行財政 教育法概論 教育社会学 教育制度論 学校制度と社会 教育の制度と経営 学級経営 環境教育 生涯学習概論 国際理解教育 実践に必要な理論および方法を修得させるための科目群(第四欄) 教育課程及び指導法に関する科目(学習指導要領、教育要領に即し、包括的な内容を含む)(第四欄1) 教育課程の意義及び編成の方法 教育課程論 教育内容論 カリキュラム カリキュラム論 ○○学校教育課程の意義と編成 教育課程編成論 教育課程編成論(中・高) 教育課程編成論(小) 幼児教育課程論 初等教育課程論 中等教育課程論 保育課程論 各教科の指導法 ○○科教育研究 教科教育研究(○○) 教科教育研究(○○)I~IV 教科教育研究(○○)A~D ○○科の教育 ○○科・○○科の教育 ○○科教育法 ○○教育論 教科教育法(○○) ○○科指導法 ○○科の指導法 ○○科指導法I~II 初等○○科教育法 保育内容の指導法 保育内容(○○) ○○(指導法) ○○指導法 ○○の保育 ○○教育論 保育指導法 保育内容総論 幼児指導論I 保育内容の指導法(○○) 保育内容の指導法I~XII 児童文化I 幼児指導論 道徳の指導法 道徳教育研究 道徳教育の指導法 道徳教育論 道徳教育の指導 道徳教育の理論と方法 道徳教育の理論と方法(中) 道徳教育の理論と方法(小) 道徳教育の研究 特別活動の指導法 特別活動研究 特別活動の理論と方法 特別活動の理論と方法(中・高) 特別活動の理論と方法(小) 教科外活動論 特別活動論 特別活動の指導法 教育の方法及び技術(情報機器及び教材の活用を含む) 教育方法研究 教育の方法と技術 教育の方法と技術(中・高) 教育の方法と技術(幼・小) メディア教育論 教育工学 教育情報論 教育測定及び方法 教育方法 教育方法論 教育方法(視聴覚教育を含む) 初等教育方法学 中等教育方法学 生徒指導、教育相談及び進路指導等に関する科目(第四欄2) 生徒指導の理論及び方法 生徒指導 生徒指導の理論と方法 生徒指導の理論及び方法 教育臨床心理学 生徒指導論 生徒指導(進路指導を含む) 児童指導 生徒理解と教育相談 児童理解と教育相談 児童・進路指導論 生徒・進路指導論 生徒・進路指導の理論と方法 生徒・進路指導の理論と方法(中・高) 生徒・進路指導の理論と方法(小) 教育相談(カウンセリングに関する基礎的な知識を含む)の理論及び方法 教育相談 教育相談の基礎と方法 カウンセリング 学校カウンセリング 児童・生徒との対話 生徒理解と教育相談 児童理解と教育相談 幼児理解と教育相談 初等教育相談の基礎と方法 中等教育相談の基礎と方法 幼児理解・保育相談 教育相談の理論と方法 教育相談の理論と方法(中・高) 教育相談の理論と方法(小) 職業指導 進路指導の理論及び方法 進路指導 進路指導論 生徒指導の理論と方法 生徒指導(進路指導を含む) 生徒・進路指導の理論と方法 生徒・進路指導の理論と方法(中・高) 生徒・進路指導の理論と方法(小) 職業指導 幼児理解の理論及び方法 幼児理解と教育相談 幼児指導 幼児心理学 幼児理解の理論及び方法 保育原理 幼児理解・保育相談 幼児教育相談の理論と方法 保育原理I 総合演習(第五欄) 総合演習 教職総合演習 教養ゼミナール 基礎演習 教職演習 教職総合ゼミ 男女共同参画社会論 時事問題研究 情報化社会と教育 国際化と教育 環境問題と教育 教育実習(第六欄→第五欄) 養護実習(養護教諭の場合) 栄養教育実習(栄養教諭の場合)(教育実習・養護実習・栄養教育実習に係る事前及び事後の指導を含む) (事前及び事後の指導) 教育実践研究 教育実習の指導 教育実習I 教育実習の事前事後指導 初等教育実習指導 中等教育実習指導 (校外実習) 教育実習 中学校教育実習 高等学校教育実習 教育実習I 教育実習II 幼児教育実習 初等教育実習 中等教育実習A 中等教育実習B 教育実習(事前事後指導を含む) 養護実習(養護教諭の場合) 栄養教育実習(栄養教諭の場合) 教職実践演習(第六欄) (教職実践演習を履修する者の「教科に関する科目」および「教職に関する科目(教職実践演習を除く)」の履修状況を踏まえ、教員として必要な知識技能を修得したことを確認する) 教職実践演習 教職実践演習(中・高) 教職実践演習(幼・小) 教職実践演習(教諭) 教職実践演習(幼) 教職実践演習(小) 教職実践演習(中) 教職実践演習(高) 保育・教職実践演習
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