小学校教員資格認定試験
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「教員資格認定試験」の記事における「小学校教員資格認定試験」の解説
小学校教員資格認定試験とは、小学校教諭二種免許状の授与を受けるための資質を審査するための認定試験のことである。 中央教育審議会初等中等教育分科会教員養成部会第58回(平成21年5月18日)の会議資料として、「小学校教員資格認定試験の見直しについて」において「当分の間、休止とすること」とされ、活発な議論が行われた。 令和元年度からの実施内容 1次試験教科及び教職に関する科目(I) 教科及び教職に関する科目(II)…外国語 (英語)を含む10教科から6教科を選択。ただし、6教科中、「教職に関する科目(IV)」で受験を希望する2教科(図画工作、音楽、体育のなかから最低2教科をあらかじめ選択)を必ず含めなければならない。 2次試験教科及び教職に関する科目(III)…論述問題。外国語 (英語)を含む10教科から1教科選択。 教職及び教職に関する科目(IV)…実技試験。3教科中2教科を選択。 口述試験 指導の実践に関する事項に係る試験2次試験通過者を対象として実施され、実技試験等により小学校における指導実践に関して審査される。ただし、教育職員免許状をすでに授与されたものなどは免除対象となるため、2次試験合格を以って教員資格認定となる(「3次試験」と称さないのはこのため)。 平成26~30年度までの実施内容 1次試験教職に関する科目(I) 教職に関する科目(II)…9教科から6教科を選択。ただし、6教科中、「教職に関する科目(III)」で受験を希望する2教科(図画工作、音楽、体育のなかから最低2教科をあらかじめ選択)を必ず含めなければならない。 2次試験教科に関する科目…論述問題。9教科から1教科選択。 教職に関する科目(III)…実技試験。3教科中2教科を選択。 口述試験 指導の実践に関する事項に係る試験2次試験通過者を対象として実施され、実技試験等により小学校における指導実践に関して審査される。ただし、教育職員免許状をすでに授与されたものなどは免除対象となるため、2次試験合格を以って教員資格認定となる(「3次試験」と称さないのはこのため)。 平成25年度までの実施内容 1次試験一般教養科目 教職に関する科目(I) 教職に関する科目(II)…9教科から6教科を選択。ただし、6教科中、「教職に関する科目(III)」で受験を希望する2教科(図画工作、音楽、体育のなかから最低2教科をあらかじめ選択)を必ず含めなければならない。 2次試験教科に関する科目…論述問題。9教科から1教科選択。 教職に関する科目(III)…実技試験。3教科中2教科を選択。 口述試験 指導の実践に関する事項に係る試験2次試験通過者を対象として実施され、実技試験等により小学校における指導実践に関して審査される。ただし、教育職員免許状をすでに授与されたものなどは免除対象となるため、2次試験合格を以って教員資格認定となる(「3次試験」と称さないのはこのため)。
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