大本山とは? わかりやすく解説

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だい‐ほんざん【大本山】

読み方:だいほんざん

総本山の下にあって、その宗派属す末寺統轄する寺。


本山

(大本山 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/30 22:00 UTC 版)

本山(ほんざん)は、日本の仏教の特定の宗派内において、特別な位置づけをされている寺院を指す。上方本寺ともいう。宗派によっては中枢機能を有する寺院も多い。対義語は末寺

位置づけによって、総本山、大本山、別格本山、本山などの区別があるほか、宗派によってそれぞれの用法が異なり、使用されないこともある。たとえ寺院が山中と呼べる場所に無くても、「本山」と呼ばれることは多い。

また、日本仏教以外の宗教においても、例えば「バチカン市国カトリックの総本山で…」のように便宜的に、また、日常的に使用されることがある。

起源

いつ頃に成立したのかは不明であるが、江戸時代に入り、宗教統制のために本山・末寺の制度を本末制度として強化し、各宗派の本山を統制することで、仏教界全体を統制した。

関連項目


大本山(根本道場)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 01:49 UTC 版)

曹洞宗」の記事における「大本山(根本道場)」の解説

両大本山の住職貫首といい、2人貫首2年交代管長宗門代表)となる。管長は、有資格者立候補者から選挙によって選出される宗門最高の位階尊称として住んでいる場所にちなみ、永平寺貫首不老閣猊下(ふろうかくげいか)、総持寺貫首紫雲台猊下(しうんたいげいか)とも呼ぶ。 永平寺 - 福井県永平寺町貫首南澤道人(みなみさわ どうにん禅師 寺紋久我山竜胆紋久我竜胆紋久我竜胆車紋寛元2年1244年)に、道元越前波多野義重要請で開く。永平寺東京別院長谷寺) - 東京都港区 永平寺名古屋別院 - 愛知県名古屋市東区代官町 永平寺鹿児島出張所紹隆寺) - 鹿児島県姶良市平松 總持寺 - 横浜市鶴見区貫首石附周行いしづきしゅうこう禅師 寺紋五七桐元亨元年1321年)に、瑩山紹瑾能登の定賢律師要請石川県輪島市門前町に開く。明治31年1898年)に火災焼失し明治44年1911年)に現在地移転總持寺祖院 - 明治38年1905年)より元の地(石川県輪島市門前町)に復興 總持寺北海道別院法源寺) - 北海道松前郡松前町松城 歴史的に正法寺岩手県奥州市)が奥羽二州本山大慈寺熊本県熊本市南区)が九州本山であった期間があるが、元和元年1615年)の寺院法度により永平寺總持寺のみが大本山となる。また、江戸時代来日した明僧、東皐心越によって開かれた曹洞宗寿昌派は祇園寺茨城県水戸市)を本山とした。心越法系道元別系であった明治維新後、合同した

※この「大本山(根本道場)」の解説は、「曹洞宗」の解説の一部です。
「大本山(根本道場)」を含む「曹洞宗」の記事については、「曹洞宗」の概要を参照ください。

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