夜明けの船一行
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/14 15:20 UTC 版)
「絢爛舞踏祭 ザ・マーズ・デイブレイク」の記事における「夜明けの船一行」の解説
グラム・リバー 声 - 関智一 本編主人公。元々は都市船アデナのダウンタウンに暮らすフリーターだったが、「夜明けの船」のアデナ襲撃に巻き込まれ海に投げ出されたところを、彼の所有するペンダントの輝きに惹かれるように現れたラウンドバックラー「希望号」に搭乗。RBダイバーとしての腕をヤガミに見出されクルーとしてスカウトされ、夜明けの船のメンバーとなる。多くのアルバイトをこなしてきた経験から何をさせてもそつなくこなし、特にRBを含めた搭乗型機械の操縦と料理の腕前は一流。夜明けの船のマズい飯に辟易し、戦闘時以外は食堂で調理を担当。「優男」と評されるように力は強い方ではないが、以前サーカスでアルバイトした経験から身のこなしは非常に軽く、生身でもそれなりに強かったりする。政治情勢や現実的な将来の人生設計には興味が無く、その日その日を精一杯生きることを信条としている。流れがあれば乗りもするが、基本的に自分の舵は自分でとるタイプである。 ヤガミ・アリアン 声 - 山野井仁 夜明けの船に所属するRBダイバーであり、RB「士翼号」に搭乗する。超絶的な操縦技術とセンスを持ち、出撃の際には地球軍のRBを残らず破壊し尽くすことから「死神ヤガミ」の異名で恐れられている。およそ海賊らしからぬクールな物腰からは想像もつかない、熱い魂の持ち主。しかし、方向音痴で大学都市船内で迷子になる、アキ発案の仮装パーティでノリノリのコスプレを披露するなど、意外にくだけた一面も。 小カトー・タキガワ 声 - 阪口大助 愛称はショウ。夜明けの船のクルーで、RBダイバー(それも、直接乗り込んで操縦する初期型と呼ばれるRBのダイバー)に憧れる少年。普段は海賊稼業の戦利品の受け渡しや買い出し等の雑用をしていることが多い。夜明けの船のトップエースであるヤガミを尊敬する一方で、唐突に(しかも自分専用のRBを持って)現れたグラムにはライバル心を抱いていた。後に戦力増強のために新たに組み上げられた搭乗型RB「慈愛号」のダイバーに抜擢され、夢を叶える。しかしその腕前は未熟であり、経験豊富なグランパのサポートが欠かせず、一流のRBダイバーへの道はまだまだ険しい。同年代の東原に好意を寄せている。 アキリーズ・ポーランドウッド 声 - 山崎たくみ 愛称はアキ。夜明けの船のRB要員であり、有線による遠隔操縦型RB(後期型RB)の「武勇号」「義勇号」を操る。有線制御に拘りがあるのか、希望号や士翼号の様な直接乗り込んで操縦する初期型RBを「ヒモなし」と呼び、ダサいと思っているらしい。直情的な熱血漢で、分かり易い性格だが怪談の類は苦手。 エステル・エイン艦氏族・アストラーダ 声 - 折笠富美子 夜明けの船の副長。かつて、「汎銀河大戦」で人類と争った第二異星人「ネーバル・ウィッチ」の一員。(人類的に見ての)外見年齢は12歳前後だが※、実年齢は140歳。間違いなく夜明けの船内でも最年長の部類に入るが、船長であるエリザベスには尊敬と忠誠の念を抱いている模様。常に冷静、概して無愛想だが悪意があるわけではない。着痩せするタイプだが、スタイルは決して悪くない。 ※ただ、エノラがエステルの年齢を15歳と勘違いしたとき、その低さに驚くなど、アニメの中ではおおよそ18歳から20代くらいの容姿をしている。 エノラ・タフト 声 - 村田秋乃 地球大統領ジョージ・タフトの孫娘。お忍びでの火星留学中に誘拐事件に巻き込まれる。その後紆余曲折の末に夜明けの船に乗り組むことになり、そのまま居付いてしまった。火星先住移民の文化とミステリーに胸を焦がすロマンチスト。と同時に明朗快活を通り越したトラブルメーカーのじゃじゃ馬娘。 自分に対して偏見無く接し、本気で怒ってくれるグラムを「お兄ちゃん」と呼び慕うようになる。 エリザベス・リアティ 声 - 一城みゆ希 夜明けの船の船長。荒くれどもを実力で束ね、クルー達からの信頼も厚い肝っ玉母さん的存在。来るものは拒まず去るもの追わず、しかし裏切りは決して許さないが信条。経験から来る冷静な状況認識と、大胆かつ豪快な作戦を得意とする。 ネリ・オマル 声 - 田村真紀 夜明けの船の整備長。多くのBALLSを引き連れてRBやBALLSの修理と整備、船の細部メンテナンスも行う。男勝りで口は悪いが頼れる姉御である。 サーラ・シェーシャ 声 - 矢島晶子 アルカイックスマイルが魅力のおっとりした女性で、夜明けの船の医療担当(船医兼看護士)。元は医科大の学生だったが、大学が閉鎖され途方にくれていた所を夜明けの船に雇われた。 東原恵 声 - 堀江由衣 「人の内なる声」や「言葉を持たぬものの声」が聞こえると言う不思議な力を持つ少女。その特異な体質のために人との関わりを嫌い、自室に引きこもっていることが多かったが、ある事件がきっかけでショウの説得に「勇気」を貰い、外の世界へと足を踏み出す。以後は他のクルー達とも積極的に関わるようになり、特に年齢の近いショウやエノラとは仲が良く、グラム、ミルヒ、サーラらにも懐いている様子。自室から出るようになってからはサーラと共に医務室で過ごしていることが多い。 クララ・ド・シレーヌ 声 - 兵藤まこ 優雅でマイペースな性格のネコ知類メスで、夜明けの船内での保守・伝達を仕切る甲板長。会話の際は首輪に仕込んだ翻訳機を用いる。 エリザベスの椅子(クッションの上)やエステル、ショウの頭の上などがお気に入り。 ポイポイダー 声 - 家中宏 夜明けの船の航海長を務めるイルカ(バンドウイルカ)知類オス。陸上活動のためにロボットのような人型スーツを装着しており、スーツはロケットブースターによる短距離飛行も可能。その上ミサイルや魚雷、ロケット弾などの武器も内蔵している。 その外見とは裏腹に数々の冒険談を持つ誇り高き海の男であり、どこの港でもモテモテらしい。 クリサリス・ミルヒ 声 - 梁田清之 夜明けの船の水雷長を担当する男。寡黙だが男気に溢れた性格。東原を娘のように思っており、心を閉ざす彼女を心配している。 グランパ 声 - 中嶋聡彦 音声会話が可能な数少ない初期型BALLS。夜明けの船に搭載された無数のBALLSを率いるリーダーであり、彼らを率いて艦内外を縦横無尽に転がり回り、修理や保全を担当する。経験豊富で、クルーからは愛着と尊敬をこめて「グランパのじっちゃん」と呼ばれる。ちなみに「顔」にあたる部分の眉とヒゲの模様は、ヤガミが描き込んだものらしい。 アボット 声 - 松本大 ブロンソン 声 - 原沢勝広 コーネル 声 - 田坂秀樹 夜明けの船のクルー達。ヒゲとハチマキが特徴のアボット、サングラスをかけた大柄なブロンソン、首に赤いスカーフを巻いているのがコーネル。彼らのほかにも、数十人の乗組員がいる。皆がさつだが気の良い連中。 MAKI 声 - 高島雅羅 夜明けの船の中枢を司るAI。夜明けの船の制御を一手に引き受ける。
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