初代 E21#W型とは? わかりやすく解説

初代(シリーズ通算12代目) E21#W型(2019年 - )

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/15 21:15 UTC 版)

トヨタ・カローラツーリング」の記事における「初代シリーズ通算12代目) E21#W型2019年 - )」の解説

日本市場向けのカローラセダンカローラアクシオ)及びワゴンカローラフィールダー)のフルモデルチェンジ版として発表されモデルで、実質的に欧州仕様のオーリスツーリングワゴンの後継モデルにあたる(欧州では2018年発表済み)。セダンモデルについては無印の「カローラとなったが、ワゴンモデルについては引き続きカローラフィールダー併売することもあり、新たにカローラ ツーリング」の名称が与えられることになった2019年8月2日 日本市場向けカローラシリーズのセダンモデル、およびワゴンモデルを同年9月17日フルモデルチェンジすることが明らかとされた。 2019年9月17日 フルモデルチェンジ発表し、ワゴンモデルについては「カローラ ツーリング」と命名された。キャッチフレーズは「あなたの真ん中へ。この世界真ん中へ。」で、2020年8月からのCMには菅田将暉OKAMOTO'S出演している。 グレード体系ガソリン車ハイブリッド車共通で、「G-X」・「S」・3代目フィールダーから継続の「W×B」の3グレードとなったプラットフォーム後述する欧州向けモデルと同じGA-Cプラットフォーム採用され3ナンバーとなったものの、ボディ日本国内専用設計となり、全高国外向けモデル同じだが、全長155 mm全幅45 mmそれぞれ小さくホイールベース60 mm短くなっているほか、同時発売されたセダン同様、前後オーバーハングも当然、短縮されている。また、ドアミラー取り付け位置変更することでミラー格納時の全幅3代目フィールダー同等としている。 外観はフロントフェイスにおいて大型台形のロアグリルフレームとメッシュグリルに統一されヘッドランプ光源LED化してラウンド強めた一文字形状とした。また、立体的な造形実現するため、バックドア樹脂となったボディカラーは「G-X」系グレードと「S」系グレード新規開発色の「セレスタイトグレーメタリック」を含む7色展開、「W×B」系グレード新規設定色の「スパークリングブラックパールクリスタルシャイン」を含む3色展開としている。内装インストルメントパネル薄型ワイド化されAピラー細形化された。荷室にはリバーシブルデッキボードが設定されており、上段セットして後席を倒すとフラットなスペースが、下段セットすると背が高い荷物積載可能な2段式とし、裏面はタフユースに対応した樹脂とした。 パワートレイン全面刷新され、ガソリンCVT車とハイブリッド車排気量3代目フィールダー1.5 Lから1.8 LにアップしガソリンCVT車はバルブマチックエンジンの2ZR-FAE型に、ハイブリッド車は2ZR-FXE型にそれぞれ変更ガソリンMT車反対にダウンサイジングされ、カローラスポーツと同じ1.2 L直噴ターボエンジン8NR-FTS型に変更された。また、ハイブリッド車3代目フィールダーでは設定されなかった4WD新設され電気式4WDシステムE-Four」を搭載ガソリンMT車カローラスポーツと同じ「i-MT」となり、6速に多段化された。 中間グレードである「S」グレード上位グレードである「W×B」系グレードでは電動パーキングブレーキ(ブレーキオートホールド機能付き)が装備され下位グレードの「G-Xグレードではレバーとなっている。 さらに、日本国内トヨタ車で初となるディスプレイオーディオ全車標準装備されており、SmartDeviceLinkApple CarPlayAndroid Auto対応してスマートフォンとの連携可能なほか、エントリーナビキットまたはT-Connectナビキットを選択することで車載ナビ機能利用することが可能である。カローラスポーツ同様にDCM車載通信機)も標準装備されており、コネクティッドサービスの利用も可能である。 「W×B」系グレードでは専用装備として、2連続のJ字形状のクリアランスランプ&デイライト追加されホイールやミラーカバーなどにはグレーメタリックが施されフロントシートにはスポーティシートが採用されている。 なお、先代モデルであるカローラフィールダー2019年9月現在、ビジネスユーザー等に特化したグレード体系刷新の上併売されている。 2019年12月 ニュージーランドで「カローラワゴンGX発売開始日本の「G-Xグレード当の単一グレードのみ展開されるニュージーランドでは日本同じようハッチバックセダンステーションワゴンの3タイプ用意されるが、ワゴンのみ日本からの輸出であるため、ハッチバックセダン国外仕様全長全幅(1790mm)に対し、「カローラワゴンGX」は日本国内仕様と同じ車サイズとなっている。 2020年5月1日補足東京都を除く全ての地域での全車併売に伴いトヨタ店トヨペット店ネッツトヨタ東都ネッツトヨタ多摩を除くネッツ店での販売開始された。 2020年5月13日 特別仕様車G-X"PLUS"」・「HYBRID G-X"PLUS"」・"2000 Limited"が発表された(「G-X"PLUS"」・「HYBRID G-X"PLUS"」は同日より発売、"2000 Limited"は6月1日発売)。 「G-X"PLUS"」・「HYBRID G-X"PLUS"」は「G-X」・「HYBRID G-X」をベースに、ベースグレードではメーカーオプションとなっているインテリジェントクリアランスソナー[パーキングサポートブレーキ(静止物)]とバックガイドモニターが特別装備され、リアドア・リアクォーター・バックドアガラスはUVカット機能プライバシーグレードアップメーター周りステアリングホイールなどにシルバー塗装施されエアコン吹出口のレジスターノブはサテンメッキ加飾とした。 "2000 Limited"はエンジン日本国内向けのカローラシリーズでは初採用となる2.0 LダイナミックフォースエンジンM20A-FKS型を搭載しトランスミッションパドルシフト10速スポーツシーケンシャルシフトマチックを備えたギア機構自動無段変速機Direct Shift-CVT」を採用ハイブリッド車同様に平成30年排出ガス基準75%低減レベル☆☆☆☆☆)」認定取得している。外観切削光輝+ブラック塗装17インチアルミホイール、シルバー塗装ルーフレール装備内装既存の上グレード内装採用するとともにフロントシートホールド性を向上し表皮撥水加工施され上級ファブリックスポーツシートを採用。インストルメントパネルオーナメントやセンタークラスターなどにレッド加飾センターコンソールやドアアームレストにグレーステッチ施された。さらに、シートヒーター運転席助手席)、ステアリングヒーター、エアクリーンモニター、ナノイー特別装備されたほか、ブラック加飾施された9インチディスプレイオーディオ、オプティトロン3眼メーター+7.0インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ、カラーヘッドアップディスプレイなども装備された。ボディカラーは特別設定色の「レッドマイカメタリック」・「ブルーメタリック」を含む4色設定される500台の限定販売となる。 2020年10月1日 一部改良ボディカラーにブラックマイカと組み合わせたツートーンカラー(ホワイトパールクリスタルシャイン、ダークブルーマイカメタリック)を新たに設定。「S」・「HYBRID S」は17インチアルミホイール(切削光輝+ミディアムグレーメタリック塗装)のオプション設定追加された。なお、ハイブリッド車発売当初左右サイドフェンダーに装着されていた「HYBRID」エンブレム廃止された。 2021年4月2日 特別仕様車"ACTIVE RIDE"が発表された(同日より注文受付開始4月19日発売)。 パワートレインには、2020年5月限定発売された"2000 Limited"同様に2.0 LダイナミックフォースエンジンM20A-FKS型と「Direct Shift-CVT」を組み合わせたほか、専用チューニングサスペンション採用された。 外観バンパー(フロント・リア)とロッカーモールを2トーン(ロッカーモールには専用ロゴ付)としたほか、ブラック塗装17インチアルミホイールやダークグレーメタリック塗装ルーフレール装備され内装にはファブリックスポーツシート(撥水加工付)にサテンメッキ加飾を、インストルメントパネルとドアアームレスト表皮にオレンジステッチがあしなわれた。 機能面では、ブラインドスポットモニター[BSM]+リアクロストラフィックオートブレーキ[パーキングサポートブレーキ(後方接近車両)]、「ナノイーX」、9インチディスプレイオーディオが特別装備された。 また、販売装着オプションとして、サイクルアタッチメント、システムラック・ベースラック(ルーフオンタイプ)、「ACTIVE RIDEロゴエンブレムといった専用アフターパーツ用意されるボディカラー既存の「ブラックマイカ」と「ホワイトパールクリスタルシャイン(メーカーオプション)」に、特別設定色の「アーバンカーキ」が設定されるほか、2トーンメーカーオプション)として「ブラックマイカ×アーバンカーキ」も特別設定される500台の限定販売となる。 2021年7月2日 一部改良ペダル踏み間違いによる急加速抑制するプラスサポート機能新たに採用され販売オプション設定されたほか、「S」と「W×B」には「ナノイーX」をメーカーオプション設定助手席エアコン吹き出し口装着、エアクリーンモニターとのセットオプションとして設定)。ボディカラーは赤系(メーカーオプション)で入れ替えが行われ、「G-X」と「S」に設定されていた「スカーレットメタリック」に替わって「センシュアルレッドマイカ」を「S」と「W×B」に設定された。 なお、今回一部改良により、ハイブリッド車2WDE-Four問わず2030年燃費基準優良車(2030年燃費基準達成車)となった2021年11月15日 特別仕様車HYBRID W×B"50 Million Edition"」が発売された。 シリーズでのグローバル累計販売5,000台を記念したもので、「HYBRID W×B」をベースに、外観17インチアルミホイールをマットブラック塗装に、フロントロアグリルのフレーム部をブラック+ブラック有り塗装に、ドアミラーカラードそれぞれ変えフェンダー左右に専用ロゴデカールを装着内装シート表皮アクセントストライプブラックに、ステッチオレンジそれぞれ変え、インストルメントパネルアッパー部にはレーザー刻印による専用ロゴ配し運転席には一部除電機能付表皮を設けることでドライバーその周辺溜まった静電気ボディ全体分散させることで帯電量を軽減し安定した車両挙動貢献する除電スタビライジングプラスシートを採用また、ベースグレードではメーカーオプションとなるブラインドスポットモニターBSM)+パーキングサポートブレーキ(後方接近車両)、エアクリーンモニター、「ナノイーX」、9インチディスプレイオーディオ+6スピーカー特別装備される。 ボディカラー標準色のプラチナホワイトパールマイカ(メーカーオプション)とブラックマイカに、特別設定色のアーミーロックメタリックを加えたモノトーン3色を設定し、2トーンカラー(メーカーオプション)は特別設定色のブラックマイカ×アーミーロックメタリックが設定されるHYBRID WxB フロント HYBRID WxB リア HYBRID S HYBRID S リア HYBRID G-X フロント HYBRID G-X リア

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