ブラインドスポットモニターとは? わかりやすく解説

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ブラインドスポット‐モニター【blind spot monitor】


ブラインドスポットモニター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/23 03:15 UTC 版)

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BLIS Volvo S60

ブラインドスポットモニター(英:Blind spot monitor)[1]とは、運転席側、助手席側、後方含む車外に位置する他の自動車(車両)を検出するシステムである。

ブラインドスポット・インフォメーション・システム(死角情報システム、英:Blind Spot Information System)[2][3]と呼ばれることもある。

概要

自動車の車体、ドアミラー等に内蔵されたカメラまたはセンサーミリ波レーダー等で、車外の状況を監視する。

自動車の運転手が走行中に車線変更する場合、死角に入った側面または後方の自動車(車両)への衝突を防ぐため、運転手に、視覚的、聴覚的、振動的に警報を発する。

また運転手が駐車スペースから後退出庫する場合に、後方左右から接近する自動車(車両)を警告する製品もある。

各社のブラインドスポットモニター

ボルボ
BLISは、ボルボが開発した死角情報システム(Blind Spot Information System)の頭文字である。

2001年、コンセプトカーボルボ・SCC(Safety Concept Car)[4]に死角情報を運転者に警告する技術を導入した。
2007年、世界で初めてボルボが市販化。ドアミラーのカメラで死角領域をなくすシステムを ボルボ・S80に最初に導入した。
2013年にはレーダー方式も採用し、車両の側方と後方に監視範囲を拡大している。
2019年、ステアリング・アシスト付BLISTM(後車衝突回避支援機能付ブラインドスポット・インフォメーション・システム)を追加した[5]

マツダ
日本の自動車メーカーで初めてマツダがBSM(ブラインド・スポット・モニタリング)を導入した。

2008年、CX-9の上級グレードに装備し、その後オプションパッケージとしてCX-8CX-5CX-3アテンザアクセラ デミオにも装備。

日産自動車
ブラインドスポットワーニング(BSW)[6] - 後側方車両検知警報。
インテリジェント(BSI)[7]- 後側方衝突防止支援システム。
後退時車両検知警報(RCTA)[8] - 後退時に後方車両との衝突回避する装置。
トヨタ自動車スズキダイハツ
ブラインドスポットモニター(BSM)。
本田技研工業
ブラインドスポットインフォメーション
スバル
スバルリヤビークルディテクション(後側方警戒支援システム)。
三菱自動車工業
後側方車両検知警報システム(レーンチェンジアシスト機能付)。

出典

関連項目


ブラインドスポットモニター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/15 01:46 UTC 版)

先進運転支援システム」の記事における「ブラインドスポットモニター」の解説

ブラインドスポットとは、ドライバー運転席から見ることのできない車両後方または側方領域定義される。ブラインドスポットモニターには、ドライバー死角監視するカメラ含まれており、車両障害物が近づいてきた場合ドライバー通知する。ブラインドスポットモニターは、通常、緊急ブレーキシステム連動しており、障害物車両進路入ってきた場合、それに応じて行動します後退時安全確認警告機能(RCTA)は通常、ブラインドスポットモニターシステムと連動し駐車区画から後退で出る際にクロストラフィックの接近ドライバー警告する

※この「ブラインドスポットモニター」の解説は、「先進運転支援システム」の解説の一部です。
「ブラインドスポットモニター」を含む「先進運転支援システム」の記事については、「先進運転支援システム」の概要を参照ください。

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