ブラインドテニス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/08 02:34 UTC 版)
「視覚障害者のスポーツ」の記事における「ブラインドテニス」の解説
1984年日本発祥のスポーツである。埼玉県立特別支援学校塙保己一学園(埼玉県立盲学校)、高等部普通科の生徒が発案した。発案者は、全盲の武井視良(みよし),元日本ブラインドテニス連盟会長である。当初は視覚ハンディキャップテニスと呼ばれていた。音の出るスポンジボールを用いる。視覚障害者が行う他の多くの球技とは異なり、地面や床を転がすのではなく、空中を飛んでくるボールを打つ3次元のスポーツである。全盲は、3バウンドまでに返球、弱視は視力や視野に応じて1バウンドから3バウンドで返球する。 日本国内競技者は300人を数える。2006年より海外普及を始め各国で普及動が行われている。 国際会議や国際大会も開催されている。 国際ブラインドテニス協会(IBTA)は、ブラインドテニスがパラリンピックの正式種目となるように熱心に活動を続けている。
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