初代 E23(1977年-1986年)
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「BMW・7シリーズ」の記事における「初代 E23(1977年-1986年)」の解説
1970年代に行われ始めたモデル改称により「7シリーズ」となる。前年に登場した6シリーズ(E24)同様の流麗なスタイルを採用。しかしプラットフォームは6シリーズが5シリーズベースであるのに対して7シリーズは専用設計となる。 従来の車ではショーファードリヴン向けとしてロングホイールベース版が存在したが、7シリーズにおいてはボディそのものを大型化することによりこれを解消した。これによりマーケットではメルセデス・ベンツ Sクラスと完全に競合することになる。 エンジンはE3系から引き継いだ直列6気筒エンジン(ビッグ・シックス)を全車に搭載し、ラインナップはキャブレター仕様は728と730、インジェクション仕様のトップモデルは3.3リッターの733iになった。また研究用にE23ベースの水素自動車も開発された。1979年にエンジンの変更を行い全車インジェクション化、728i、732i、735iとなる。1980年には2002ターボ以来のターボ車745iを追加。1983年に外装をマイナーチェンジし、フロントグリル、バンパー、サイドミラーなどのデザインが変わった。
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