初代より登場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/11 09:10 UTC 版)
「F-ZEROの登場人物」の記事における「初代より登場」の解説
取扱説明書において各キャラクターの詳細が記載されているが、ゲーム画面上には一切登場しない。 キャプテン・ファルコン (Captain Falcon) 声 - 田中秀幸、堀川りょう(大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ) 37歳。ゲーム版の主人公で、アニメ版にも重要人物として登場。 ドクター スチュワート (Dr. Stewart) 声 - 飛田展男 42歳。本名はロバート スチュワート (Robert Stewart) 。もともとは優秀な外科医だったが、科学者だった父ケビン スチュワートの死を契機に、父の遺したゴールデンフォックスを駆りレーサーに転向する。すでに10年以上グランプリに参戦している常連で、いぶし銀のテクニック、通好みのパイロットとして人気が高い。4年前の大事故の際、悲惨を極めながら一切の死者が出なかったのは、緊急医としての彼の腕によるところが大きいと言われている。身につけている赤いマフラーは友情の証として友人たちと購入した物。優勝インタビューでは、度々ナルシストでキザな一面も垣間見せている。 搭乗マシンはゴールデンフォックス (GOLDEN FOX) 。製作:ケビン スチュワート、エンジン:GF-2614×4、重量:1,420キログラム、性能評価:D/A/D、No.3。初代『F-ZERO』のみ重量は1,020キログラム。加速性能や旋回性能に優れるドリフト型マシン。最高速度は低いがブースト性能は高いのでグランプリで困ることはない。若干の重量はあるが、接触には弱い。アニメ版 2月14日生まれで、血液型はAB型。ゲームと同じく元医者のパイロットで医者としての技術を銀河警察に見込まれた。他にも遺伝子工学、ロボット工学にも精通している。性格は穏やかながら何事にも動じず常に冷静沈着。どちらかと言えば無口な方。的確な判断力を持ち、神経に隙がない。高機動小隊にまとめ役として所属し、リュウやジョディの突っ走りがちな性格を宥めたり、小隊内のよき相談役となっている。医者としての能力は高く、コールドスリープされたリュウを蘇生させたり、友人のロイをサイボーグ『マイティー ガゼル』として復活させたりしている。 アンディ サマーやロイ ヒューズと交流が深く、46話でファルコン伝説をリュウに語る際にキャプテン ファルコンの正体を知っていたことが明かされた。 ピコ (Pico) 声 - 望月健一 自称124歳(初代SFC版では34歳)。デスウインド出身。元ポリポト軍の軍人で、現在は軍基地の近くに小さな店を出している。しかし、ごく一部で彼の裏の顔は有能なヒットマンではないか、との噂が囁かれていた(『GX』では大っぴらにヒットマンと名乗るようになっている)。性格は攻撃的だが、それを抑える冷静さも持つ。レース上でも攻撃的な走りを見せ、『GX』の4年前に起きた大事故の一因ではないかとも言われている。ナイフコレクションが趣味で、好物は血のしたたるレアなステーキ。 初代及び『X』での一人称は「私」で、話し方も知的な雰囲気を持っていたが、『GX』のインタビュー時では一人称が「オレ」になる等性格が一転した(ただし、ムービーでは冷静にトレーニングをしている)。 搭乗マシンはワイルドグース (WILD GOOSE) 。製作:サージェント リピト、エンジン:ES8302×3、重量:1,620キログラム、性能評価:A/B/C(『X』のみB/B/C)、No.6。非常に頑強なボディを持っており、攻撃的な走りをすることができるマシンだが、それ以外は概ね並みか並み以下の性能。『GX』では表示上の性能よりもブースター性能が著しく低下しており、旋回性能も低く挙動が不安定なため上級者向けマシンとなっているが、『ファルコン伝説』、『CLIMAX』では表示上の性能が忠実に再現されているため頑丈で速いドリフト型マシンに変貌する。アニメ版 ゲームと同じくヒットマン。特に狙撃の能力は高く、レース中のF-ZEROマシンに小型爆弾を撃ち込む程(10話より)。ダークミリオンからの依頼を受けて登場する事が多い。15話でのジョン タナカ暗殺計画の際は宅配便の配達員やタクシー運転手に変装している。 サムライ ゴロー (Samurai Goroh) 声 - 岩田安宣、大塚明夫(大乱闘スマッシュブラザーズX) 45歳。この時代にしては珍しい和風な人間(日系人)。常に日本刀を肌身離さず所持している。表向きは賞金稼ぎだが、本当の姿はレッドキャニオンをアジトとする悪名高い宇宙盗賊団のボス。大きく「激」と書かれたシャツを着ている。賞金稼ぎとしても手柄を立てようとしているが、いつもいいところでキャプテン ファルコンに獲物を横取りされるため、彼を(勝手に)ライバル視している。F-ZERO参戦の理由も、彼をレースで打ち負かすため。悪党だが、ヌケた一面もあり、憎めない人物。本人はファルコンを狙っているだけなのだが、なぜかゴロー自身は他の様々なパイロットの話題に挙がる、良くも悪くも目立つ人物である。また、アントニオガスターからは復讐の対象として恨まれている。『GX』で優勝した際には、大勢の観客の前で自らが盗賊団ボスであることをカミングアウトした。 GXのムービー中で明らかになったことだが、太った体型に似合わず、バック転を軽くこなすなど、運動神経は良いようである。 『大乱闘スマッシュブラザーズX』ではアシストフィギュアとして登場。走ったり飛んだりしながら日本刀を闇雲に振り回し、他の相手を斬りまくる。海外版でも日本版と同じ声優を起用している。 搭乗マシンはファイアスティングレイ (FIRE STINGRAY) 。製作:トラエモン エチゴヤ、エンジン:RS-5060×2、重量:1,960キログラム、性能評価:A/D/B、No.5。炎のペインティングが特徴的。初代においては最高速が全マシン中最高、ブースト中も動作が安定、横滑りも一切なくコーナリングも強いとかなり高性能。唯一の欠点は加速が悪く、一度大きく減速するとブーストを持っていない限り復帰が困難なこと。マシンの動きに合わせてヒレが動くという地味なギミックが搭載されている。減速を余儀なくされるコースは苦手だが、速度とコーナリングを両立した、扱いやすく速い重量級マシンである。『GX』では表示上の性能よりもグリップ性能が減少し、コーナリング時に若干の横滑りがあるため操作性が悪くなっている。『ファルコン伝説』、『CLIMAX』では『初代』、『X』と概ね同様の特徴を持ち、最高速度はブラックブルに次ぐ程であるが、『ファルコン伝説』では旋回力が重量に依存するため旋回力が低くくなった。初代では4台あるマシンで唯一前照灯が搭載されていた。アニメ版 宇宙盗賊団のボスである事はゲームと共通だが、性格はゲームに比べると非常に義理堅く渋い役どころとなっている。「盗みはするが殺しはしない」いわゆる不殺をモットーに悪い事ばかりしているが、リュウには信用されており、よく協力する(その際、リュウを何度か仲間に誘おうとしたが断られている)。宇宙船「ゴウジンマル」を所持しており、先端に取り付けられた巨大な刀はコクピットのゴローの動きに連動する。なお、ファイアスティングレイの色を塗ったのはリサらしい。腰に日本刀(750年前の業物で切れ味は鋭い)を携えていて、鉄の檻を一振りで粉々にしたり、壁の一部を円状に切り倒すなど、剣術にも長けている。その力で人を傷付ける事は一切していないが、終盤では一度だけゾーダと剣で打ち合う場面を披露した。 ゲーム版と違いキャプテン ファルコンとは全く絡まないが、「バートのF-ZERO教室」によるとファルコンを一方的にライバル視する設定自体は存在する模様。GBA版『ファルコン伝説』ではファルコンとの絡みがあるが、こちらでの性格はゲームに準じたものとなっている。 シャツに書かれている文字は「刀」で、上着の背中にも同じように書かれている。だが、後半のエピソードおよびDVDのジャケットでは「激」になっていたり、ゲーム『F-ZERO CLIMAX』では「刀」のままだったりと、統一されていない。
※この「初代より登場」の解説は、「F-ZEROの登場人物」の解説の一部です。
「初代より登場」を含む「F-ZEROの登場人物」の記事については、「F-ZEROの登場人物」の概要を参照ください。
- 初代より登場のページへのリンク