初代アーケード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/13 05:25 UTC 版)
「吉祥寺サンロード商店街」の記事における「初代アーケード」の解説
サンロードの前身は「吉祥寺駅北ロ商店街」。通称は「吉祥寺駅前通り」で、路線バスも走っていた。 昭和40年代、当時の後藤喜八郎武蔵野市長の推し進める吉祥寺駅前再開発事業の一つとして、駅前通りと北口商店街を整備しアーケードを建設することになり、1971年(昭和46年)11月に初代アーケードが完成するとともに「吉祥寺サンロード商店街」に名を改める。落成式では後藤市長や当時の関係者がテープカットを行った。また翌1972年(昭和47年)には、吉祥寺サンロード商店街振興組合が発足。 初代アーケードは、吉祥寺の発展を象徴する東洋一の規模を誇る設備であり、その看板は、サンロードのイメージである太陽がひしめく絵と、1970年代当時の流行色であるオレンジを基調としたサイケなデザインであった。吉祥寺駅側と五日市街道側のアーケード入口には太陽の絵を挿したSEIKO製の時計が組み込まれ、時計の下に「サンロード」のロゴが入っていた。一方、本町新道側はオレンジ色の板状の看板に「Shopping サンロード」というシンプルなものだった。また店舗の入口の店舗看板は統一デザインであり、黒地にオレンジの太陽マーク、その下に白地で店名が記載されていた。 1980年代末期に入り、アーケードの老朽化と時代の流れにより、入口のロゴ看板や店舗看板などをリニューアル。アーケード入口の看板はメタリックシルバーとブルーを基調とし、吉祥寺駅側と五日市街道側の入口は「▲」マークと「SUNROAD」の英文表記に変更されるが、本町新道側は「▲ サンロード」の表記のシンプルなものだった。また各店舗の入り口の店舗看板は四角形のメタリックベースで、店ごとに異なる絵が入るようになった。絵の下の店名は青文字で表記されていた。
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