主要な同僚
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二階堂 頼子(にかいどう よりこ)(原作当初は伊集院頼子、鳥羽頼子)(巡査) 声 - 小桜エツ子 / 演 - 乙葉 夏実、美幸の同僚。年齢は23歳・身長155cm。 いわゆるメガネっ娘。噂話(ゴシップ)とそれに絡む騒動が大好きで、それが原因で余計な騒動を引き起こし、噂になった当人および巻き込まれた周囲の者に制裁を受けること多数。アニメ1stシーズン中盤以降は意図的に余計なことを招くことが増え、『SECOND SEASON』では、確信犯的トラブル・メーカーぶりが加速、何かと金銭の絡むケースが多くなった。2ndでは、姿の似ている佐織と区別するため、制服時はベストを脱いだ姿になっている。 捜査や検挙に結びつくような意味での警察官としての能力は平均以下だが、運だけは良く、まぐれだけで警察学校を首席で卒業。相模大野との交通違反者検挙数競争の最中に、幼稚園児の交通横断指導をしたり、電車内でスリの囮捜査中に老人に席を譲るように警察手帳を提示するなど、犯人検挙より地域住民との交流を大切にする姿勢が身に付いており、その結果、警視総監賞特別ローカル賞受賞に至ったこともある。 終盤Todayの修理の際に足手まといになっていたが、射撃の腕は署内でもトップクラス。原作での幼少時の渾名は「夜店の頼子」だった。 OVAでは主として内勤だったが、葵の登場後は、葵とコンビで外回りをすることが多くなった。 葵 双葉(あおい ふたば)(巡査) 声 - 松本梨香 アニメ版1stシーズン初回(FILE.5)から登場。身長172cm・体重53kg。かに座のAB型。年齢は不明だが書籍によっては27歳と書かれていることもある。一人っ子で、叔父は県議会議員。 以前配属されていた署での痴漢の囮捜査で女装した際に癖になってしまい、常に女性の姿をしている男性警察官。囮捜査のために花嫁修業をするほど仕事熱心だが、情熱を注ぐ部分を大きく間違えた。男だが言動や仕草が非常に色っぽく(中嶋が見とれて鼻血を出したほど)、女性らしい細やかな気遣いは、他の婦警を上回る。頼子とコンビを組む事が多い。前任地は城南署。墨東署配属以前の賞歴は、署長表彰7回、警視総監賞2回を受賞。保有資格は普通免許・英検2級・珠算3級・簿記2級(『SECOND SEASON』FILE.16)・書道2段。スポーツは万能(高校の後輩の話によるとバスケットボールで3年連続MVPを獲得していた)。原作では高校時代はゴルフ部の主将であったとされている。 一応、男であるため1stシーズンではトランクスを穿いていた。婦警としては身長が高いが男としては平均的身長である。普段の声質は女性に近い(ただし、原作ではハスキーボイスであるとの描写がある)。暴漢への攻撃は金的、素手で暴力を振るわない。過去に数度ほど「女を磨くため」にいくつかのミスコンテストに参加しているが、全て書類審査の段階で落ちている。好きになる相手は常に男性。セカンドシーズンでは霊感が強い描写がある。 アニメ版1stシーズンおよび1stの設定画を流用した『Special』、ゲームでは原作でのデザインを引き継いだ茶髪で女性キャラクターのような目だったが、『the MOVIE』以降はデザインが一変し、豊かな黒髪と男性の面影を残した横長の目となった。 1stシーズンでは更衣室は時間帯をずらして女子更衣室を使用していたが、2ndシーズンからは同じ時間帯に女子更衣室を使用している描写が多々ある。 中嶋 剣(なかじま けん)(巡査) 声 - 島田敏 / 演 - 長嶋一茂 墨東署交通課の白バイ警察官。“墨東の白き鷹”を自称している。年齢はアニメ版1stシーズンの時点で26歳だが、一部書籍では33歳と書かれていることもある。体格はがっしりとした大柄で身長も190cm程。パソコンが苦手であり、刑事課の徳野と合わせて「墨東署ローテクコンビ」と呼ばれる。 常にサングラス姿。質実剛健だが恋愛には奥手で、美幸に想いを寄せるもののなかなか進展は見られない。1stシーズンでは、切り裂き魔から美幸を守る、幼い女の子を命がけで守るなど、優しいながらもやる時はやる男という印象であった。また終盤において、傷心の美幸に対しても、彼女の傷に付け込んで優しくするのはフェアではない上、彼女自身を弱くしてしまうという、真剣に美幸のことを考えているという描写も多い。2ndシーズンでは奥手な部分が強調されたが、『フルスロットル』ではあまり強調していない。2ndのFILE.8では小早川美幸に「いい父親になりそう」「今日はりっぱな父親代わり」と言われた。『フルスロットル』最終話では小早川美幸にプロポーズして受け入れられたような描写がある。 当初、自らを硬派と称していたが、いかがわしいビデオや雑誌を自宅および職場に多数隠し持ち、美幸の目前で恥を晒したことも複数回ある。 原作での自宅は酷い有様で、「開かずの間」と名づけられた物騒な一角が存在するが、その中は部屋以上のゴミだらけだった。三重県鈴鹿市出身で、OVAでは「勝浦」と聞いて房総半島の勝浦でなく紀伊半島の那智勝浦までバイクを飛ばしてしまっていた。 バイクの操縦テクは父親仕込みでかなりの腕を持っている。 愛車はカワサキ・ZXR750(OVA版で登場したが、愛車かどうかは不明)、ヤマハ・V-MAX(TVアニメ版で登場)。 佐賀 沙織(さが さおり)(巡査)(2nd Season〜) 声 - 丹下桜 → 飯塚雅弓(2nd seasonから) / 演 - 吉岡美穂 初登場はアニメ版1stシーズンFILE.12で年齢は18歳の女子高生。身長は152.5cm、体重は42kgであったため、警察官にはなれない(規定では身長154cm、体重45kg以上)と美幸に指摘される。それ以後も牛乳を飲み続けており、「ジャージー特濃牛乳」「乳酸菌牛乳」というこだわりも持っていた。 当初は社会に否定的で、やり甲斐のあることを探していた。最初は2人(どちらかというとキツく叱った夏実)を小馬鹿にしていたが、酔っ払いに駅のホームから突き落とされた時に自分を助けながら酔っ払いを捕まえた2人に憧れ師匠と仰ぐ。 『SECOND SEASON』では念願叶い、警視庁巡査を拝命、墨東署交通課に配属される。当初は真面目過ぎるくらいに規程類を重視する新人だったが、次第に砕けていった。打ち解けて以降は、葵とともに調整役となっている。酒には弱いがかなりの量を飲む。 普通自動車免許を取得しており、美幸がいないときや他の婦警(金子や田代など)と行動をするときは運転を担当することが多い。 『フルスロットル』では城北署サイバー犯罪対策室に転属している。墨東署時代と部署は違うものの、仕事に対する情熱は変わっていない。『SECOND SEASON』終盤で「2代目ホームラン女」を「継承」している。 「2代目ホームラン女」の前はストライク男から「駐禁女」や、「正義の分別女」と呼ばれていた。 原作での姓は佐良(さがら)。性格は大人しめであり、自殺未遂で夏実と美幸に保護されたことがきっかけで親しくなり、学校の進路相談において婦警を目指すようになる。その後、盗難事件の二次被害を被り人質になる。その後に婦警を志し色々な試験を美幸と夏実たちから受け、資質だけは認められたが身長不足を指摘され、牛乳を大量消費するようになる落ちが付く。終盤でも活躍がある。
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