小早川美幸(こばやかわ みゆき)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/27 23:59 UTC 版)
「逮捕しちゃうぞ」の記事における「小早川美幸(こばやかわ みゆき)」の解説
声 - 平松晶子 / 演 - 原沙知絵 墨東署交通課の女性警察官。階級は巡査。 本籍地は岡山県、千葉県出身、現住所は江東区。住居は墨東区○丁目△番地○△マンション○△×号室(墨東署近辺のマンションで夏実と同居)。同居を持ちかけた際、夏実のことをボディーガードと茶化したことがあるが、同居を始めた後には寝ぼけた彼女に抱擁され危うく絞め殺されかけたこともある(目撃者(ストライク男)によれば喜悦に震えていた模様)。アニメ版1stシーズン設定資料では身長166cm。3サイズはサイズは94、56、98。アニメの公式設定は4月7日が誕生日。血液型はA型。髪形は、原作では最初ショートカットだったが次第に長くなり、最終的におさげになった(アニメ版では当初よりおさげ)。目は二重。 普段は冷静沈着・頭脳明晰である。体力は夏実には及ばないものの、大概のスポーツはこなす。一方、怪談や怪物は大の苦手で聞いただけで悲鳴をあげる(『フルスロットル』では、ある程度克服している)。論理的思考力の高さから来る洞察力により、他人の企みを見抜く。機転や咄嗟の判断が利くが、一方で不安や悪い予感も的中しやすい。周囲からは、冷静・温和と評価され、本人もそれを自負している節がある。しかし夏実によれば、特に中嶋のことに関して悩む美幸はとたんに口数が増え、すぐ分かるそうである。能力相応にプライドも高く(後述のメカとの関係で多く描写されている)、肩に力が入り過ぎなところがあり、時には自然体の夏実を羨むこともある。その反面、いったん感情が一線を超えると、激情家である夏実すらたじろぐような、大胆な行動をとることもあり、それが人間としての魅力にもなっている模様である。さらに、夏実への信頼感は実はかなり厚いものがあり、原作で筋弛緩剤を打たれて倒れた夏実に対して、泣きながら生命の確認をしたりするという涙もろい一面も持つ。 しかし、逆に言えば夏実に対してかなり依存している節があり、OVAとSECOND SEASONでは夏実が自分の元を離れると決まった時には情緒が不安定になる。中島に対しても同様の傾向があり、メンタリティという意味では夏実よりかなりもろい。 手先が器用でメカの創作や操縦を自在にこなす。本人はメカフェチではないと主張するが車にかなりの愛着を持つ。運転に関しては暴走癖がある。特に、勤務中、一旦、交通違反者を発見すると、普段の冷静さとはかけ離れたかなり荒っぽい運転をするので、オーバーコースをして夏美の上記「足ブレーキ」のお世話になることも少なからずある。普段とのギャップが激しく、夏実いわく「本気を出せば絶叫マシン(に乗っているみたい)以上の運転をする」とのこと。挙句には車をラジコンカー同様に改造したこともある。2ndでは更に過激化し、運転中の車から身を乗り出してエアガンの狙い撃ちをしたり、自車の前照灯を消して車を追跡する訓練を密かに繰り返していた。自ら整備した車やバイク、作ったメカなどに誇りに思っており、他人に破壊・毀損されると激怒する。愛車はホンダ・トゥデイ(ミニパト)、トヨタ・スポーツ800(私用)。工学以外に文学や法学、考古学、生態学などにも興味を示し、教養の研鑚に励んでいる。 また、モデルガンの趣味もあるらしく署内の自分のロッカーの中に大量のコレクションをしまっており、夏実と共に犯人確保の際に使用している。課長や上司の徳野も半ば黙認しており、劇場版ではこのモデルガンがキーアイテムになった。 中嶋とは周囲公認の恋人同然の関係であるがお互いに奥手なため、2人の仲はなかなか進展しない。態度をはっきりさせず鈍感なまま周囲に弄ばれる中嶋に苛立つ場面もある。度々中嶋があがりながらもデートに誘おうと奮闘しているにもかかわらず周りの影響でうまくいかない時もある。一方、中嶋が他の女性と接近しているように見えるとヤキモチを焼き、拗ねることも多い。原作では、他の女性と会話するだけでヤキモチを焼くことが多く、夏実が女性白バイに推薦されたとき、中嶋に相談しているところを目撃しただけでやきもきしたこともある。 アニメ版では夏実と警察学校同期であったことが判明。この頃から夏実は美幸にとって注目すべき存在だったらしく、これがOVA版FILE.1で夏実の転属とコンビを組むことを非常に喜んだ理由とされている。 アニメ版1stシーズンでは23歳、『SECOND SEASON』では2年後という設定で25歳(夏実と同年齢)。原作の最初期では、美幸が検挙者の免許証の記載生年月日を見て「昭和41年6月18日 まーっこいつ私より2つ年下じゃないのっ」と発言している。『the MOVIE』では冒頭までの1年間本庁刑事部・科学捜査研究所で研修、『フルスロットル』1話においてアメリカでの研修を終え、墨東署交通課に復帰している(2ndと『フルスロットル』との間、一時期ではあるが夏美と共にアメリカ・ロサンゼルス市警にも出向している)。『フルスロットル』第22話で中嶋剣よりプロポーズされて受諾したようなシーンが描かれた(夢の中でのシーンと対比する演出がなされており、視聴者の想像に任せる描写になっていた)。 ストライク男の魔球を打った事から「ホームラン女2号」と呼ばれる。
※この「小早川美幸(こばやかわ みゆき)」の解説は、「逮捕しちゃうぞ」の解説の一部です。
「小早川美幸(こばやかわ みゆき)」を含む「逮捕しちゃうぞ」の記事については、「逮捕しちゃうぞ」の概要を参照ください。
- 小早川美幸のページへのリンク