三井ショッピングパーク
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「三井不動産商業マネジメント」の記事における「三井ショッピングパーク」の解説
ららぽーと(LaLaport)ブランドを中心とした大型の「リージョナル型ショッピングセンター」と、中規模の「ライフスタイルパーク」の一部に、「三井ショッピングパーク」の名称が冠されている。主に大都市近郊及び郊外に立地し、都市居住のファミリー層向けのテナントを中心に構成される。地方都市の郊外のロードサイドの出店が中心のイオンモールとは出店傾向やテナント構成が異なるが、立地上競合店舗も存在する。千葉県船橋市にあるららぽーとTOKYO-BAYが旗艦店である。三井不動産が手がける商業施設の中で売上高に関してはラゾーナ川崎プラザが最大であり、ショッピングセンターとしては国内有数の売上高を誇る。 ららぽーと店舗 ※各面積の単位は平方メートル(m2) ららぽーとTOKYO-BAY ららぽーと第一号店。千葉県船橋市に1981年4月2日開業した。当時の名称は「ららぽーと船橋ショッピングセンター」。日本初の車での来場を重視したアメリカ型の大型ショッピングセンターだった。2006年8月にはブランド戦略の一環で「ららぽーとTOKYO-BAY」に名称変更した。JR京葉線南船橋駅から徒歩5分、京成電鉄本線船橋競馬場駅から徒歩8分程で、それぞれ徒歩でもアクセスできるが、両駅発着の無料送迎バスも運行されている。フラッグシップ(旗艦店)に位置付けられ、約10,2000㎡とららぽーとの中で最大の店舗面積を持つ。埼玉県のイオンレイクタウンの開業前は国内最大の規模であった。ショッピングモールとしては、イオンレイクタウン、イオンモール幕張新都心に次いで第3位。IKEAの国内一号店であるIKEA Tokyo- Bayも隣接している。 ららぽーと甲子園 兵庫県西宮市甲子園八番町の阪神パーク甲子園住宅遊園跡に2004年11月25日開業。阪神甲子園球場(阪神電鉄本線甲子園駅下車)の南東向かいにある。核店舗はイトーヨーカドー。2009年3月27日に増床し、国内2ヶ所目となるキッザニアが進出した。 ラゾーナ川崎プラザ 神奈川県川崎市の東芝川崎事業所跡地に、東芝グループと三井不動産の共同開発で2006年9月28日に開業。川崎駅西口に所在。初期の計画では「ららぽーと川崎」とする予定だったが、所在自治体の要望で名称が変更された。政令指定都市の中心駅前に立地し、売上高は成田国際空港に次ぐ国内2位の規模を誇る日本有数のショッピングセンターである。 アーバンドック ららぽーと豊洲 東京都江東区豊洲二丁目区画整理事業の一環として、旧石川島播磨重工業東京第一工場跡地に2006年10月5日オープン。最寄り駅は東京メトロ有楽町線・ゆりかもめ豊洲駅。また、JR京葉線の越中島駅からは徒歩20分、都営バスで7分である。超高層マンション「パークシティ豊洲」とは地下通路で直結する。主な店舗はキッザニア東京、東急ハンズ、GAP、ユニクロ、紀伊國屋書店等。 ららぽーと柏の葉 千葉県柏市若柴のつくばエクスプレス柏の葉キャンパス駅前の区画整理地に2006年11月22日にオープンした。この場所は元々三井不動産が1961年に開設した「柏ゴルフ倶楽部」があったがつくばエクスプレス沿線の区画整理事業のため、2001年に閉鎖された。地域住民向けには1日早い11月21日に開店した。 ららぽーと横浜 神奈川県横浜市都筑区池辺町の日本電気横浜事業場跡地に建設された大型マンションとの複合開発によって作られた。JR横浜線鴨居駅からは徒歩で約7分であるが、駅からの徒歩アクセスは、鶴見川にかかる橋を渡ると住宅地や工場の脇を抜ける狭い路地しかない。2007年3月15日にオープン。核店舗はイトーヨーカドー、東急ハンズ、TOHOシネマズ。核店舗の1つであった百貨店の大丸は2013年1月31日をもって撤退した。 ららぽーと磐田 静岡県磐田市の東名高速道路遠州豊田パーキングエリア近隣敷地に2009年6月25日開店。東海地方初出店となった。 ららぽーと新三郷 埼玉県三郷市の武蔵野操車場跡地(新三郷ららシティ)に建設され、2009年9月17日にオープン。新三郷駅が最寄り。イトーヨーカドー、ロフト、H&M、ユニクロ、ニトリ、無印良品、ラウンドワンなどが入居。2012年4月にはFOREVER 21が入居するららぽーと新三郷ANNEXがオープンした。周囲にコストコ、IKEAがあり、シャトルバスで連絡している。 ららぽーと和泉 大阪府和泉市の阪和自動車道岸和田和泉インターチェンジ至近に2014年10月30日オープンした。JA全農ファーマーズ、ロフト、ZARA、H&M、ユニクロ、無印良品、エディオンなどが入居。コストコ和泉倉庫店と隣接している。 ららぽーと富士見 埼玉県富士見市の国道254号(富士見川越バイパス)沿い、富士見市役所向かいに2015年4月10日オープン。ヤオコー、TOHOシネマズ、東急ハンズ、ユザワヤ、リブロ、ノジマ、丸広百貨店、三越伊勢丹、京王百貨店の小型店などが入居する。店舗数は全店で2位で、北関東における旗艦店に位置付けられている。 ららぽーと海老名 神奈川県海老名市の海老名駅西口(JR海老名駅西口。参照)に2015年10月29日オープン。ロフト、無印良品、ロピア、GAP、GU、アカチャンホンポ、ノジマ、有隣堂などが入居。店舗面積40,200m2、駐車場台数:約1,800台、地上4階建て。 ららぽーとEXPOCITY 大阪府吹田市の大阪モノレール・万博記念公園駅から徒歩約2分にあるエキスポランド跡地にエンターテイメント複合施設を建設。「EXPOCITY」内に「ららぽーとEXPOCITY」のほか、「109シネマズ大阪エキスポシティ」、観覧車「REDHORSE OSAKA WHEEL」などが設置される。2015年11月19日開業。敷地面積は約172,000m2、店舗数は312店、店舗面積は約71,000m2、駐車台数は約4,100台。 ららぽーと立川立飛 東京都立川市の多摩都市モノレール・立飛駅前に2015年12月10日開業。株式会社立飛ホールディングスとの共同事業であり、敷地面積は約94,000m2、店舗数は約240店、店舗面積は約60,000m2、駐車台数は約3,200台。 ららぽーと湘南平塚 神奈川県平塚市の日産車体第一地区跡地に2016年10月6日開業。ラウンドワン、東急ハンズ、イトーヨーカ堂、カールスジュニア、フライングタイガーコペンハーゲン、チームラボなどが入居。敷地面積は約182,000m2、延床面積:約167,000m2、店舗面積:約61,000m2、店舗数:約250店、駐車場台数:約4,000台、商業施設棟:鉄骨造3階建、立体駐車場3棟:鉄骨造6階建。 ららぽーと名古屋みなとアクルス(プロジェクト名:名古屋市商業施設計画) 愛知県名古屋市港区の東邦ガス旧港明工場跡地および旧東邦理化港工場跡地に計画中の「みなとアクルス」に出店。2018年9月28日開業。敷地面積は約83,000m2、店舗数は217店、店舗面積は約54,600m2、駐車台数は約3,000台。 ららぽーと沼津 静岡県沼津市の沼津市立病院東側の市街化調整区域に2019年10月4日開業。店舗数は214店、駐車台数は3,600台。 ららぽーと愛知東郷 愛知県愛知郡東郷町(名古屋鉄道豊田線日進駅の南約2.2km)に2020年9月14日開業。敷地面積は約89,000m2、店舗数は201店、店舗面積は約63,900m2、駐車台数は3,900台。 ららぽーと上海金橋 中華人民共和国の上海市浦東新区金橋出口加工区に2021年4月28日開業。敷地面積は約43,000m2、店舗数は約180店、店舗面積は約55,000m2、駐車台数は約1,000台。中国初のららぽーとの店舗である。 ららぽーと ブキッ・ビンタン シティ センター マレーシアのクアラルンプール中心部、ブキッ・ビンタン地区に2022年1月20日開業。敷地面積は約41,800m2、店舗数は約400店、店舗面積は約82,600m2、駐車台数は約2,400台。東南アジア初のららぽーとの店舗である。 ららぽーと福岡 福岡県福岡市博多区那珂の福岡市中央卸売市場青果市場跡地に建設、九州地方では初出店となる。2022年4月25日に開業。 ララガーデン / ららテラス 「ららぽーと」などと比べて規模の小さいショッピングセンターの一部には「ララガーデン」や「ららテラス」の名称が付けられており、これらにも「三井ショッピングパーク」のブランドが冠されている。 LALAガーデンつくば(茨城県つくば市) ララガーデン春日部(埼玉県春日部市) ララガーデン川口(埼玉県川口市) ララガーデン長町(宮城県仙台市太白区) LaLaテラス南千住(東京都荒川区) ららテラス武蔵小杉(神奈川県川崎市中原区) (注)ラ・ラ・ガーデン(赤羽スズラン通り商店街:東京都北区)は三井ショッピングパークとの関わりが一切ない。 ララガーデンつくば ララガーデン春日部 ララガーデン川口 ララガーデン長町 ららテラス武蔵小杉
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